昨日紹介した木製品は、組み立てると写真のような座面高さを自由に変えられる椅子になるのでした。
やっぱり椅子に座らなければ落ち着いた観察ができませんからね。

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組立は超簡単で、椅子の脚を開いて座面を上から前側の脚に差し込むだけ。
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前脚に対して座面を垂直にすると自由に一を変えることができ、手を放して座面を水平にすると固定されます。
現時点では前脚にはストッパを装備しておらず、摩擦のみで止めています。

杉のような柔らかくて強度の低い木材で体重を支えるのは心配だったので、座面を低くして強度試験を実施しました。
といっても椅子に腰かけて少しずつ体重を乗せて行くだけですけどね。

座った瞬間から軋み音が発生。どこから出ているのかと注意しながら負荷を増やしていくと体重の半分くらいをかけても椅子の座面が若干ふわふわした感じで剛性感なし(どこかが変形し続けている感じ)。
更に負荷を進めて全体重をかけ数秒経過したところで破壊音が発生し座面が落下しました。

壊れたのは座面右側支持部。見事にき裂が発生しています。
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次回からはこの破壊の現状把握、原因究明及び対策を紹介していきますね。
(まだ明確な対策案が無いので、ブログを書きながら考えていきます。)

重箱ドブのプロトタイプ(第一回試作品)の材料は全て破棄する予定でしたが、快適な星の観察の為の機材の試作品に活用することにしました。
何ができるのかは次回以降のお楽しみ。
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写真はその機材の運搬状態。全長は60cmで重量は800g。公園にドブを持って行く時は組み立てたドブの内部に入れる予定です。
木材にあいている穴はドブの試作の時に使ったものでこの機材には関係ありません。

新品の材料から製作しても1000円以下でできると思います。
明日は安全対策を考えます。壊れちゃうと危険なので。

昨夜は0時を過ぎるとすっきり晴れたので、公園に出かけて満月と星雲星団を眺めました。

まずは南中を過ぎた月。
欠け際である北東がよく見える秤動でもあったので端っこのクレーターが結構面白かったです。シーイングはあんまり良くなかったのですが。
普段はプラトーの北側などあまり注目しませんからね。
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月に飽きて東の空を観るとオリオンが顔を出していました。
ぎょしゃやスバルとかも肉眼でよくわかったのでこんな満月の夜に星雲星団の観察をしました。
M36, 37, 38, 42, 43, 45, 2重星団、NGC2169, リゲル、σOri。

東京(スカイツリーの南東)でも望遠鏡使えば結構見えますねえ。
45cmではいつも100倍以上で観ているので、50倍で観る星雲星団は新鮮でした。

で、特に良かったのは2重星団。
都会だから星数はあまり多くないのですが、夜でも充分バスケができるほど明るい公園では目の暗順応が進まず星の色が判って綺麗でした。やたら赤い星が目立つのです。

星の色を観るというのが都会の星の観察のテーマになるかも知れませんね。

昨夜は夕暮れに木星と土星を観察しました。
機材はもちろん重箱ドブ with キャリーボックス
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バネによるバランスシステムはアメリカンサイズの小さいアイピースしか成り立たないので、少し重いライカズーム(倍率は最大230倍)使用の場合は先日紹介した一脚によるサポートを追加しています。

一脚サポートは若干の慣れ(最適な足の長さやボール部のトラクションコントロールの設定)が必要ですが、230倍でも問題なく操作できます。キャリーボックスは望遠鏡を支えるには剛性不足。でも接眼部の揺れは地面直結の一脚が効果を発揮。

200倍を超えると模様がよく見えて楽しい。昨日はシーイングがあまり良くなく雲も頻繁にかかっていましたので、詳細把握はできませんでしたが、子供たちが遊んでいる楽しそうな声を聴きながら快適な惑星観察ができました。

重箱ドブはコンパクトかつ軽量ですが接眼部が低い為、低空の天体の観察が大変です。
そこで折り畳み式のキャリーボックスの上に載せて運用することにしました。
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上の写真が運搬及び天体観察状態。
一見無造作にボックス天板の上にドブを載せているだけのように見えますが、天板に穴をあけてドブの脚に取り付けた木ネジを入れて固定しています。
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上の写真の赤い矢印が木ネジで、黄色い矢印が天板の穴です。

これにより雑に振り回してもドブが落下することはありませんし、バネを使ったバランスシステムによる鏡筒転倒モーメントも問題となりません(ひっくり返ることはありません)。

