先日のサンウルブズの写真がもう少し残っていますので掲載します。
これは後半の押せ押せムードの時のサンウルブズの敵陣ゴール前の突進。
イメージ 1美しいぶつかり合いですね。(教科書に出てきそうです)

本日は日大アメフト部の人の記者会見がありましたのでTVのニュースはもちろん、SNSで様々な意見が出ていますが、私もひとつ、言わせていただきます。

関学のQBを怪我をさせたタックルは、プレイが終わり相手が力を抜いていた時にHitするという危険行為に加えて腰より下に行っています。
米国NFLではどんな場合であれ片足又は両足が地面についているQBに対して膝より下のタックルをすることを禁じています。(NCAAも同様です)。
これはTom Bradyが大けがをしたことに伴い"Brady Rule"と呼ばれてるもので、やってはいけないことの一つになっています。
タックルした宮川君はこのことを知っていたかどうか知りませんが、明らかにけがをさせようとしていました。彼は頑張りを見せる為に怪我しない程度に甘いタックルをすることもできたと思うのですが、彼は怪我することを狙った。

これにはアメフトのみならず全スポーツ界の大変汚い世界(実は私もこの汚い世界の犠牲になったのですが)、日大やコーチ陣の立場や考え方に加えて、宮川君のラインバッカーというポジションも影響があったと思います。

ラインバッカーは相手のランやパスによる攻撃を止めるという比較的地味な役割を担っており、攻撃を止めるのが当たり前で、抜かれると怒られることが多い筈です。唯一目立てるのはブリッツという相手QBに突進してQBにタックルする時くらいですが、これは一人の選手にとって年に数回しか成功しないので、ホントに目立たず辛いポジションだということができます。
あまり成果を出すことができずに低迷している選手はどうやってモチベーションを保っているのでしょうか?(宮川君は怪我させることで自分の尋常ではない頑張りを見せようとしましたが)

この事件が起こるまで宮川君は大変辛かったでしょうし、ラインバッカーのモチベーションを保たせることにコーチ陣も苦心していたと思います。

本件、ラインバッカーの悲哀が生んだのかも知れません。

なお、米国NFLにはロングスナッパーという専門職がいますが、これはラインバッカー以上に失敗が許されず、成功しても褒められない辛いポジションで、ほんとに大変だと思います。