2014年05月

本日、会議の後でChrisが「テキサスはどうだったか?」って聞いてきました。「行くのを止めた」と答えると、「それは残念だな、でもオレゴンには俺も行くから一緒に行こう」とのこと。
OSPの調査を始めなくては。
それから先ほどRonからメールが来て、自分の不在中でも庭を使ってStar Party開いても良いとのこと。
なんだか急に星の話が増えてきました。
 
では恒例のS&T誌からの情報をひとつ、、。
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小惑星のケレスとビスタが接近しており、双眼鏡では今でも同一視野に捉えることもできますが、アメリカでは重要な日である7/4(独立記念日)にはふたつ者が10'まで接近するそうです。明るさはケレスが8.4等でビスタが7.1等。望遠鏡だと数十分で移動がわかると思います。
 
場所はおとめ座のζ星の近く。こういった地味な話には皆さんの反応があまりないのですが、わざわざ小惑星を見る機会もないでしょうから眺めてみてください。先日紹介した老人星とセットで、、。
 

色々検討しましたが、結局TSPには来年行くことにしました。
代わりにEAS Star Party @Ron Tam House (EASはEverett Astronomical Societyの略で私がこちらで以前に入っていた天文クラブ)に行こうと思っていたのですが、Ronからメールが先ほど来て「今は旅行に行っていて週末までに帰れそうもない」とのこと。一人で遠征しようかなあ??(下の写真を撮った場所に再び、、。)
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ところでTSPには以下のような大学の先生他による講演会もあります。
Tom Barnes , Superintendent of McDonald Observatory. Speaking on “History of McDonald’s 75 years”
Rachael Livermore , Postdoctoral Fellow (UT Austin). Speaking on Chasing the first galaxies with the largest telescopes on Earth
Dennis Webb , author and amateur astronomer. Speaking on “Remembering Halton (Chip) Arp”
Bill Wren , Astronomer, McDonald Observatory. Speaking on “The Future of Lighting and Dark Sky Places”
 
会場の近くにMcDonald Observatoryというのがあって、そこには9.2mや2.7mの望遠鏡等があります。その歴史を聞くのも楽しいし、DennisさんのArpに関するものも面白そうです。
因みにMcDonaldには昼間に会場からバスが出ており、$13で見学させてもらえるそうです。
 
それからTexas Imaging Symposiumという天体写真の後処理等に関するWorkshopもあります。
 
他には自分が写した写真やスケッチをみんなに披露する場があったり、講演したい人は事前に申し込んでおけばやらせてもらえたりします。双眼望遠鏡の話を昼間にやっておいて夜に覗かせてあげるときっと受けると思うのですが、、。
 
もちろんメーカーの展示も充分にあり、建屋のなかでやるので、物が豊富でゆっくり見ることができます。
 
素晴らしいですね。
来年は絶対参加しようと思います。
 

テキサス・スター・パーティは始まってしまいましたが、まだ参加するかどうか悩んでいます。(今週末まであるので、、。)
ですから引き続きイベントの紹介をしながら参加の検討をしようと思います。
 
さて次は他のパーティでもおなじみAmateur Telescope Making Programです。これは現地で作るのではなく、エントリーした人の望遠鏡の品評会をしようというものです。
木曜の1時から5時までの4時間、みんなで設置してある望遠鏡を見て回ります。双望会でもお馴染みですね。
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写真はOSPの時のものですが、望遠鏡の設置状況もみることができて大変参考になります。(米国では布のシートを望遠鏡の下に敷くことが多いです。すぐに埃だらけになってしまいますが、無いよりましでしょう。
 
また、SCUDS (Scope Check Using Double Stars)というものも用意されていて、3インチから36インチまでの望遠鏡の分解能をチェックすることができます。
これは近くの丘に13種類の人工2重星を作っておき、それを覗いてもらおうというものです。ただこれは覗く人の位置によって見難くなることがありますから、その場合は縦や横向きに並んだ棒によって判断するSCURT(Scope Check Using Resolution Target)を使ってくれとのことでした。
それからSCUDSやSCURTの近くに人工星も準備されていて、ピントのチェックやコリメーションにも使えるようです。
 