キャリーボックスが軽量の為若干揺れますが、ドブも軽量ですし、揺れはすぐに収まるので大丈夫でしょう。
次に晴れたら公園で試してみます。

またまたチープな工作、スマホ・アダプタです。
先日製作したニコン1用のものに一つ部品を追加しました。
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上の写真の手前の部品です。

取付けた状態はこれ↓
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今日も月が見えていたので公園に行きましたが、雷雲がやって来たので、充分な観察ができずに撤収。
バスケのシュート練習をヘロヘロになるまでやりました。
現在はかなり強い雷雨になっています。

ところでバスケの世界選手権は残念でした。
サッカーのようにもっと海外に選手を出すべきという意見をネット上で見かけますが、米国には結構たくさんの日本人が行っているのですよ。
でもなかなか結果を出すことができてない、、。
アメリカは日本と文化やバスケが異なるし、何といっても英語が難しい。バスケはサッカーや野球と違って物凄く細かいコーチからの指示があるので、それを理解しなければプレイできない。
多くの渡米者はコミュニケーションのところで挫折しています。
私のシアトル駐在時、九州のとある県の代表チームが研修にやって来たのを観ましたが、言葉が通じず研修になっていないようでした。
それから米国の大学ってめちゃめちゃ金がかかります。州立大でも年に400万くらいかかっちゃう。私立だったらもっとです。
じゃあ米国以外だったら成功するか?
どうなんでしょうね?

先日製作した木製のコリメート撮影用アダプタに重い2インチのアイピースを嵌めて持ち上げても問題ありません。(写真は空中に持ち上げている様子を撮ったのですが、床が写っていないのでよくわかりませんね。すみません。)
黒いネジが写っていますが、それらはアダプタ同士をつなぐだけで、アイピースの固定には使っておらず摩擦のみで固定されています。
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木は面に力を加えられると若干縮みますが、反発力があって押し返します。その力によってアイピースをしっかり固定できるのです。スポッと嵌った感じが凄く気持ちいいです。

市販の金属製アダプタにはネジでアイピースを固定するところに薄い金属が入れてあり、その金属の剛性を利用してしっとりとしたアイピースの固定を達成していますね。
木製だとそのようなパーツ無しで大丈夫です。

木だと少しずつへたってくるので、その場合は上の写真の人差し指にあるように遮光シートを貼ってヘたった板厚分を補填します。

持ち運び・保管はアダプタをばらしても良いのですが、下の写真のように畳むこともできます。
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昨夜、コンデジP1000で撮影した月。

この月齢での見どころの一つである中央部のRima AriadaeusやRima Hyginus等はさすがに写っていませんが、カメラ一つでここまで見えるので、ファインダー覗くだけでも楽しいです。
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月の東側がこちらを向いているのでMare Crisium(危難の海)が丸いですね。
裏側にあるHirayamaクレータが見える秤動です。このカメラでは探すことができませんでしたが。

昨日は夕方に用事があり月や木星を観るには厳しい時刻になってしまったので、コンデジP1000とポタ赤、三脚だけ持って公園に行きました。

気流の状態からも先日惑星を撮影したものを超えそうになかったので、月だけ撮影。
その後東の空に輝くアンドロメダ座γ(アルマク)を見つけたので撮影してみました。
Andγ
色の再現はいま一つですが、綺麗に分離していますね。
離角が2秒そこそこのダブルダブルが分離しているので10秒のアルマクだったら当然ですよね。
これだけ綺麗に撮れることが判ったので、他の重星にもチャレンジしようと思います。

本日は快晴でかつ気流の状態良好!!
アンタレスの伴星が20cm100倍で楽勝で見えていました。
ですから月、惑星の何れも超面白かった。
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月は230倍まで上げると迫力満点。欠け際はもちろん、東端(上の写真で左側の方)もよく見えていました。
日本人の名前の地形であるRima Reikoも見えそうでしたが、Max230倍では拡大率不足。今度これくらいの月齢の時に45cmでチャレンジしようと思います。

木星は大赤斑が逆側に隠れようとしている時で、その後方のSEBの白斑を含んだ複雑な構造が興味深かったです。
気流が良いと20cmでもスケッチできないほどよく見えますねえ。

土星はカッシーニのコントラストが高くて気持ちいい!
衛星も4つ楽勝で見えて賑やかでした。

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月の写真は昨夜までに製作したコリメートアダプタによる記念写真。眼で見たほどは写っていませんが、様々な地形が見えていたことがおわかりになると思います。

チープな工作によるコリメート撮影用アダプターは総工作時間1時間と少しで完成しました(塗装の乾燥時間除く)。
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2つの四角形状の部品のそれぞれをカメラ及びアイピースに被せます。
固定はネジ等を用いず摩擦のみです。
アイピースである2インチのライカズームはしっかりしており、カメラのニコン1は軽量であるので、とても安定しています。
この剛性感はちょっとした自慢なので、是非触って頂きたいです。
材料費は300円ほど。埋め込みナットが最も高価でした。

昨夜の工作の続きです。

今日はサンディングを実施し、ライカズームにぴったり嵌るようにしました。
何を製作しているかわかりますよね?!

