今週のDeep Sky forumのObject of the Weekは大熊座のNGC3077銀河から10分離れたところにあるダブルクエーサー(QSO 0957+561)です。
以前に私のホームページでも紹介しましたが、この天体までの距離は78億光年で、宇宙の果てまでの3分の2です(もっと遠いという説もあります。)
2つのクエーサーは全く同じ形をしており、一つが変化すると417日遅れてもう一つが変わります。実際は一つのクエーサーから放たれた光が我々との間にある強い重力を持つ銀河(重力レンズ)によって多重のイメージに分解され、その一つが他よりも遠回りして我々に到着しているとのことです。
とても興味深い現象ですね(何十億年も前に出てきた光が僅か417日の時間差で届くというのがリアルな感じで、光に対して親近感が沸きます)。
イメージ 1
 
光度17.3等と17.4等、離角は6.2”とのことで、小望遠鏡では観ることができませんが、テキサススターパーティのチャレンジングオブジェクトになっておりますので、40cm以上の望遠鏡をお持ちの方はチャレンジしてみてください。
 
ドイツのUweさんによると「16インチ515倍では最微光星6.5等の空でそらし目で明確にわかったが分離せず。ただの恒星のよう。」とのこと。
また、空、特に透明度が良ければ16-18インチでダブル・クエーサであることが確認できるとのことです。
 
27インチでパーフェクトなコンディション(最微光星7等+)だったらそらし目なしで2つのクエーサの間に充分な隙間が見えるそうです。
 
近くのNGC3079という銀河は印象的で面白い形をしていますので、それを見たついでにどうぞ!
 
ところでソチオリンピックが終わっちゃいましたね。キムユナが2位になったことに対して知り合いの韓国人がめちゃめちゃ怒っていました。(判定に不正があった!!とのこと)