友人がアイピースによって異なるドブのバランスを取る為に重りを嫌々準備していました。(面倒だとのこと)

アイピースやファインダーはユーザーによって異なりますが、それに合わせたバランス調整はほぼ全てユーザー任せになっていますよね。(いくつかのドブにはバランスの崩れを無理やり締め付けるデバイスがあったり、バランスウェイトセットがオプションで販売されたりしていますが)

これってどうなんでしょう??
特に完成度の高いFRP等を用いたドブはユーザーが気軽に穴を明けたりネジ止めしたりできないので、結構面倒ですよね。

アイピースやファインダーに大きな重量差があることはメーカーの人もご存知ですから対処してもらえないものでしょうか?

例えば下の図のような案は如何でしょうか??
イメージ 1
本バランスシステムの有効性は写真のミードブ(25cmF4.5)で確認済みです。
架台と耳軸にバネとステーのねじ止めをするだけですので、材料費も1000円以下でできます。何とか考えてもらえないものでしょうか??

それから初心者にとっては光軸修正がネックの一つになりますよね。それも主鏡固定方法を強固にすることで解決できないかな?
ミードブは光軸ずれが全くありませんでした。
日本人の多くは鏡の汚れに超神経質で年に一度くらいは洗いたいらしいのですが、そうするとユーザーによる光軸修正が必要になります。
日本よりもはるかに過酷(砂漠みたい)なところで運用している米国人の多くはは、汚れが目立ったら筒先から水をかけるだけですので、それを見習い鏡の汚れを気にしなければ鏡を外すことも光軸修正も不必要になります。

また、望遠鏡を部屋に置くと邪魔だという人には車の中か、会社のロッカー付近に保管してもらうべく、サイズを軽自動車の横幅以下にしたり、コンパクトな踏み台みたいに折り畳み式の架台にしたりするのも良いかと思います。
ドブの動きが滑らかだったら架台が丈夫でなくても大丈夫です。(強風じゃなければ)。私は20年くらい前には団地のベランダにカラーボックスを置いてその上にミードブを置いて350倍で星を観ていました。軽い組立式架台も成り立ちます。

V社がやっているように宙ガールに小さな双眼鏡や屈折望遠鏡を与えるだけでは本当の天文ファンの育成は難しく消費も期待できません。

上の図は20cmF5位をイメージしているのですが、これに良質なナグラーの中古品等を販売店オプションで供給すればはまる人も出て来るのでは??
20cmクラスになると惑星や球状星団等が面白くなってきますよね。

こちらでは本格的な一眼レフに高倍率ズームを使っているカメラ女子をよく見かけます。
天文を本格的にやりたい女子や若い男子もいるでしょうから(ほぼ)メンテナンスフリーでハンドリング、収納性が良くて安いものを供給できると良いなと思います。