本日男子バスケの大学全米選手権(March Madness)代表が決まりました(全68チーム)

各地区の優勝チームは無条件に選出され、その他はレギュラーシーズンの成績によって選考されました。
先週金曜はAtlantic 10という14チームが所属するカンファレンスの準々決勝。
ここで負けると大学選手権出場が危ぶまれますので、選手はもちろん、OBや親等応援団も気合が入っていました。

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最初に観たのはレギュラーシーズン1位と9位のチームの対戦
上の写真は1位のDaytonのベンチとゴール下に陣取る応援団(チアリーダーとブラスバンド)。
ブラバンの生演奏は躍動感があり、最高に盛り上がりました。

1位のDaytonは全米ランキング21位で、対戦相手のRichmondは121位。
121位のチームでも2m超や軽々ダンクする選手がたくさんいますので、練習を見ただけではどちらが上位かわかりませんでしたが、Daytonの方が派手だけど正確なダンクやシュートをしていたのが印象的でした。

試合が始まるとDaytonが厳しいディフェンスを発揮し、10分で相手に4点しか与えない素晴らしい出足。
大学バスケではオフィシャルタイムアウトが多いのですが、Richmondはそれだけでは足りず、20秒タイムアウトを要求していました。

下はオフィシャルタイムアウト時の写真
アメリカではタイムアウトの前半の時間にコーチが集合して戦略を練り、後の半分の時間でヘッドコーチが選手に指示することが多いです。
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タイムアウト時はプロの試合と同様にチアリーディングやフリースローコンテスト等が行われ、楽しませてくれます。

全米121位のRichmondは応援もあまり上手ではなく、強いチームとの差を感じました。

で、結果はDaytonの快勝。
でも身体能力がずば抜けて高い選手が殆どいなかった為、面白味には欠けました。

そして次は日本人選手である渡邊雄太が属するGeorge Washington(カンファレンス5位、全米ランクは68位)とSt. Joseph's(カンファレンス4位、全米ランク
30位台)の対戦。

渡邊の活躍は次回紹介するとして、今回はファンの様子をレポートします。
前半は渡邊の3ポイントが起爆剤となってGeorge Washingtonが15点のリード。

私の前方に座っていたSt. Joseph'sのOBと思われる50〜60代の男の人たちはフラストレーションが高まり立ち上がって審判に文句言ったり、選手に指示したりしていました(誰も聞いていなかったけど)。
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で、たまに良いプレイがあると写真のように大騒ぎ!

私の周りには先ほどの試合で負けたRichmondの学生が多数おり、暇だったようで写真のおじさんたちの真似を始めました。
立ち上がったり、選手や応援団を指さし指示したり、、。
それがめちゃめちゃ面白い。

写真を撮っていませんが30〜40歳の女性も大声で審判に文句言ったりと凄い熱狂ぶりでした。

面白さがうまく表現できなくてすみません。
次回は渡邊雄太がNBAで通用するかどうかについても考察しますのでお楽しみに。