アイソン彗星は急増光して肉眼彗星になったようですね。太陽のコロナの中を通り過ぎても生き残ってくれると良いのですが、、。もっとも私が住むシアトルは雨季に入っているので、拝むことは難しそうですが、、。
さて、下の写真は2日目の昼頃撮影した双望会のシンボル"Big Bino"です。毎年少しずつ改良が加えられて見え味、操作性が向上しています。
イメージ 1
 
背景の空をご覧になればわかりますように、天気はいまひとつぱっとしません。夕方には雲も薄くなりましたが、雲が切れている場所は一箇所もありませんでした。
私は翌朝早く帰宅せねばならない為、明るいうちに望遠鏡の撤収。2日目から来られた方は、望遠鏡が芝生広場から減っていく様子を見て悲しい気持ちになるようで、大変申し訳なかったのですが、片付けさせて頂きました。
そして夕食後は様々な場所で宴会開催です。私もいつもの東海村で色々と頂きました。(差し入れは食堂の方に置いてきた為、手ぶらでの参加、申し訳ありませんでした。)
天気予報では夜半過ぎに雲が切れるとのことでしたので、時折空の様子を確認しますが、カペラがようやく見えるていど、、。
2時ごろでしたか、星が複数見え始めたので、Tシャツにトレーナという昼間の格好のまま外へ飛び出し、外におられたCivetさん、大森さん、かつさんらと幾つかの天体を楽しみました。(そんなに寒くありませんでした)
 
[星空観察4]
2日目の木星は薄雲越しでしたが、ベルトが何本か見えました。(50cmでも15cm級の像)
二重星団の中のチブル星人をみるべく探しますが、雲に阻まれ断念。
次に観たのがM42というよりトラペジウム!星雲の部分は地球の雲のために観ることができず、、。
空を見ているとM35, M36/37/38、M52、ハッブルの変光星雲あたりの雲が一瞬切れましたので、急いで導入しようとしますが、望遠鏡を向けると雲が邪魔をする、、。
それでは、とCivetさんとの間で盛り上がっているNGC1662バトルクルーザを導入して頂き私は感動するも他の方々は???でいっぱいのよう。慌ててiPhoneでバトルクルーザの写真を見せるが反応はいまひとつでした。
観るものがなくなってきたので、ひとつだけ輝いているリゲルに40cmを向けてもらいましたが、この空では10cmでも楽勝であるはずの伴星が分かり難い、、。私は運よく何とか見つけましたが、雲に邪魔され見れなかった人もいたようですみませんでした。
 
2008年の第1回双望会でも2日目にこのような空になりましたが、しのはらさんやちゃっきりさんらと執念の観望。
いつでも観ることができる天体をわざわざ条件の悪い時に大望遠鏡で見ることもないのですが、この逆境下で何が見えるのかと考えるだけで妙にHighになっちゃうのです。