米国のスターパーティはベテランのボランティアの人が多いのですが、その人たちが色々考えて、楽しみながら準備しているのでしょうね。
 

前回お話したように、流れ星観察がメインでしたが、念のためにShakilのドブを積んでもらっていたので、それを使ってメジャーな天体を眺めました。
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まずは西に傾いたかみのけ座の銀河から、、。
(ここは緯度が高く今の時期は暗くなるのが22時を過ぎる為、春の星座はもう対象から外れようとしています。)
 
いつも50mmのファインダーで天体導入をする私にとって、等倍ファインダーのみでの導入は苦手なのですが、日本から持参したEthos8mm(100°)、180倍でスター/銀河ホッピングをしながらNGC4565、 4559(烏賊銀河)、4725、4494等を観察しました。(星図を持っていかず、自分の記憶で適当に導入したので、明るい奴のみです。)
中でも良かったのはお察しの通りNGC4565。暗黒帯の切れと長く伸びた姿がとても良かったです。
 
その後はみんなが喜ぶM81/82デュオ。最初はひとつしか視野に入っていないと思っていた連中も、2つあると判ると歓声を挙げていました。
 
M13は先日Shakilの家で観たときよりも遥かに明るく、幾つかのスターチェーンが見事。スターチェーンは45cmで観ると分解されちゃうので30cmくらいまでで見るのがまとまりがあって良いですね。
以前も紹介しましたが、大きな望遠鏡で覗くほど、球状星団の個性がわからなくなってただの星の集まりにしか見えませんので、、。
 
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M51の渦巻きぐるぐるはなかなか評判良かった。「何という名前の天体?」と聞かれ、「Whirlpool Galaxy」と答えるも発音が難しくて中々伝わらず、、。最後はスペルを読み上げました、、。
それからM57、M27も興味を示してもらえましたが、宇宙に漂うガスというものがイメージできないらしくて説明に苦労しました。参加者はエンジニアなので、正確なMaterialの名前を言わなきゃダメですね。
 
途中で上の写真のように長く伸びた雲が上から下に移動していくのが観察されました。見たこともない現象に皆大騒ぎ!すぐに写真を撮って、2本の雲があるから双発エンジンから出てきた飛行機雲であることを説明しましたところ、「4つ出ていないから飛んでいるのは4発エンジンのB747じゃないよね。」というエンジニアらしいコメントを受けました。でも1本しか雲が無いところがあるのは何故だろう??
なお、上の写真で飛行機雲の下方、地平線ぎりぎりに写っているのは周極星になったカペラです。
 
火星や土星、キャッツアイ等も観ましたが、180倍では小さい為反応はいまひとつ、、。これらは400倍くらいで見せないとリピーターにはうけませんね。始めてみる人は小さくても喜びますが。
お約束の恒星シリーズ(アークトゥルスやベガ)は大うけでした。
 
で、当夜の一番はうぃーるぷーる・ぎゃらくしーです。久々に渦巻きを確認できてよかったです。(日本で45cmを使っても自宅からではあまり渦がはっきり見えないので、、。)

きりん座流星群が見られる!!しかもアメリカ西海岸は23時ごろからピークに入るという好条件でしたので、Windspeed Astronomical ClubのメンバーであるShakil, Martin, Sooと出かけました。
シアトルの天気予報はくもり。
でも東の方に2時間くらい走れば晴れそうな感じで、アメリカの天体観測者がいつも見ているClear Sky Chartも快晴の予報を出していましたので、Shakil運転ののSUV(Audi Q7)に乗り、100マイル離れたEllensburgの手前に遠征しました。(他人に運転してもらうのはほんとに楽ですね。しかも超高級車ですから、、。)
 
