明日(1/10)、我がSeattle Seahawks(アメフト)のプレイオフが行われます。
勝てばあと一勝で2年連続のシーパーボウル出場!!
 
それに先立ち昨日にワシントン大学とPNSN(Pacific Northwest Seismic Network:太平洋岸北西部地震ネットワーク)が、試合会場のCenturylink Fieldに3個の地震計を設置しました。
 
きっかけは2011年のニューオリンズとシアトルのプレイオフでのMarshawn Lynchの67ヤードのタッチダウン・ラン。
その時、競技場近くの地震計で計測された振動がかなり大きかったとのこと。
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上のグラフの縦軸が振動レベルで横軸が時間です。Lynch選手がボールを持ってからディフェンスラインを突破し、相手を突き飛ばしながらエンドゾーン(タッチダウン)まで行く15秒ほどの間にかなりの振動が発生しています。
 
その時のビデオ映像のリンクを以下に示します。
 
 
実は私もその時競技場にいました。前年度の覇者に4点差に追い上げられて嫌なムードになっていたところでの超ビッグプレイ!!今でも語り継がれるほど大興奮のシーンでした。
 
その後、昨年のプレイオフでも凄い振動が計測された(その時も私は会場にいました)為、人々の動きと建物や地面の揺れとの関係を解析しようということになったようです。
 
明日の試合中の揺れはリアルタイムモニターで誰でも見れるようにするらしいので、私もテレビで試合を見ながら揺れの状況も確認しようと思っています。
 
本件の真の目的は、地震に関心が低いシアトルの人たちの意識改革のようですが、なかなか面白そうです。
 
なお、振動そのものは大学のアメフト又はバスケットボールの方が大きいです。大学のファンは試合中ずっと立って飛び跳ね続けていますし、ワシントン大学の競技場が振動で壊れたことがあるほどですので。(大学よりプロの方が人気があるので今回の調査はプロを対象にしたのでしょう。)