ヘール望遠鏡ツアーの報告6回目は鏡筒部です。

構造は元祖セルリエ・トラス!!
このブログをご覧の方にはお馴染みですね。
これを採用することにより、大幅な重量軽減が達成できたそうです。
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トラス構造というものは各結合部がピン結合になっており、各トラス部材には曲げ荷重が入らないということになっておりますが、ピン結合で光軸を保つのはほぼ不可能であるため、結合部は剛結にする必要があり、その為当該部には曲げ荷重が入ります。(専門的ですみません)
よってこの望遠鏡のトラスの断面はI型になっていてUpper Cageの重量による曲げ荷重に耐えられるようになっていました。(説明はなかったけど)

上の写真を見ただけでは大きさが判り難いですよね。口径比が3.3らしいので焦点距離は16.5m。ほんとに巨大です。

ヘール望遠鏡建設から70年経った今でも1/10の大きさのドブソニアンにこの構造様式が使われています。(私も使っています)
当時のエンジニアはほんとに凄いですね。