ハイウェイを降りて閉店しているレストランの駐車場で空を見上げると予想通りの快晴!!
「良かったね」なんて言っていると、店の主人から「ここはお前らがいるところではない」という罵声が、、。見知らぬ我々の存在にかなりフレストレーションが溜まっているようでした。(変に刺激したら撃たれかねないのですぐに退去)。
Martinの提案で農道を走っているとたまたまトレッキングができる巨大な公園の入り口(駐車場)を見つけることができ、そこで眺めることにしました。外灯は一切なく、綺麗なトイレ付です。
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23時から26時過ぎまで眺めましたが、きりん群と思われる流星は10個程度しか確認できず、残念な結果に終わりました。でもその他の流星も10個くらいは見れたし、結構立派な火球も3つほどあったので、メンバーは満足していました。
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上の写真は北天の様子を写したもの。北極星が低いように見えますが、右下のカシオペアの軌跡をご覧になると緯度の高さがわかると思います。
北極星の上の方に写っているのは飛行機で、この日は大量の飛行機と人工衛星が観察できました。(流星はひとつも写真におさまらなかった。)
 
現地には12インチドブと双眼鏡を持っていたったので、それらを使った観察レポートは次回に記載することにします。お楽しみに。

TSPのAdvanced Observing Programは、かなり難しいという評判なのですが、今年のプログラムはなかなかユニークです。
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リスト化されているのは、"名前が難しくて見難いだろうと先入観を持ってしまうような天体"。
例えばSh 2-188(写真)とかAbell Planetaryとかです。
それに加えておとめ座SS星やりゅう座RY星といった結構明るい恒星も、、。
下にリストのリンクを貼っておきますので眺めてみてください。
 
 
殆どはPocket Sky Atlasにも載っているのですが、小さいものや淡いものが多く、同定に骨が折れそうです。
自分で3回確認できたらOKとのことなので、チャレンジしてみませんか?
 
なお、今回の天体は12-18インチの望遠鏡が対象で、36インチは必要ないと太字で書いてありました。
どちらかというと天体を探すのではなく、その天体がどんなものか勉強して下さいって感じかな??

オブザービング・プログラムの第2弾は口径6インチから10インチが対象です。
一つ目のグループの総称が"Zombies"
定義は以下のように記されています。
These are peculiar (read Arp) objects or dead objects like supernova remnants (yep, those pesky planetaries are back)
つまり、ARPが分類した特異銀河と超新星爆発した後の残骸等ということです、、。"ゾンビを観よう!"って言いながら望遠鏡を向けるのも良いですね。
 
書き出すのが面倒になったので、リストは下のリンクからどうぞ。
 
 
M82やM65等もARP天体となっていますので、こんなのも特異天体なんだなあと思いながら鑑賞ください。
 
リストの2つ目は“I HAVE NO IDEA WHERE I AM”という分類です。なんのこっちゃって感じですが、やや地味なこの天体達をご堪能ください。
 
それから忘れていましたが、以前に紹介した初心者用のリストは夜半までに見れるものに限定しているそうです。そういった配慮もうれしいですね。
 
(下の写真はOSPの時のものです。ニコンのD200で撮りました。)
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予め主催者がセレクトした天体を一定の数以上観察できたらピンバッジが貰えるというプログラムが本パーティにもあります。(これまで私はオレゴンとテーブルマウンテンで2個ずつもらいました。)
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(写真はテーブルマウンテン・スター・パーティの時に撮ったものです。)
 
