私のプレゼンを見に来てくれた人たちの多くは常連又はスタッフ(かなり本気度の高いマニア)だったようです。
さて、TSPのサマリーを兼ねてTSPとオレゴン・スター・パーティ(OSP)と双望会を比較してみようと思います。あくまで私の主観によるものですので、あまり本気にしないでくださいね。

まずは気になる空の状況。
私が今まで最も凄いと感じたのはブラジル・サンパウロ州北部の山奥で見た空で、あまりの天の川の広さ、シーイングが良すぎて全く瞬かない星の輝きに驚くとともに宇宙に投げ出された感じで怖いとさえ思いました。
これを10.0とするとTSPは9.0ですね。
下の写真は地平線から顔を出したばかりの天の川を24mmF3.2、ISO6400で3分露出したものです。今回初めてポタ赤を使ったので、これまでのOSPとかよりクオリティが飛躍的に向上しています。撮影後ノイズリダクションをかけて若干のトーンカーブ調整とコントラスト調整をしました。
イメージ 1
ひっきりなしにかなり明るい稲光があったため、地平線上はかなり明るくなっていますが、暗黒星雲の写りが結構良いですよね。
上記スケールでOSPは8.0です。これまで参加した2回とも山火事の影響があり、ベストではなかったようですが、、。
OSPでは絞り1.4開放で30秒露出の写真を多く撮りました。絞りと露光時間の関係から上記写真はほぼOSPでの固定撮影と同じくらいの露出になります。

一方双望会開催地の御園は明け方の空の良い時で6.0くらいでしょうか。私の感覚では乗鞍や御嶽、しらびそは御園よりかなり良いのですが、OSPには及ばず7.0ですね。

この7.0と9.0との違いについては後日紹介します。ところで東京等の都心部のこのスケールによる評価値は0ではありません。あくまで星の綺麗なサイトの10.0に対する満足度みたいな感じです。

次はパーティの方向性。
双望会は双眼鏡・望遠鏡サミットが前身ですので、機材に関する関心が強いのが特徴だと思います。宴会じゃなくて情報交換のための交流も結構盛んですが、、。

OSPはプレジデントの性格なのか地域性なのか様々なイベント、特に子供たちが喜びそうな昼の遊びや夜の天文教室みたいなものが’充実しています。
参加者はDeepな星の観察をする人、自作マニア等多彩です。

TSPはイベントがたくさんありますが、どちらかというとDeepなマニア向けのものが多く、子供や奥さんたちは現地やその周辺施設(テニスコート、バスケットボールコート、プール)で適当に遊んでね。って感じです。大きな天文台ツアー、観光ツアーも開催されています。

比較の最後はパーティをけん引している人たちです。スタッフではなく、パーティの代表者としてふさわしいBig Nameのことです。

双望会はもちろんBig Binoの服部氏。
OSPはウルトラ・ライト・ドブ生みの親のMel Bartels。OSPに自作機材が多いのもうなずけます。
TSPは48inchドブを所有しており会場から車で10分のところに住んでいるJimi Lowreyという人です。彼を中心としたDeepなコミュニティがテキサスにあり、そのメンバーの参加も多いようです。それから彼らは私のブログでも紹介したDeep Sky Forumで世界中の人と対話しており、今回参加のイギリス人たちもForumを見ていたようです。
上記情報は現地で色々な人に教えてもらいました。

このような比較から次回OSPにプレゼンできたらもう少し良い反応があるのではないかと思いました。

次回からはTSPでの出来事等についていろいろ書いていきます。