昨夜は中秋の名月。雲に隠される時間が長かったのですが、ベランダから虫めがね望遠鏡をはじめとする小さな望遠鏡でじっくり楽しみました。満月はクレータ等の詳細を見るというより全体を眺めて味わう方が良いので、接眼部のルーペを4倍、10倍、15倍と色々変えて眺めてみまし ...
ルーペを変えていろいろ楽しむ~虫メガネ望遠鏡
ダイソーで110円の虫メガネのレンズを使った望遠鏡の接眼部に3種類のルーペを使って色々なものを見てみました。接眼部は下の写真の3つ。右からダイソーで110円の4倍、アストロディア(時計)に付属の10倍、そしてネットで998円で購入した15倍です。最初に見たのは部屋の中に飾 ...
5cm反射で月面観察
口径2.5cmの虫メガネ望遠鏡で天体観察をした後5cmで月を観ると、シャープさや情報量の多さに驚きます。というわけで、今回は昨日、一昨日に没頭した月の写真を載せますね。まずは昨夜の虹の入り江付近月面北部(写真下方)の砂をばら撒いたような細かい地形がお気に入りです。 ...
虫メガネ望遠鏡でキラキラの昴を見る
小海では45cmと20cm重箱ドブとともに3連望遠鏡を持ち込み、皆さんと遊ぼうと思っています。なかでも虫メガネ望遠鏡はなかなか面白いので、是非見に来てください。(と言いながら出張の為に参加できない可能性が結構高いのですが、、。)昨夜は部屋の片隅に転がっていたルーペ ...
ソケット部の強度向上対策
いつも剛性の話をよくしますが、今回は強度(破壊防止)の話です。先日紹介したサランラップの芯を保持するためのソケット(上の写真の黄色い矢印)は芯を片持ちで支えるので、大きな曲げモーメントが作用します。これにより下の写真の黒矢印のように組んだ木片を分解するよ ...
3連望遠鏡赤道儀仕様
昨日紹介した3連望遠鏡を赤道儀に搭載してみました。これで別々の天体に望遠鏡を向けていてもしっかり追尾してくれます。ただ、接眼部が結構近いので3人同時に眺めるのは難しそうです。星フェスでは昼間に望遠鏡を覗いてもらうことも多いですよね。地上を見る時はこんな感じ ...
3連望遠鏡小海フェス仕様
サランラップの芯は3つの小型望遠鏡を自動追尾経緯台Az-GTiに載せる為のものでした。上の写真で最も大型の5cmF6反射をマーキンスのボール雲台に載せ、残り2つ(2.5cmF6反射と虫メガネ望遠鏡)はダイソーにて220円で購入した三脚に載せて芯に巻きつけています。小海フェス仕様 ...
超簡単な自作完了
サランラップの芯に穴をあけて廃材で組んだ矩形の中に入れ込んで自作は終了です。あとはこれを使って望遠鏡をセットするだけです。穴あけを雑にやっちまったので美しくないのですが、この部分は隠れるので問題なし。完成形は次回紹介します。結構ウケる自信あり。これは来月 ...
簡単な自作開始
望遠鏡の自作を頻繁にやっていると、使い切ったサランラップの芯が捨てられなくなります。これって剛性高くてとっても軽い。というわけで、サランラップの芯を使った超簡単な自作をしようと思っています。もちろん望遠鏡の鏡筒にするのではないですよ。何ができるのかお楽し ...
アンタレス食の時に伴星を見る
明後日、9/21はさそり座のアンタレスの月による掩蔽(俗に言うアンタレス食)が見られますね。恒星が月に隠される現象は結構頻繁にありますが、隠される対象が土星や木星のような派手な天体に比べてかなり地味です。その点ではプレヤデス星団やヒヤデス星団のように星が次々 ...
NFL Season Opener
今回の出張はNFL(アメリカンフットボール)の開幕戦と重なったのでスタジアムに出向いて観てきました。米国の4大スポーツ(野球、バスケ、フットボール、ホッケー)の一つであるNFLは最も人気があると言っても過言ではありません。その理由の一つが試合数の少なさです。年間16 ...
小さなNikon1で迫力あるホッケーの写真を撮る
シアトルに到着した日の夕方にWHL(Western Hockey League)のPre-Seasonゲームがありましたので、行ってきました。WHLについてはこのブログで何回か紹介していますが、世界最高峰のリーグであるNHLの下部組織で、15歳から20歳が所属するプロリーグです。まだ体ができていない ...
航空機内からiPhoneで星景写真
今回急な出張でしたが、何とか窓際の席が確保できたので、前回と同様にiPhoneで星景写真にチャレンジしました。その時に写したベストがこれ↓夜が明ける前のアラスカ上空での南東の空です。地上の雲が幻想的で良い感じですね。見えていたのはエリダヌス座とくじら座付近暗い ...
250倍で土星の観察~重箱ドブ
今日はベランダから重箱ドブで土星の観察をしました。主に用いたアイピースはStellavue 4mm、82°の250倍です。これまで5cmで見ることが多かったので20cmだと明るくて見やすいですね。カッシーニの空隙や本体の色のグラデーションなど容易にわかり美しかったです。惑星観察は ...
百均虫メガネ望遠鏡の作り方③
今回は接眼ユニットの製作方法です。この望遠鏡は対物ユニットを前後にスライドさせてピントを合わせますので接眼部に移動機構はありません。今回紹介しているのは対物レンズに1.6倍ルーペを2枚重ねた短焦点バージョン(倍率は2倍ちょっと)ですが、前玉を1枚減らして長い鏡筒 ...