昨夜は月も椅子に座って時間をかけて観察しました。

気流の状態は周期的に変化し、良い時は250倍も使えましたので、欠け際の無数の小クレーターを楽しむことができました。
写真には写っていませんが、ほんとにたくさんのクレーターが見えて圧巻でした。
イメージ 1

それからNaglar-4-22mmの106倍で全景をゆっくり眺めるのも面白かった。
追尾しないでおくと、まるで航空機で高度10000メートルから太平洋を眺めているのと同じ感じ。静かにゆっくりと景色が動き、様々な地形が目に飛び込んでくる、、。
特に海の青っぽい色や黄色っぽい色などがマーブル状に見えていて、結構長い時間観ていました。

先日紹介した水分が存在する可能性がある部位の色が周りと異なりやや濃かったのもよくわかりました。

そして今年初の火星と木星を観る為にお風呂等で時間をつぶし、朝5時に再度観察を始めましたが、気流の状態は最悪で10秒に0.1秒くらいの割合で僅かに縞模様が4本くらい見える程度。火星は全く模様が見えませんでした。

仕方がないので光害と月あかりで(肉眼で)2等星がギリギリの空でメジャーな天体観察。
M5, M13, M104, NGC3115, NGC3242, NGC6543を観ましたが、こんな空でもどれもよくわかりました。