今はメシエマラソンの好機ですね。
先週チャレンジされた方もいらっしゃるようですが、完走(110天体のすべてを観る)のでしたら今週末の方が良さそうです。
(先週末は明け方の秋の天体がなかなか顔を見せなかったと思います。)
 
私は15年くらい前に本気で取り組んで107個(M33, M30, M55以外)の天体を見ることができましたが、それ以降は多くても100個程度。
なかなか完走できません。
 
難関はお察しの通り夕方の西空と明け方の東の空の天体です。
特に夕方のM74銀河、M33銀河はともに表面輝度があまり高くなく、高度も薄明が終了する時点で10度程度と低い為確認が容易ではありません。
目を充分に暗順応させ、バックグラウンドとの僅かな明るさの差を検出するのですが、時間の経過とともにますます高度が落ちるので大変です。
一方、明け方の場合はM30球状星団が特に難しい。これは薄明が始まらないと地平線から顔を出してくれないので、空の明るさとの戦いになります。
乾燥した米国のオレゴンやテキサスとかでしたら高度が僅か5度くらいのM101とかが3cmの双眼鏡で充分に見えたりしますが、日本では難しいですね。
 
15年くらい前のメシエマラソンチャレンジ時に低空のM55を観ることができなかった時、私は25cmのドブソニアンを使っていましたが、隣でシュミカセを使っていた人は捕獲に成功していました。
理由は鏡筒の高さ。
シュミカセはドブより1mほど高い位置にあったので、天体が遠くの木々に隠されることが無かったのです。ほんとに僅かなことですけどこれが低空の天体検出の明暗を分けました。

下の写真はグランドキャニオンの星空。こんなところでメシエマラソンしてみたいなあ!
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