今回はOSPのTelescope Walk Aboutという機材紹介にエントリーしていたいくつかのドブを紹介します。
Telescope Walk Aboutというのは自己申告制で毎年5つくらいしか紹介されません。したがって必ずしも皆が印象に残ったというわけでもないのですが、説明をしっかり聞く良いチャンスでしたので、記録に残しておきました。

一つ目は10歳の女の子が3年かけて製作したという6インチドブソニアン。架台のスマイルマークや筒先のシャワーキャップの色ととかも自分で考えて作ったとのこと。凄いですね。
説明の仕方が少々おませだったので、大人から厳しい質問が、、。「コリメーションってどうやってするの?」。
これには流石に答えることができず、向こう側のボールテレスコープを製作したお父さんに任せていました。
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で、向こう側のお父さんのドブは蓋を開けて写真三脚で作ったバーを引き上げるだけでほぼ組立完了。
ミラーボックスがビリヤードの8番だと知ると皆口々に"Eight Ball ! Cool !"と言っていました。
お洒落ですねえ!!

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次は70cmドブを製作したHawardの8inchドブ。軽くて座ってゆっくり観れるものが欲しくて製作したとのことです。
最近の米国での機材紹介は軽さをアピールする為に片手で鏡筒を持ち上げることが多いです。
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架台の狭い棚には何を入れるのかと思っていたら、老眼鏡をしまうのだと、、。星図を見る時にかけた老眼鏡はしまう所が無いとなくしちゃいますからね、、。大きく頷いたあなたはシニア世代??(私はまだ老眼鏡とは無縁ですよ。)

彼はこれを将来的にはトラベルスコープにしたいと言っていました。
その時突込み好きのDan Gray(もう一台の70cmオーナー)が一言!「棚には靴下や下着が入れられるから良いよねえ」

3台目は仙人のような顎鬚が素敵な人(名前は忘れた)のドブ。箱の状態から引き上げて、片手で一本ずつバーを取り付ければ良いそうで、バーの下部取り付け構造に工夫がしてあるそうです。(すみません、しっかり聞いていなかったので、レポートできません。)

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最後は世の中にウルトラ・ライト・ドブを広めた人として米国では有名なMel Bartelsの木製ドブ。
15年位前から彼は彼のウェブサイトで軽量化ドブの紹介をしてきました。私はその紹介を見なければ自分のドブを作っていなかったかもしれません。私にとっても世の中の金属製軽量化ドブメーカーにとっても重要な人だと思っています。
彼も軽さをアピールする為に持ち上げていますね。
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これまであれだけ軽量化したトラスドブを紹介してきた彼ですが、これからはチューブ式+短焦点ミラーの時代だと言っていました。P2(パラコア2)を用いればFが3.0くらいの鏡でも問題なく、取り回しも簡単。でもFの短い鏡は光軸にセンシティブなので、トラスでは剛性が低く天体の高度によって光軸が若干ずれる。だからこれからのトレンドはチューブ式なんだと、、。(安易なテンションワイヤー式や4本バー式ドブへの警鐘かもしれません)
私のトラスドブも組立後3~4時間後に増し締めし、光軸を見直します。動かしているうちに結合部が少し緩くなりますからね。ですからチューブ式の方が良いという彼の意見には賛成です。まあ光軸を追い込む程度によりますけどね。

Melさんは私達の車の隣に後からやってきたのですが、車を駐車スペースに止める為に誘導していた我々に対し、「そこにある草木を車で轢きたくないので、君達の誘導には従えない」とのこと。彼は自分で考えて車を動かし、我々が誘導した時よりも遥かに多い数の草木を轢き、奥さんやシャキールたちが苦笑していました。
とぼけたおっさんだと思っていたら、その人がMelと聞いて驚きました。