CP+ 2019初日のレポートはビクセンに移ります。
ここのブースはニコンの隣にあったので、容易に両方の行き来ができました。
↓頭上のディスプレイがめちゃめちゃお洒落ですね。
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新製品はモバイルポルタや赤道儀のケース。(やや地味!)
ケースは税込み6万円超で、めちゃめちゃ重そう。私は使いこなせないな。
製品の多さに比較してブースが狭いので空いている初日とはいえ、あまりじっくり見ることができませんでした。

興味深かったのは赤道儀の開発担当者(責任者?)の苦労話。個人的に聴いたのではなく、来場者に対する正規のプレゼンです。

赤道儀は外側のケースの共通化という命題があるとのことで、長い開発期間(4年以上?)もあるにもかかわらず、思い切った改良ができないとのぼやきがありました。
モーターやベアリング、電線系統を狭い空間に収めるのは大変でしょうね。
自動車は安全性の実証を含めて4年ピッチで新製品が出るので、あんな小さな赤道儀に4年もかかっちゃうのは驚きでした。
余談ですが民間航空機の開発は以前は10年以上かかっていましたが、開発費の圧縮を鑑み、今は5年程度にしようとしています。
コストに関する制約もあるとのことでしたが、開発期間を半分にできたらコストもそれなりに下がると思うけどどうなのかな?

SXP2赤道儀の紹介のプレゼンで短所が強度的不安と書いてあったのはいただけません。設計した人が不安と言っちゃダメでしょ。私も含めた世間の人の声を素直に反映したのでしょうが、長所で軽量化を謳っておきながら強度が不安なんて、、。
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口頭では実績のある別の赤道儀で実証済みと言っておられましたが、定量的な説明とかも欲しかったな。
因みに不安なのは"強度"ではなく"剛性"です。ビクセン社の方は強度と剛性の違いを理解していないように思えます。
剛性についての理解が深まれば、解析的アプローチをとることができ、試作品の数も減らせるでしょう。

次回はポラリエUに関するお話を掲載します。