今回はOSP Observig AwardのBeginner's Listを省略してIntermediate(中級) Listを紹介します。
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これは20cmクラスの望遠鏡が対象で全27天体中16天体を観察するとPINバッジがもらえます。

ET星団、NGC663、NGC6946(上表でははくちょう座所属になっていましたがケフェウス座と呼ばれることが多いですよね)等を除くと結構地味で、日本でもあまり紹介されないものが多いですね。
NSOG(Night Sky Observer's Guide)の評価も☆☆☆が多く、Baby EskimoやBlueRacquetballのようにユニークなニックネームが無ければあまり積極的に観にいかないと思います。

上表にはWilliam Herschelが6インチの望遠鏡で観察した天体をリスト化したHerschel 400天体が14個含まれており、それに分離がやや困難なうお座α(アルレシャ)を除く2重星を加えれば15cmクラスでも余裕でPINバッジに手が届くでしょう。ただ、2重星の場合は北を上にして、PA(Position Angle)をしっかり表現しなければなりませんが。

このリストの中で私の一番のお奨めはBlue Raquetballです。これは別名Emerald Nebulaと呼ばれ大変色が美しいです。
Baby Eskimoも空の良いところで30cm以上で観ると15cmで観たエスキモー星雲のように見えて面白いです。しかもこれは一年中見えますので、双望会で皆さんに紹介したことがあります。
それからIC4997。これはNSOGで☆ひとつの惑星状星雲で大きさが2"しかありません。興味深いものではありませんが暇だったらチャレンジしてみてください。