そう、コリメート撮影用アダプターです。
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撮影は眼視のついでの記念写真ですので、カメラの取付は簡単にしたい。カメラもアイピースも同じものを使いますので、汎用のアダプターでなく、このシステム専用にしています。
ここまでの製作時間は1時間弱。これからアセンブリと塗装を実施していきます。

先日重量軽減の為に外した2つの部品と一本30円の端材からチープな工作を始めました。
のこぎりで雑に切って木工ボンドで接着、、。
週末には完成予定です。
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今日は近所の公園に重箱ドブを持ち込み、低空の木星、土星の観察をしました。

このドブは架台を合わせても5kgちょっとなので、片手で持ち運べます。ですからもう片方の手でバスケットボールを持ってエクササイズもしてきました。

下の写真は観察風景。
備え付けのテーブルの上にドブを置いています。今日は浜風が強かったので、一脚による鏡筒サポートも設けました。
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月はかなり低空でしたが、気流の状態が良かった為、20cmの割には結構見えました。
安物のアイピースでのニコン1コリメート撮影結果がこれ↓

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以前よりも光軸を追い込んだので端までピントが合っています。

木星は近くのビルのすぐ上に見えていた為、ビルの屋上からの上昇気流の影響がありましたが、模様がめちゃめちゃ見えていました。ライカズーム with アッベバローの230倍で南北境界が濃い線となっているSEBや複雑な形のNEBが興味深かったです。
光軸をしっかり合わせると20cmでもよく見えますねえ。

土星はC環や本体の模様もよくわかり、衛星もTitanの他Rheaもくっきり見えていました。下のコリメート写真はショボいのですが、、。
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鳥人間コンテストに甥が参加していたので超久しぶりにテレビ放映を観ました。

 

人力部門の優勝チームであるBIRDMAN HOUSE伊賀の飛行中に映し出されたコックピット構造を見て超ビックリ!!

材料は不明ですが、NC(数値制御)による一体化削り出しで作られていました。

外表面は3次元コンターを持っていて、内面は非の打ち所がない骨組み配置とステップ加工。

主翼の骨組みや外板も超高精度な型で成型しているのでしょう。


↓この写真は記事と無関係です。
写真が無いと寂しいので、シアトルの博物館で撮ったものを載せました。
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夜な夜な手作りで頑張っていた大学生達の工作とは、精度が1桁以上違っていると思いました。

1桁というのは手作りではせいぜい10分の1mmのオーダーでしか寸法をコントロールできないのに対し、超高精度NCでは100分の1ミリ以下のレベルまでのコントロールが可能ということです。

これによりプロペラや主翼を理想的な形状にすることができ、徹底的な重量重心の管理とドラッグ(抵抗)の最小化及び効率的な推進力の確保が可能になります。

また、パイロットの姿勢や漕ぐ姿からも人間工学に基づいた超効率的な設計が反映されていることが判ります。

ですからコックピットが映し出された瞬間に優勝が約束されていることを確信しました。

 

パイロットの体力や操縦能力も優れているのでしょうが、超優秀な空力屋、構造屋、メカ屋(飛行制御とペダルを漕ぐ力→プロペラ推進力への効率的な変換等)の知力を結集し、金と時間を費やした成果だと思います。

ここで超優秀というのは優れた製品を作り続けて世界の会社と勝負しているプロという意味です。モノを売っていない大学生とは次元が違います。

 

このチームは何者?と思って調べたら資本金500億円の工作機械メーカーじゃないですか。

しかも工作機械の中でも最も高い精度が必要な航空機エンジンに関するものも製造している、、。
製作はその会社の機械を使ったとのことですが、設計から製造まで普通の会社に発注したらおそらく1億円は下らないでしょう。

(コックピットパネルの価格だけでも数百万円ではすまない筈です)

でも広告費と考えたら安いかな??

 
放映を見て感動した人も多かったようですが、私は素人相手に大人げない連中だと思いました。まあ、頑張ったことは認めますけどね。

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