Semi-Final Game1は日曜に行われました。

5年もかけてオフェンスNo.1チームに仕上げていった(Sue Bird談)シアトルは、ディフェンスも素晴らしく、仕掛けられたスクリーンに対してほぼ全てスィッチで対応しますが、その後のローテーションが早くてなかなか崩れません。
また、素早く身体を寄せるダブルチームで大きい選手を抑え、一時は16点差を付けました。
3回くらい連続でポイント取ると会場は超盛り上がります。
その後の相手の攻撃時にはものすごく大きな観衆のNoiseがあり、音響設備がお腹に響く超低音(ベース音)を流して相手をあおりました。
これがほんとに面白い。相手がたまらずタイムアウトを取ると全員でスタンディングオベーション!!10000人の観衆の99.9%がシアトルファンなので、凄かったです。

フェニックスも負けていません。シューターであるDianna等の活躍(信じられないほど遠くからの3ポイント等)で残り1分半で2点差まで追い上げてきました。

しかし、下の写真でシュートを放っているJewellのショットクロックオーバーぎりぎりのシュートにより4点差に広げました。
イメージ 1
この時の会場は悲鳴に近い声が飛び交いこれまた興奮のるつぼでした。

その後も身体が比較的小さいシアトルの選手が、相手よりほんの少し早くボールの位置に身体を寄せることでルーズボールファウルを獲得して時間を消費し、91対87で勝利しました。
ボール行き先に対する読みと瞬間的な移動ができれば、対格差をカバーをできるという良い見本で、日本の選手も参考にできると思いました。

次回はGame1より更に興奮したGame2の備忘録を載せます。

そうそう、ひとつ、忘れていました。
審判の判定に不満があったフェニックスのDiannaは試合終了直後にコートに唾を吐いていました。
超下品ですよね。態度も太々しくこんな人のどこがいいのだろうと思っちゃうのですが、ちゃんと結婚しています。相手は超美形なオーストラリア人の女性ですけど。