今週は情けないことに体調を崩していまして、楽しみにしていたポリマの食も観察できず、、。
週末になってようやく回復してきたので早起きして45cmで月の観察を行いました。
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シーイングがあまり良くない(5/10くらい)ことに加えて鏡の温度順応もできていない為、200倍以下での観察になりましたが、最初に目に飛び込んできたのが上の写真の矢印のところの地形。Rima Hyginusの北部です。

余談ですがRima Hygnusのことを日本ではヒギヌス"谷"と訳すことが多いようですが、私は全く同意できません。英語、ドイツ語やラテン語でもRima/Rille/GrooveとValley/Vallisは明確に区別しておりRima/Rilleは谷とは訳しません。
Rilleは訳し難いのですがNarrow Deppressionと同意語らしいので"細くて長く伸びたくぼ地”と言えば良いのかな?

話を元に戻します。
写真の矢印の先は一見キャタピラが通った跡かな?って感じでしたが、時間の経過し、欠け際が近づいてくると立体感を増し、小さなクレータや複雑な起伏(Dome?)が見えてきました。

満月を過ぎた月は、一見何も無い地形でも欠け際が近づくにつれて立体感が出てきてWrincle Ridge(しわ)等がわかり始め、そしてそのまま闇に飲まれる!
これがとても面白い。
満月前の月とは全く違います。

他にはMare(海)のところの僅かな色の違いも興味深かったです(写真の長丸で囲まれたところ)。
写真上部のコペルニクスの左側は僅かに青みがかった黒。これがシミみたいで強烈なイメージ。そして北部のプラトーに向かって青っぽいところと黄土色っぽいところがあるのがよくわかりました。

木星も少しだけ観ましたが、相変わらず大赤斑のオレンジ色が鮮やか!
NTBあたりもオレンジ色が濃くてこれまでに無いほど派手なイメージでした。