さて、5m反射鏡の説明です。

この巨大な鏡造りは本当に大変だったようで、20分間くらい連続でお話がありました。
我々が持っている中口径(?)の鏡と同様、熱膨張や自重によるたわみが問題になるため、パイレックスが素材として始めて適用され、ワッフルのようなハニカム構造にして軽量化が図られました。重いと支持構造も巨大になるのでハニカム構造の適用は画期的だったと思います。もちろん鏡のクーリングにも。

下の写真の1/10模型を使って構造詳細の説明がなされましたが、丁度私のミラーと同様のサイズだったので親近感が得られました。
鏡から透けている丸いのがアクチュエータで、これで鏡の形を制御しているそうです。光軸修正にも利用されているようでしたが、どうやって理想的な鏡の位置や形状をVerifyしているのかはよくわかりませんでした。
イメージ 1

このアクチュエータは3000本くらいあり、Adaptive Opticsという空のシンチレーションのキャンセルにも使われています。一秒間に数千回(?)動くそうです。

鏡のコーティングは1年半から2年に1回。結構な頻度ですね。