大阪に用事があったついでに岐阜の自宅に戻り、惑星や星雲星団の観察をしました。
最初は木星。
気流の状態は良くもなく、悪くもなくといった感じでしたが、像が落ち着いた瞬間に細かい模様が見えてきました。
圧巻はSTBのObal BAとその周囲の白斑群。少し南側に小さいものが一つと後方に巨大なものが、、。2つか3つの白斑がMargeしたものかな?その後方にも一つ白斑があり、SSTBより南側の色の濃い部分の様々な模様やNEBの濃い2つのフェストーンに囲まれたまるで白斑のような白い雲も印象的でした。

土星の高度が上がって来た時にはシーイングの状態が悪化し、あまり細かい模様は見えませんでしたが、近くの5つの衛星がかわいらしかった。
最も暗いものが13.2等級でしたが、時々見失うことがありました。これでは火星の衛星、特にフォボスは難しいかな?!
これについてはまた述べますね。

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火星が昇ってくる頃には風も出てきて見え味はかなり落ちてきましたが、それでも極冠や主な模様は見えていました。
一部でDust Stormの為に模様が見えなくなったと評判になっていますが、気流が落ち着いた瞬間は結構見えていました。今はDust Stormによる模様のコントラストの低下よりシーイングの悪化による見え味の低下の方が顕著じゃないかな??
米国でもLocal Dust Stormの話はありましたが、まだGlobal Dust StromへのDevelopement Stageとのことです。これからどうなるかわかりませんが。
2007年くらいに火星の表面を覆いつくすようなGlobal Dust Stormが発生し、がっかりした経験があります。
そうならないと良いけど、、。

ところで本日は車いすバスケのオーストラリア戦がありましたね。日本は厳しいディフェンスからの速攻等で終盤に逆転し、世界チャンピオンから2度も勝利するという快挙を成し遂げました。
テレビで見ていたのですが、日本はほんとに凄いディフェンスでした。障害度が高く小さな車いすに乗っている選手がオーストラリアの障害度の低い大男を抑えるのです。8秒や24秒のバイオレーションを何度もさせてオーストラリアもかなりフラストレーションがたまっていたようでした。
東京オリンピックの楽しみがまた一つ増えました。