皆既日食中は1EV Step x 9コマのオートブラケットで自動撮影する予定です。
でもプロミネンスや光球に近いところのコロナと光球から遠く離れたコロナとでは明るさの差が大きく、すべてを写せそうにないです。

そこでNASAのHPに載っていたt=F^2/(ISO*2^Q)という式(QはBrightness Exponent)を使って露出時間のシミュレーションをしてみました。

イメージ 1
上の図に示すようにF5.6固定でISOを500~3200まで変えて計算したところ、黄色く塗りつぶしたものが撮影可能範囲となっています。
3つに分かれた表の真ん中の9とか7とかがQで、その横が露出時間です。

ISO500ではプロミネンスから光球に近いところのコロナが適正露出で、ISOを3200に上げて光球付近を露出オーバーで捨てた場合は結構周辺部のコロナが写ることになります。

私の説明では判り難いかもしれませんが、(当日観られるかわからない)プロミネンス及び太陽の光球に近いところを狙うのと、周辺に広がったコロナを狙うというのではどちらが良いでしょうか?

ベテランの方のご意見をお待ちしています。