まずはBinocular Observing Club。
双眼鏡で眺めるのだから簡単な天体ばかりだと思われるでしょうが、実はそうでもないのです。
リストに載っている天体は、、、
メシエ103, 44, 67, 3, 5, 4, 13, 12, 10, 92, 6, 7, 23, 8, 24, 16, 18, 17, 25, 22, 11, 55, 27, 29, 15, 39, 2, 52, 96, 65, 66, 106, 84, 85, 86, 49, 87, 60, 94, 64, 63, 51, 95, 105, 97, 99, 61, 100, 88, 89, 90, 58, 59
NGC129, 457, 663, 5128, 5139, 5460, 6124, 6231, 6242, 6268, 6281, 6541, 6723, 6940, 7243, 7789, 6633, 2903, 3115, 3521, 3621, 5102, 5466, 5897, 6293, 6304, 6316, 6356, 2683, 2841, 3585, 4125, 4365, 4449, 4490, 4565, 4631, 4699, 4725, 5005, 5866, 6229
Mel111, Cr316-H12, IC4665, IC4756, Cr399
中々のものですよね。(詳細は以下のリンク参照)
 
M44やM7といった肉眼でも楽勝なものもありますが、おとめ座銀河団のM99やM100とかりょうけん座のNGC5005、うしかい座の球状星団NGC5466などは結構大変じゃないのかな??上記は口径50mmかそれ以上の双眼鏡が対象とのことなので、80mmとか100mmを使えばいけそうな気もしますが、、。
私はまだ参加するか決めていませんが、参加したら12x36mmでチャレンジする予定です。どれくらい見えるか楽しみ!!
また、米国の人口は北緯40度以上の都市に集中していますので、南の低い天体を観る機会がない人も結構多く、それらが候補として挙げられていますね。ω星団とかCent A、南緯48度のNGC5460とか、、。
 
オレゴン・スター・パーティでは超低空のM74銀河やM101銀河が12x36双眼鏡で大変明るく円盤状に見えましたので、今回も低空の天体観察が楽しみの一つです。
 
次回はAdvanced Programの話をします。
 
 

テキサス・スター・パーティの参加者の年齢が発表されました。
 
何と1/3が65歳以上!!
25%が40-55で45%が56-64。
40歳未満は僅か6%だそうです。
ちょっと計算が合わないけど高齢化が進んでいますねえ。
私は25%のところで、まだまだ若手です(笑)
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写真はオレゴン・スター・パーティの機材紹介の時に写したものですが、年配の方ばかりですね。

さて、TSPの話に戻ります。
当パーティに集まるのはベテランの星好きだけではありません。望遠鏡を持っていなかったり(do not own a telescope or binoculars)、旦那や親に無理やり連れて来られたり(were dragged out here with your spouse, significant other or parents)する人たちがたくさんいます。
TSPではそんな方々の為に幾つかのプログラムが準備されています。
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そのひとつがNovice(初心者) Club。
以下に示す天体の中から10個を捕らえることができたら以下の写真のようなピンバッジがもらえます。(写真はテーブルマウンテン・スター・パーティの時に私がGetしたもの。因みに上の写真はオレゴン・スター・パーティの時のものです。)
 
黄道光、ポルックス、土星、ペルセペ星団、しし座(?マークが反転した星の並び)、レグルス、火星、北斗七星、北極星、からす座、オメガ星団、髪の毛座、アークチュルス、スピカ、かんむり座、ヘルクレス座、M13、北十字(はくちょう座)
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観察にあたっては星座早見の使い方や北の方角等を他人に尋ねるのはOKですが、できるだけ自分だけで簡単な星図をもとにやって欲しいとのこと。その方が達成感がありますからね。
 
それからTSP Ladiesという女性限定のプログラムもあります。
昼下がりに紅茶を飲んだり、ブリッジやジグソーパズルをしたり、上記Novice Clubのやり方をシェアしたり、色んなことをやります。まあ、はっきり言って酒を飲まない女子会ですね。
このLadies Clubの凄いところはDress Codeがあること。つまりドレスかスカート/ブラウスを着てお洒落して行かなければならないのです(帽子はオプション)。
旦那の機材で一杯の車の中に奥さんのドレス、靴、帽子、アクセサリ、化粧品等が皺にならないように詰め込まれるというのは素晴らしいですね。
 
