スリックの微動雲台SMH-250は"超高剛性"
素晴らしいです。
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カメラの重量は下の写真のようにボックス状に組まれた主要構造が受けて下部の三脚に伝えます。
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ボックス構造は剛性確保に最適で、ここに仮に10kgのカメラが搭載されても最大の変形量は1000分の1mm以下です。
(梁理論を適用して手計算してみました)
 
カメラの上下方向の動きは中央のPivot Pointを中心としたやじろべい方式。
Vertical Supportネジの長さ調整で上下方向を固定しますが、調整は前後のネジのうちの下げたい方をまず緩める為、カメラが重くてもネジの調整に大きな力は必要ありません。ただ、慣れるのにやや時間がかかりますけどね。
水平方向調整も同様のコンセプトです。判り難いかな?説明が下手ですみません。

Pivot部にガタ(ピンと孔の間に隙間)があると方向調整が難しくなりますが、ガタは全く無くかつ滑らかです。これを専門的には「絶妙なはめ合い」と言います。
 
全体的に背が低いことも軽量かつ高剛性に寄与しています。
ほんと、よくできていますね。
 
試しに長さがカメラレンズに比べてかなり長い10cm屈折の鏡筒を載せてみました。
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座面の面積が小さいことと座面に貼られたコルクの材質がソフトであることからコルクの僅かな変形(十分の数ミリ)が鏡筒端部で拡大され、若干のPitching Motion(鏡筒の上下方向回転)の振動が発生しました。
また、カメラ取付ネジ(公共スペック)を手で締めただけではカメラと雲台を一体化させることができない為、Yawing Motion(水平面内回転)の振動も見られました。

手のひらサイズのこの雲台に10cmの鏡筒を載せるのはちょっとかわいそうです。
でもコルクや締め付けネジ以外は振動を発生させていません。そのコルクも剥がすことによって振動軽減できるはずです。

この微動雲台、片手で瞬時の操作はできないのですが、剛性感は素晴らしいです。