先ほどUSAコーチのエリスとMFのホリデイを迎えてPress Conference(記者会見)がありました。
写真はナイジェリア戦のエリスコーチ(黒いウェアを着ているコーチの中で前に出ている人)です。
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そのなかで興味深かったものを以下に示します。
早口で喋っていたのを軽く聞き流しただけなので、間違っていたらごめんなさい。

記者「準備状況は?」
エリス「一年前からしっかりやって来ている。皆自信を持ち、互いに信頼している。」

記者「日本の最近の2試合は必ずしも良くないが、そこから学んだことは」
エリス「ディフェンスによる圧力をかけ90分間追いかけまくるという戦術で行こうと思う。」

記者「朝の佐々木監督の会見でUSAが日本を成長させてくれたと言っているが、、。」
エリス「日本は技術的にも戦略的にも成長しているので尊敬できる。明日はエキサイティングな試合になるだろう。」

記者「私は日本人記者だが、USAは2011年のリベンジの他に決勝に向けての大きなモチベーションはあるのか?」
エリス「過去は過去。2011年のことは関係ない。我々はチャンピオンになるという大きなモチベーションがあるだけだ。」

記者「私も日本の記者(Fujiの記者?)だが、USAチームは2011年からどれだけ変わったのか?」
エリス「だから過去のことは関係ないと言っているでしょう!!今のチームは2011年とは異なるチーム。」

記者「エリスは何をしてきたのか?」
エリス「私は選手がやりやすいように環境を整えてきた。選手は常に成長している。」

記者「選手は今晩何するの?(笑)」
ホリデイ「夕食食べてミーティングして、カードゲームもするかな?!まあ明日に向けての準備をするだけだ」


といった感じ。日本の記者が2011年にこだわっているのを観たTVの解説者の一人がが、「みんな2011年のことばかり言っていて耳障り(Noisy)だ。」と不快感を示したのが印象的でした。
こちらでは2011年のリベンジより、世界ランク1位のドイツを決勝で倒して優勝したかったという人が多いようです。

解説者の一人はこれまでチャンスがあれば勝ちたいと謙虚な日本人が多かったように思うが、今回は絶対に勝つ!カップは渡さないと言っているのに驚いた。日本人も変わって来たねと言っていました。
それから日本はコンパクトに三角形の陣形を作りながらパス交換してあっという間にシュートにまで持って行くところが怖い。とも言っていました。

ところで鮫島がアレックス・モーガンは左足でしか蹴らないと言っていたという記事が出回っていましたが、私の以前の報告にもあるように先日右足でシュートをしっかり決めましたよ。スポーツ記者だったらそれくらいのこと知っていてほしいな。