2/18は木星の高度が上がるまで自宅で銀河を観る予定でしたが、雲が多くて少ししか観れず、、。(NGC3115が印象的だった。)
そのうち木星が観易くなって来たので空の状態に合わせ、アイピース(倍率)を変えたりしながら4時間も見続けました。

今回のレポートは「昨日見た映画でお洒落なパンプス見つけちゃった!」といった自己満足的なものからやや学術的なものに寄せてみたいと思います。(寄せるだけで自分が面白いと思ったものを記述するスタイルから大きな変更はありませんが、、。)

最初は大赤斑(GRS)がこちら側に回ってきて少し経った頃。Oval BAがかなり淡くなったSTB内にあって丁度CMT(Central Meridian Transit)を迎えている筈でしたが、悪シーイングの影響で確認できず。

SEBのGRSの前後は小さな白斑等細かい模様がありそうですが、コントラストが高くなくこれも把握できない。
かろうじてGRSが小さくSEBのBay(湾)との間に結構なGapがあいているのが観測できた。

最も印象的だったのが28時20分頃。
体系IIの中央面経度が330度位であったが、その経度でSEB内に周りよりもかなり明るく歪な白斑が存在。小さな望遠鏡ではSEBがその位置で分断されていると勘違いするかも。
その白斑の前方には3つほどのやや丸に近い小さな白斑があった。そして目立つ白斑の後方には濃いこげ茶色の細いベルトが続いていた。この白斑の白とこげ茶とのコントラストが面白い。

SSTBより南側は何本ものベルトがSPR(南極帯)にわたってあったが、SSTZよりも南側のところで経度350度位からベルトが消失しており、そこだけが白く抜けていた。

赤道近くはSEB/NEBともBurgeやDark Spot、CondensationがありそこからFestoonが伸びているようであるが淡くて2本ほど確認するに留まった(経度340度あたり)。

STrZ, STBは相変わらず明るい鮮やかなオレンジ色で、STBが北側に広がりかけているのがわかった。

判り難いですよね。近いうちに月惑星研究会のHPに当夜の木星の写真がアップされるでしょうからそれを参照してみてください。

アイピースはLeica Zoom, Ethos8mmや13mmにAbbe Barlowを組み合わせたりしながら観察したが、最も良かったのはLeica Zoom+Paracorrの260倍でした。
これにMoon&Skyglow Filterを組み合わせた時が最高でした。

月も何回か観ました。
イメージ 1
欠け際に大きなクレータが縦に並んで面白い。
それと前日と同様コペルニクスの東側の暗斑が目立っていました。
プラトーもよく見える月齢でしたが、秤動の影響か内部が暗く小クレータは確認できず、、。

写真は安物のアイピースPL32mmを使ったコリメート撮影です。10cmの直焦点にも負けているようです。
お手軽撮影だから仕方がありませんが。

そういえば先日紹介した"Sea of Edge"は、Sky&Telescope誌が認定しているLunar100の100番になっているようですね。
最近、S&T誌を読み返していますのでその際見つけました。
Lunar100は数が大きい番号ほど観るのが困難で、100番は最も難しいものの一つになっています。
単に毎回の観察の際に面白いもの探しをするだけでは飽きてしまうし、スキル向上にもならないので、これからはプラトーの中の小クレータ、アルプス谷の中のRille探しに加えてLunar100の大きな番号の地形の鑑賞もやろうと思います。

月の観察するにあたって興味深いテーマを幾つか考えておりますので後日紹介しますね。