双望会最終会まであと20日ほどになってしまいました。
ここ5年ほどは米国からの参加だったので充分な準備ができませんでしたが、今回は快適に過ごすことができるようにしたいと思います。

で、第1弾がこれ↓
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夜露防止ヒーターです。
双望会会場の夜露の凄さは有名で、その為にドライヤーも準備して頂けますが、それだけでは不十分ですのでその他の対策も必要になります。

私は以前にエナメル線と熱収縮チューブを用いて作ったヒーターの電源をモバイルバッテリから取れるように改修しました。今回の改修費は50円。元々の製作費も200円程度ですので1個当たり250円で作ることができました。

電源は下の写真のモバイルバッテリを購入。
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iPhone6sより少し大きい程度で重さもiPhoneよりありますが、容量が15000mAHもあり一晩は楽勝だと思います。価格も1600円で手頃でした。
USBポートは2つありますのでそこから接眼鏡とファインダ及び斜鏡も温める予定です。

双望会では夜半過ぎに南中するオリオン星雲をいろんな倍率で眺めるのが楽しみです。多くの人達が宴会モードに入っている為、芝生広場が静かで観察に集中できます。
Sky&Telescopeの最新号にOregon Star Partyの常連であるHoward Banichが"The essence of the winter sky is the Orion Nebula"という記事を載せていましたので、それと彼の28inchによる素晴らしいスケッチを参考にしながら探索しようと思っています。
特にTrapeziumの周囲のHuygens Region。

以下は2010年の双望会のレポートの抜粋です。
このような体験を双望会の締めとしてしたいな、、。


当夜のShowpieceはありきたりですがM42オリオン座大星雲!!

5年ほど前の当地(双眼鏡・望遠鏡サミット)で田中さんから拝借したナグラー4-22mmで素晴らしい経験をしましたが、今回はそれを凌駕していました。

自分のナグラー(4-22mm:106倍)で見る当夜のM42は物凄い輝き!!階調が豊かで写真でみられるような中心の白飛びが ありません。つまり、右のスケッチのように最も明るいところでも所々で黒っぽい領域があり、そのあたりの表現が見事なのです。(スケッチが下手すぎて すみません)
トラペジウムのところも黒く抜けており、周りのガスが立体的に見えます。
端の方の羽の部分は若干ピンクがかっていて、網状星雲を立体的にしたかのような細かいガスの流れが把握できました。
またM43は中心部の恒星近くを横切る暗黒帯が見事でその他の部分もガスの濃淡が把握でき溜息の連続でした。

岡本さんにお借りしたナグラー4-31mm(毒キノコ:75倍)では少し離れたところから斜めに見るような宇宙遊泳気分!!射出瞳の関係で これまで31mmが欲しいとは思いませんでしたが、空が暗ければ充分使えますね。勉強になりました。

次にイーソス13mm(180倍)に変えてみたところ、これがあまり面白くない。倍率が上がった分迫力は増したのですが、シャープさや艶やかさに欠け ています。ヤスさんのお話では設計思想がイーソス13mmとイーソス17mmとで異なっており、17mmの方が良いのではないかとのことでしたので、 これもヤスさんからお借りして覗いてみました。
確かに17mmは13mmよりもシャープで迫力さえ感じます。空の状態が良いとアイピースの僅かな違いがよくわかりますよね。ヤスさんの 知識の豊富さにも参りました。

この時は最高の透明度とまでは行きませんでしたが、シーイングが比較的良く、我がドブの鏡の状態、光軸も良かったのか今までで 最高のM42でした。田中さんの我がドブに対するお褒めの言葉とともに忘れられない素晴らしいできごととなりました。