オレゴン・スター・パーティで外せないのがChrisです。今年は落雷による山火事が大規模に発生した為、一時は行くのを止めると言ってましたが、結局は日曜から丸一週間現地に滞在していました。
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上の写真で顔が赤く光っている人がChrisです。
彼は最近ドブにベアリングを追加しました。その結果、動きはスーパースムーズ。理想的な動きです。以前は望遠鏡を動かそうとすると脚立から落ちそうになることがありましたが、そういった心配はありませんでした。
ただ、昼間に強風が吹いた時に風見鶏状態になっていたのを見て、皆驚いていました。長さが5mもある風見鶏なんて恐ろしすぎます。

さて今回も彼に頼んで色々な天体を見せて貰いました。
まずはNGC5985付近。彼から全く説明がなかったのですが、覗いた瞬間にりゅう座トリプレットであることが判りました。
さすが1mドブ。3つとも明るいなあなんて思っていると、視野を右に振れとの指示があり「新たな銀河が見えるだろう。」と言っています。それは私が以前に私のHPでも紹介した、りゅう座トリプレットの隣にある4つ目の銀河であるNGC5976なのでした。この銀河、15等級位なのにとても明るく形もよくわかります。素晴らしい。
しばらく見入っていると視野を左上に振れとの指示が、、。彼はタブレットに今見えている視野が表示されるようにしているのでした。
彼の導きにより5つ目の天体であるNGC5989を無事捕獲。NGC5989はそれほど暗くないけど小さいので見逃してしまいがちです。教えてくれてありがとう。

彼はこんな感じで他の人にも天体を見せていたのですが、あまりに地味すぎて、初心者のシャキールとかには不評でした。

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幾つかの天体を見ているとOSPのプレジデントが10名くらいの人を連れてやってきました。Night Telescope Walk Aboutです。これは昼の間に申し込みをした人たちが主催者に連れられて色々な人の望遠鏡を覗かせてもらうというプログラムです。
天体観察にあまり馴染みのない人たちにとって、初めて会った人に覗かせてと頼むのは難しいですよね。ですからこのような試みはとても良いと思います。(Chrisには事前に人を連れてくるといったオファーがあったようです)。
Chrisが皆に見せたのはM33。しかも様々なフィルターを使ってM33の中の天体を観たらどうだと言っていました。でもこれって今年のOSPのLevel3(Advanced Level)じゃないですか?
ですから大きな歓声が上がるわけでもなく静かにChrisのところでの観察が進みました。下の写真は鏡筒内部のフィルタースライダーを示しています。フィルターが2インチだとは思えませんね。
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今回のChrisの望遠鏡での一番はステファンの五つ子+NGC7320Cです。五つ子は各腕が見え、16等級の7320Cもそらし目など必要なく見えていました。地味だけど凄かったです。