渡嘉敷選手がアジア大会優勝と大会MVPという素晴らしい成績とともにシアトルに戻ってきました。

試合前の練習時にはチームのCEOであるAlishaが彼女に花束贈呈!
多くのファンが彼女を祝福していました。渡嘉敷からの一言が聴きたくてAlishaが何度も彼女に近づいたり離れたりしますが、残念ながら渡嘉敷は頭を下げるだけで何も言えず、、。
準備しておいて欲しかったな。
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今回は会場に広角レンズ(with Nikon1)を持って行ったので全体がわかる写真を載せましょう。
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観客席からコートまでが大変近いので一体感があって盛り上がります。
今回の私の席からの眺めは、、。
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私の前は5席のみ。一番前の席は見やすいのですが、2番目以降は前の人の頭が邪魔になるので、5~10番目くらいが一番いい感じです。

さて、試合の方は、、。渡嘉敷はもちろんスターティングメンバー。
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スタートの5人のみ対象のメンバー紹介も慣れてきました。

ウェスタン・カンファレンス首位のミネソタとの対戦でしたが、既にレギュラーシーズンの順位が確定しており消化試合でしたので、オリンピック代表のような選手は一切出場しませんでした。ですから盛り上がりには欠けていましたが、逆にチャンスをもらった若手が素晴らしい集中力で頑張っていました。

渡嘉敷はアジア大会で自信を付けた様子で、マッチアップしてきた190cmのBrunson(11年目のベテラン)に対して果敢に一対一を仕掛けて得点するとともに、ディフェンスではチャージングをもらうような積極的な動きをしていました。
オールスタークラスにはまだ歯が立たないのですが、米国の中堅どころには互角以上に戦えています。
課題のリバウンドも何度も跳ぶようになり、ディフェンスのヘルプもうまくやれていて、今回の米国滞在で特にディフェンスに自信を持ったと思います。
それからバック・ドアー・カットをする大型新人Jewellに対してバウンズパスもしたりして渡米当初では考えられなかったアシストも記録できています。

ただ、ボールハンドリングは米国人に比べるとド下手で、片手でボールをつかみに行くことができません。それからルーズボールもたいてい負けてしまいます。これが一番の課題ですね。
下の写真のGatling選手(渡嘉敷より年齢が一つ下)のように離れたところのボールを指先で引き付けるような動きを練習すべきですね。(やっていると思うけど、、。)
それができるようになればリバウンドも片手でより高いところ、広い範囲で取れるようになり、獲得率50%UPになると思います。
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日曜はシアトルの最終戦であるとともに渡嘉敷の集大成の試合になります。
日本人の応援も結構ありそうですので、どこまで頑張れるか注目したと思います。