ドブソニアンの鏡筒を杉で製作するにあたり最も問題になるのが結合部(Joint部)の"へたり"からくる強度低下です。。
下の図に示すように板のオレンジ色の動きによって釘やビスの挿入部の板が徐々にへたっていき、面圧強度や引き抜き強度が低下します。
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板やビスを使った家具の多くは移動式では無いため、上図のオレンジ色の荷重は作用しません。また、一般的に家の中は外よりも湿度が低いため、木の劣化も小さいです。

一方トラベルドブは環境が悪いし、頻繁に動かしますので結合部がへたり易くなります。
金属ならばこの疲労強度はほとんど問題にならないのですが、元々面圧や引き抜き強度の低い杉は大問題です。
したがって、これの対処法が重要になります。
(もし対処しなければ天体観測中に箱が分解し鏡が落下することもあり得ます。)

次回は私が今回適用予定の箱状ミラーボックスを壊さない方策を紹介します。
(すごくシンプルです。)