コーチ:今日は遠征地に出かけた時の空が暗くなるまでの過ごし方について勉強します。

少女A:何故そんな勉強が必要なの?

コーチ:遠征地って基本的に自分の土地じゃないし、集まる人の中に知らない人がいるのでマナーは大切です。じゃあ始めますね。

イメージ 1



コーチ:遠征地ではまず先着者への挨拶が重要です。挨拶しないとずっと気まずい思いをするので自分から話しに行った方が良いです。この時大切なのが適正な距離

少年B:知っている。適正な距離って約70cmだよね。少し前にutoさんがブログで初めて出会った人との距離について書いてた。

uto:いやいやそれはケースバイケースということで(汗)

少女B:じゃあ私、ためしに挨拶の実演してみる。

少女B:は~い、みなさん、こんばんは~。1週間ぶりですね~元気でした??今日も最後まで眠らずにいて下さいねー。

少年C:超ハイテンション!!

少年A:○倉真理ちゃん?

少年S:違うよ、きっと「おおはしってるこのラジアメ」だよ。

少女B:何?ひらがなで喋らずに漢字にしてよ。

少年S:ラジオはアメリカンという番組をやっていた大橋照子さんのようなテンションだね。

少年A:ああ、おもカセとか動物の歌とかあたかもシリーズとかの、、。

コーチ:君たちいくつだよ

少女ABちゃんのようなハイテンションでいいの?

コーチ:遠征地では暇つぶしや自分の自慢のために近づいてくる人もいたりして、特に頼んでもいないのに写真集や観望記録集を持って来て延々と説明されるのはとても苦痛ですよね。ですからあいつは五月蝿そうと思わせた方が得です。

少年B:そっか~。人間関係って難しいな。で、適正な距離ってどれくらい?

コーチ:まあケースバイケースだけど車3台分くらい離しましょう。できれば車や望遠鏡は入り口に近い方に置くと良いです。

少女C:でもそこじゃあ、後から入って来る車に邪魔されない?

コーチ:確かに邪魔されるけど、その場所の雰囲気が自分に合わなくて帰りたくなったらすぐに出て行けるでしょ。

少年A:なんだかネガティブな話だな。遠征地でそこにいた人たちに歓迎される方法ってないの?

コーチ:珍しい望遠鏡を持っているといいですよ。例えば巨大なドブとか、超高級屈折とか。

少年Autoさんのトラベルドブは?

コーチ:あのドブは近いうちに名前が変わるらしいよ。一部の人には公開しているらしいけど。で、ああいった自作望遠鏡は日本ではほとんどウケませんよ。米国だと絶賛されるのですけどね。

少年S:望遠鏡製作時の苦労話とか聞かされそうで、ボクもあんまり近寄りたくないや。

uto:げっ!!気をつけなくちゃ。

少女A:コーチ、挨拶が終わったら次は何するの?ごはん?

コーチ:まずはできるだけ早く望遠鏡を組み立てましょう。鏡やレンズの温度順応が大切だし、おしゃべりの人と出会ったらいつまでも組立させてもらえませんからね。

少女C:次は?

コーチ:その前にここまでの模範演技を動画にしてみたのでみんなで見ましょう。

少年A:あっ、コーチの車だ。あんな小型クーペに45cm望遠鏡が入っているなんて凄いな。

少年C:車を広場の入り口に止めて降りてきたぞ。そしてゆっくり歩いて望遠鏡を組み立てている人に近づいている。

少年A:素晴らしい笑顔で挨拶している。私はあなたたちの仲間です感が凄い。ちょっと聞き耳を立ててみよう。

コーチ:こんばんは、xxから来ましたxxです。皆さんは星の撮影ですか?

おじさんA:そうだけど。

コーチ:私は基本的に星の観察をするのですが、端っこでさせてもらってもよろしいでしょうか?

おじさんA:別にかまわないけど

コーチ:ありがとうございます。じゃあ、あっちの方でさせてもらいます。

少年A:車に戻り、ゆっくり車を動かし始めたぞ。埃を巻き上げないよう超ゆっくりだね。

少年C:車から降りたコーチは機材を広げる場所の確認をした後、入り口や周辺の写真を撮り
始めたぞ。何故だ?

少女A:きっと帰るときに備えて状況を記録するのよ。暗いと溝や岩とかがあってもわからないから明るいうちに帰るときのプランを立てているのね。

少年C:流石だな。おっと、いきなり動画が終了しちゃった。コーチ、次はどうするの?

コーチ:望遠鏡を組み立てたらまったりすることです。

少年B:まったりって何だ?

コーチ:平成初期である1990年代に広がった言葉です。面白い内容なのでウィキで調べてみてください。

コーチ:暗くなるまでのんびりするって重要です。鳥のさえずりを聞いたり田舎の匂いをかいだり。

コーチ:インターネットで雲の動きを見たりメール、WhatsAppのチェックもいいのですが、この際下界とは繋がりを切りましょう。

少年BWhatsAppって何?

コーチ:海外で人気があるLineみたいなアプリのことです。

少年A:またかっこつけてるね。感じわる~。

少女A:他にやっといた方がいいことは?

コーチ:そうですねえ。双眼鏡で月や金星、水星といった明るい天体を探し、他の人より早く望遠鏡で導入することですかね。

少年C:周りにできる人って認識させるわけだ。まったりしているように見せて実は必死で天体を探してるんだね。

コーチ:まあ、そういうことかな。

少年A:コーチ、暗くなるまで虫取りしてもイイ??

コーチ:いいよ

少女A:じゃあ自撮りは?

コーチ:もちろん

少女C:メールのやり取りは?

コーチ:好きにすれば。

少女B:エアトリは?

コーチ:何?ああ、航空券の検索か。別にいいけどね。

少年B:王手飛車取りは?

コーチ:何を言っているんだ。おっと、居飛車穴熊対三間飛車の戦いか?しぶいなB君。でも千日手じゃないか、、。今日はここでやめようね。

少年S:余剰電力の買取は?

コーチ:S君まで、、。はいはい、トリシリーズはこれでおしまい。

少年B:次は何?かにシリーズはどう??

少年C:え~?!それって確かに(たしカニ)難しそう。

コーチ:やめなさい。

少年B:じゃあ星に関する薀蓄お願い

コーチ:仕方が無いな。では皆さん、M7を導入して

少年Butoさんが南半球で観ると半端ないって言ってた。

コーチ:そうですね。これはトレミー(Ptolemy)星団とも言われています。これを見たハマースタイン2世とロジャースがSound of Music (ドレミのうた)を作ったのは有名な話ですね。

少年B:ほんとかよ。きっと俺が生まれる前の話だし。