今年もようやくTSPのObserving Programの対象が発表になりました。

最も難しいAdvanced Levelの課題はMarkarian Galaxies(Markarian Chainではありません)。

これは特に強い紫外線を放出している銀河であり、1963年にアルメニアのBenjamin Markarianが調査をはじめ、現在1500個がカタログ化されているものだそうです。

下の写真はその中のMrk171a/bで、別名NGC3690又はARP299です。この銀河の場合はどれも同じものを差しているようですが、ものによってはHostがNGCでMarkarianがその一部になっていたりするので、Markarianのことを紹介している英語の論文を読んで同定する必要があります。
イメージ 1
論文は天体毎に作成されているので、今回の課題である20個のMarkarian Galaxyを同定するには、事前に20もの論文をネットで見つけて読む必要があります。

おそらくこの課題を出した人は単なる宝探しをさせたいのではなく、Markarian Galaxiesに対する知識を得て愛着を持ってもらうのが目的なのでしょう。

う〜ん、深いです。
13等級台のものもかなりありますから、30cmレベルでも達成できるかもしれません。
私には土曜に講演があるので、その準備最優先で、もし時間ができたら土曜の夜に挑戦するのも良いかと思っています。

Advanced Programのピン・バッジ、憧れです。

と、書いた後でしっかりルールを読んだら、、。
the Active Galactic Nuclei (AGN) or Starburst feature within the galaxyを確認せよとのことでした。単にNGC天体を見つけるだけじゃダメで、しかも一つの天体につき3回は確認するようにとのことでした。30インチ以上の望遠鏡と忍耐力も必要ですね。