昨夜、久々に気ままな人たちと星の観察をしました。
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出かけたのは岐阜県M森。4~5年ぶりです。自宅から45分と近く、綺麗なトイレがあってとても静かという素晴らしい場所です。空はそこそこです。
いつものように浪人生の長男が車まで重い機材を運んでくれました。ありがたいことです。
写真はNikon1に18mmF1.8を付けて椅子の上に置いて撮ったものです。三脚を使っていないので細かい構図設定ができませんでした。

現地には22時前に到着。気ままな星仲間の中で若手と呼ばれるなぶせさん、Zgeさん、梢さんもほぼ同時に到着し、10cmフローライト、20cmドブ、30cmドブを並べて星の観察開始しました。
私は組み立てに少し時間がかかるのでゆっくり組み立てながら皆さんの望遠鏡を覗かせてもらいました。
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最初は月と土星。シーイングは良くも悪くもなくといったところでしょうか。なぶせさんの10cmフローライトでカッシーニはもちろん、C環やタイタン以外の2つの衛星、本体の幾筋もの模様もしっかり見ることができました。う〜ん、素晴らしい筒です。

空は予報と異なり快星。大きな月が眩しかったです。そんな中、Zgeさんが20cmで明るいメシエを次々に導入してくれて、視野内の明るさを落とすために150倍以上の比較的高倍率で見せてくれました。
45㎝に比べると光量は不足していますが、球状星団がしっかり分解しておりこれまた素晴らしい眺め。

45㎝が組み上がると北西~北の天体を中心に観察開始。ほんとはおとめ座やかみのけ座あたりのヒクソン天体を観たかったのですが、月が居座っていたので断念。
まずはG村では何故か牛飼いの糞と呼ばれていたHCG68から、、。
こんな月明かりの中で銀河を観るのか?と疑問に思う方も多いでしょうが、
やっぱり私は銀河です、、。
11等級台の3つは容易に確認できました。そしてAlvinのスケッチを参考にしながら残り2つ(14等級台)もGet! 視直径が小さいと天の川が見えないようなコンディションでも14等級が見えちゃいますね。
続いて観たのがNGC6217。こぐま座の銀河で一年中見えます。S字の渦巻き銀河ですけど明るい核と淡い円盤状しか確認できませんでした。

それからりゅう座のキャッツアイの近くにあるNGC6503。視直径7分の見応えのある銀河、、。
他に見たのはNGC7331とHCG92(ステファン・クインテット)です。
7331の伴銀河は2個明瞭に確認。残り2つはそらし眼ぎりぎり。HCG92は3つは楽なのですが、残り2つはそらし眼で何とか確認できました。これを観るころには天の川が結構はっきり見えていました。

惑星状星雲も面白かった。キャッツアイ、土星状星雲、瞬かない瞬き星雲、ブルースノーボール、ブルーフラッシュにわし座のNGC6871。なかでも特に良かったのがキャッツアイ(中心星と二重構造がくっきり)とブルーフラッシュ、NGC6871ですね。ライカズーム230倍で詳細を見るのが楽しかったです。
梢さんもブルーフラッシュが気に入っていたようでした。
彼女は星の観察初心者とのことでしたが、等倍ファインダで30cmドブに次々に天体を導入していて驚きました。特にNGC6871は私より早く導入していて負けちゃった気分。(競争ではありませんが)

散開星団のうちM71は45cmが面白かったけど、他はZgeさんのドブの方がらしく見えて良かったです。

それから北極星にかなり接近したラブジョイ彗星も観ました。ずいぶん暗くなりましたねえ。でもまだまだ彗星らしい形状をしています。

今回観たメシエは以下の通り。皆さんの力も借りて結構たくさん観ることができました。中でも良かったのはM17 with UHCとM56ですね。
M2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,20,21,22,23,24,25,27,28,31,32,52,56,57,71,92。

薄明は3時過ぎ頃、約5時間、トイレにも行かずに星を観まくりました。以前と同様Starmap ProやDeep Sky Browser、AlvinのBook等が活躍しました。

締めはなぶせさんが情報をつかんでいたISS。すっかり明るくなってからの登場でしたが、3人とも自分の望遠鏡で追跡して楽しんでいたようでした。(私は肉眼で観ました。)

で、当夜の一番はわし座のNGC6871。やっぱり天の川の中の天体は賑やかで面白いです。