日食観察の為にマドラスに訪れる人の何人かがEclipse Megamovie Projectに登録してるとのことでしたので、私も先日登録しました。
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このプロジェクトは米国で皆既が観られる90分間の写真を集めて高画質の動画を作り、時間の経過とともにコロナがどのように変化するのか研究しようというものです。

写真は米国の皆既帯にいるアマチュアから集め、Googleがそれをつなぎ合わせます。
写真提供者は1000名を目標にしていますが、現在900名が参加を表明しているとのことです。自分が撮影したものが研究に使われるのって、何だか嬉しいですよね。

300mm以上の望遠レンズを付けたデジタル一眼で撮影し、写真データには正確な時刻と位置情報が埋め込まれているのが条件です。
最近のカメラはGPSが付いているので写真をそのまま送付すればよいのですが、私のように5年も前のカメラを使う場合は外付けのGPSを購入するか、スマホのデータを埋め込まねばなりません。
GPSは高いしスマホのデータを使うにはバッテリーの消耗があるので、ニコンのソフトウェアを用いて、撮影直後にマニュアルで写真に位置情報を盛り込むことにしました。

Megamovieはひとまず当日の4PM(東海岸時間)に作成されるので、皆既直後にデータを送付する必要があります。結構バタバタするけど良い思い出になりそうです。

既に2度のWebinarが行われており、月を写して試しにUploadするトライも実施されました。
巨大なRAWデータを現地のPoorな回線から送付できないのではないかという懸念がありますが、主催者側は手を打つべく頑張っているようです。
メーリングリストも開設されていて、これに関する情報交換も活発です。

今後、ますます忙しくなりそうです。