さて今回は大口径の望遠鏡をお持ちの方お待ちかねのObserving Award Advanced Levelです。
リストは4つのグループに分かれており、まずはGroup1と2を説明いたします。

Group1: M101の中のNGC天体
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標題の通り、M101の中に存在するNGC天体を10個見つけよというものです。上記写真はNASAのDSS画像を基にS&Tに以前に載っていた情報を書き込んでみたものです。
私はこれまで5つくらい同定したことがありますが、10個はまだなので、写真を片手にChrisの1mで見せてもらおうと思っています。OSPの主催者も写真を見ながら同定し、コメントを書き込む方法が確実で良いと言っていました。Chrisの望遠鏡はフィルタースライダーも付いていますので、これは容易にできそうな気がします。

Group2: Hickson天体(HCG84、92、79)
Group2の一つ目はHCG84というこぐま座のNGC6217銀河の近くにあるコンパクト・ギャラクシー・グループの中から4つ観察し、以下の写真でBと示している銀河(PGC58873)のDark Liftを捕らえよというものです。
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因みに上の写真で最も明るいのが15.4等のAで大きさが0.7'x0.4'。4つ目に明るいのは17.2等級になります。PGC58873は16.5等でサイズが0.6'x0.2'。Dark Liftなんてわかるのかな?
HCGやARPの観察で有名なAlvin Hueyは彼の著書でNELM(Nakid Eye Limited Magnitude)が6.8等、透明度が8/10の空で22インチ、528倍(ラジアン5mm)で明るい3つを確認し、888倍(ラジアン3mm)で残りの17等級台の3つを見たと述べています。
40インチでしたら大丈夫でしょうが、透明度次第でしょうね。私はまだ挑戦したことがないので楽しみです。


Group2の2つ目はお馴染みステファンの5つ子とその近くにあるNGC7320C(下の写真の矢印の先)を見よというものです。
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Alivinは22インチ528倍の直視で全体の観察時間の50%に渡って全てを確認でき、そらし目だとずっと確認できたそうです。その時のNELMは6.5等、透明度は7/10です。
2011年にChrisの40インチでこれを見たとき、腕が楽勝でしたので、これは問題なくいけるでしょうね。Alivinは6インチでNGC7320Cを除くステファンの5つ子を観察できたというので、私もシャキールの12インチでどこまで見えるのか挑戦するつもりです。

Group2の最後はセイファートの6つ子(HCG79)を全て観察することとなっています。
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今回掲載した写真は全て15'x15'をカバーしております。15'の視野はニンジャ40cmをお持ちの方でしたらイーソスの6mmにバーローレンズを加えたくらいになります。狭いですよね。
このHCG79は14.8等~16.7等です。Alvinは22インチの881倍で観察に成功していますが、2011年のOSPでの講演の時に彼の成功は10回位チャレンジした結果だったと言っていました。私は4回ほど18インチでチャレンジしていますが、良い空にめぐり合っていない為、まだ3つしか確認できていません。(倍率も300倍程度までしか上げていないので)

Alvinは99%のHCGを16インチで見ることができると豪語しておりますので、皆さんもチャレンジしてみてください。
位置はiPhoneアプリのStarmap Proでわかりますし、写真のイメージもDS Browserで見ることができます。