双望会でもやったら如何でしょうか?帽子のケースを積むのだったらもうひとつ機材が積めるのに、、。なんて思う旦那も出てきそうですが、、。

今回は1mドブ所有者のChrisの話を少し、、。
 
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彼は今月に入ってから10日ほど休暇を取得し、ニューメキシコ州まで星を見る遠征に出かけました。
総走行距離はなんと6400kmです。 1mドブをトラックに積んで、一人で旅したそうです。
以下に大雑把な彼の走行ルートを示しますね。(因みに☆マークはテキサス・スター・パーティ会場です。)
 
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10日のうち、星を見たのは3晩だけで残りの7日はずっとドライブしていたとのこと。
ほんとにタフな人です。
 
目的は単なる星の観察。大きなスターパーティがあったわけでもなく、星の綺麗なところやちょっとした観測所に立ち寄って様々な天体を見ただけだそうです。
良かったのはおとめ座銀河群(バーゴ・クラスター)とケンタウルスの銀河たち。1mで見ると各銀河の腕が簡単に見えますので、素晴らしい眺めだったことでしょう。
我々が住むシアトルは南の低い天体を見ることができないので、こういった機会に彼らは南の空を集中的に眺めるようです。
ちなみに当地の緯度は32度程度。シアトルは48度です。
 
彼はオリオンとか一角獣とかの天体も大好きだそうですが、「今の季節はもう沈んじゃって駄目だよねえ~」ってぼやいていました。
テキサス・スター・パーティの会場近くまで行かれたので、空について尋ねると、強風により巻き上げられた細かい砂が影響して部分的に透明度が良かったり、悪かったりして安定しなかったそうです。青空の写真を見せてもらいましたが、深い紺色だったり薄いブルーだったりしていました。
これだったらオレゴンの方がもっと良いぞ!とのこと。
でもテキサス・スター・パーティの会場は今回行ったところより良いと思うと言われたので、私のやる気スイッチが少し入りました。

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米国で最も有名なスターパーティのひとつである、Texas Star Party(略してTSP)が今年も5月の最終週に開催されます。
以前より1mドブ所有のクリスから一緒に車で行こうと言われていましたが、彼は先日他のイヴェントに出かけたようですので、おそらく彼は行かない筈。
月末はメモリアルデイの休日もあるので、1人で行くことも視野に入れて検討してみることにしました。
なお、上の写真は私が2011年に参加したオレゴンスターパーティの様子です。中央の望遠鏡は28インチドブ。
 
◎開催地
場所は下に示すようにテキサス州の西の外れ、メキシコとの国境付近です。私が住むシアトルからの距離は3200キロ。車で30時間かかります。ちょっと1人運転するのは厳しいですよね。となると航空機の利用になりますが、現地から一番近い空港はマイナーでシアトルからの直行便はなく5~8時間もかかります。しかも空港から車で2時間。ほんとにアメリカは広いです。
因みにテキサス州の有名な都市であるヒューストンやダラスからの距離も約1000キロあり、アメリカのみならずテキサスも広いです。
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◎開催日
パーティが行われるのは5/25~6/1(その間で何泊参加しても良い)。
 
◎宿泊方法
これまで私が参加したオレゴンやテーブルマウンテンはテントかキャンピングカーしか選択肢がありませんでしたが、ここはモーテル(最上級のおもてなし)、ファミリーキャビン、バンクハウス(8~20人の洋室の相部屋)、キャンプサイトにRVサイト、オフサイト(会場から少し離れたホテル等)があり、快適に過ごすことができます。
 
◎施設
綺麗なトイレやお風呂、ダイニングハウスはもちろん、プールや乗馬ができる場所もあるようです。
WiFiもありますが、メール取得に制限する決まりになっています。
 
◎参加費
4/28までに申し込むと$60(家族は$40)、それ以降は$150(家族は$50)で、一泊だけなら$60。
14歳以下の子供と26以下の学生は無料です。学生無料というのは良いですね。
 
