日曜は予想通りの好天に恵まれたので、自宅で星の観察をしました。

まずは、薄明時の月の観察。
コペルニクスが夜明けを迎え、まだ半分しか見えていなかったのですが、それがいつもと違ってとても臨場感があって良かったです。
プラトーも内部がまだ真っ暗、、。
アルプス谷の中の谷を観るのに絶好の月齢でしたが、シーイングがいまひとつで300倍くらいまでしか使えず内部の確認はできませんでした。
イメージ 1
写真は約一ヶ月前に自宅のリビングから写したものです。いつものニコン1で。

続いてわし座の星雲・星団の観察。
月が近くにあるけど惑星状星雲や散開星団なら何とかなります。
Astrocardsは一枚が5度四方程度をカバーしており、概ね3つくらいの星雲・星団のデータが載っています。
最初はわしの尻尾のNGC6751(タンポポの綿毛)。今回はNSOG(Night Sky Observer's Guide)等の説明を読まず、先入観無しで眼視にチャレンジ。(と言っても今回観察したほぼ全ての天体は以前に観たことも説明を読んだこともありますけど、殆ど忘れてしまっています)
透明度がいまひとつの為、倍率を230倍まで上げても詳細はわからず、中心星も見えませんでした。

次はNGC6772惑星状星雲。Astrocardsによると14.2等星。大きさも1分くらいあるのでちょっと厳しいかなと思ったのですが、導入してフィルターホイールを回してUHCにすると見えて来ました(歪な丸って感じ)。
そして次も惑星状星雲NGC6778。16"と小さかったので丸い感じがわかる程度でした。空が良ければ中心星も見えるはずでしたが、、。

カードを入れ替えて今度はδ星の近くを探索。
まずは大きくて結構見ごたえがあるNGC6781惑星状星雲。
これは大きさが2分以上あるのでイイですね。
真ん中が抜けていて南側が明るいこともわかって楽しかったです。

次は散開星団NGC6755/6756
大きく星数の多い6755と同一視やに小さく固まった6756があり面白い。
M35/NGC2158やM38/NGC1907ペアを連想させるナイスコンビでした。

(次回へ続く)