今回はバネを使った場合のバランスについて考察します。
下の図をご覧ください。 
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前回と同様、青い円弧はサイドベアリング(私のトラベルドブでは自転車のリム)を示します。バネは赤い色です。
 
下図の様に滑車を用いてバネを水平に設置するというのもスペースの有効利用でよいですね。
 
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おもり適用の場合は重力が頭下げモーメントをキャンセルさせる力として活躍しますが、バネだと重力ではなく、図にも載せているフックの法則による力が重力の代わりとなります。
 
フックの法則では力Fはバネ定数kと伸び量xの積です。
バネ定数とはバネの強さみたいなもので、バネが大型であるほど大きいです。
 
釈迦に説法ですが、どんなに強いバネを適用しても伸びが少なければ大きな力は発生しません。
逆にバネに力を出させるには伸びを大きくする必要があるのです。
 
鏡筒の軌道は決まっていますので、バネを鏡筒のどこにつけてどこから引っ張るかというバネの伸び量の制御がバネの有効活用にとって最重要になります。もちろんバネの選択も重要ですが。
 
次回は私のトラベルドブに上図の方式を採用しなかった理由を力学的考察を含めて紹介します。