当パーティの様子がよくわかるビデオがありますので、是非ご覧下さい。
 
現地で何ができるかってことについては次回披露します。

またまたS&T誌の6月号から、、。
てんびん座にある7.2等級の恒星HD140283は現在最も古い天体とされているそうです。
7.2等だったら双眼鏡でも観察可能ですよね。
下に位置を示す写真を載せたので、参考にしてください。この写真は先日のShakilのところで開催されたStar Watching Partyの時に24mmで撮ったものですが、お目当てのHD140283は木の陰に隠れていて写っていません。
でも2.6等のβ星や4.6等の37番星からたどれると思います。
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この星はビッグバンから数億年後に生まれで、太陽の約3倍の年齢です。距離は地球から僅か190光年。
 
NASAはこの星を聖書の中で最も長寿であった人(969歳で没)にちなんでメトセラと名付けているそうです。
地球から比較的近いところに130億歳以上の星があるなんて何だか不思議です。

球状星団は年老いており、その内部に多くの変光星を含んでいると言われています。
S&T誌の6月号にはM5の中の2つのケフェウス型変光星(V42V84)を眼視で観察した記録が載っていました。
 
著者はオレゴンスターパーティの常連であるHoward Banich氏。以前に私のHPで、彼の28inchドブによる写真のように詳細なM101のスケッチを紹介したことがあります。
 
気になる光度と周期は以下のとおりで、空がよければ10cmでも観察できますし、光害の強いポートランドのダウンタウンの真ん中で、霞がかった満月の夜でも20cmで見ることができたそうです。
 
V42 : 10.5 - 12.1 (周期25.72)
V84 : 10.8 – 12.3 (周期26.4-26.9)
 
M5の中にこと座RR型変光星等があって長周期で光度が変化する為、近くの恒星を使って光度を比較するには注意が必要ですね。
 
下の写真に比較的わかり易いV42の位置を示します。(上方が北)
右下の2種類の3連星の並びが目印です。また、M5を導入する時に目印になる5番星(5.1等)はこの写真の左斜め下に位置します。
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望遠鏡を覗いて同定できたら、近くの星と一緒にスケッチしてみてください。
このスケッチは球状星団全体を行うのと異なりとても簡単ですよとHowardが述べていました。
因みに前述のM1016時間もかけたそうです。
 
毎日スケッチできればよいのですが、精度が低くなければ間隔があいても大丈夫でしょう。
これら変光星を観察するには薄明時が良いそうです。また、うす雲や偏光フィルターの使用もGoodですとのこと。
 
少しマニアックですが、是非観察して宇宙の年齢や鼓動を感じてください。
 

火星や木星の季節が終わりそうだったので、平日にもかかわらず、Windspeed Astronomy Clubの会合を会長のShakilの家で行いました。
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Windspeedというのは私どもが雇っているシアトルの人材派遣会社名です。その会社を中心に作っているクラブがWindspeed Astronomy Clubで私がそのクラブのアドバイザーになっています。(会員の殆どは天体観察初心者です。)
 
ここは既に夏時間になっていることと緯度が高いため、暗くなるのは9時過ぎでしたが、仕事帰りの連中が7人ほど子供も連れてやってきました。
空が大変明るいことに加えて薄雲がかかっていたので、星の見え味はいまひとつでしたが、沈み行くThin Moonと木星、火星に土星、M3、M13、M57、M106、エスキモー星雲、しし座ガンマにコールカロリと様々な天体を楽しみました。
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木星にはちょうど衛星の影が映っていましたが、半数くらいの人はわからず、、。倍率も200倍弱だったから初心者にとってはそれほど大きくなく、難しかったのでしょうね。
でも火星の極冠や黒い模様はよく理解してもらえました。
土星はあまりの輪の明るさに皆戸惑い、最初は何が見えているのかわからなかったようでした。本体が輪の中にすっぽり嵌っていたので、あまり土星らしくなく感じたようです。でもいったんわかると皆歓声を上げていました。
で、今夜の一番はM57です。高度が低かったけど、光害に強いのでとてもよく見えていました。
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