今日もネットでNHKの見逃し配信を見続け、ようやく先ほど主な競技の観戦が終了しました。

さて、写真は以前から紹介している木製製品4点セット。
45cmドブ、椅子、アイピースケースに主鏡運搬ボックスです。
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椅子とアイピースケースは米国ミシガン州のRon Burrows氏によるもので、私の父が製作したドブと主鏡運搬ケースの仕上げと同じになるように彼と相談して作ってもらいました。

椅子は見た目がユニークなのに加えて、たたむと乗用車の後部座席の足元等に積み込むことができますのでとても気に入っています。

観察時はこんな感じです。(モデルは私の長男)
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この椅子の昇り降りは慣れないとかなり大変です。

座る手順は、、。

①ドブの接眼部が左に来るように立ってから椅子の上部を右手で掴む。
②右足を足掛けの中央に載せ、左足で地面を蹴る。
③身体をドブに正対するように身体を捻りながら座る。

この時、頭が座面の上方から外れると椅子が倒れそうになりますので、椅子の微妙な動きを感じながら自分の身体を棒のようにして重心コントロールする必要があります。
しかも身体がドブに触れてはいけないのです。

これには脚力と体幹の強さが要求されます。加えて椅子が揺れても躊躇せずに続けるという思い切りも重要です。

最初の写真に示した自宅で星を眺める時は、座面が2階に設けられたバルコニの手摺より高くなることがあるため、椅子から落ちると3m以上下にの地面に落下してしまいます。(星の観察も命がけ)


先日のTNG遠征では天体写真を撮られている方が、何度か私の近くに寄ってきて覗きたそうにしていました。
しかし申し訳ないのですが全て無視しました。椅子から落ちて怪我でもされたら困りますからね、、。


かなり危険な椅子ですが、私は一つの天体を数十分間以上見続けるので、一旦座ると快適なこの椅子は手放せません。