2015年01月

皆さんがラブジョイ彗星に夢中になっている間に春の銀河が観易い季節になってきました。

今回はS&T誌3月号に載っていたエッジオン銀河をひとつ紹介します。
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上の写真中央は、以前にも紹介したことがある山猫座のNGC2537銀河(Bear Paw Galaxy)です。
まるでクマの手のひらのように見える特殊な銀河でして、私の双望会参加時の深夜のおやつの一つになっています。
で、今回紹介するのは写真左スミに写っているエッジオン銀河IC2233です。

これはフラット銀河の代表格として挙げられるもので、縦横比は8.9対1。かなり細く、NASAではこの銀河もNGC4565と同様に"Needle Galaxy"と呼んでいるそうです。
フラット銀河とは米国の各州に散らばっている天文連盟(私はエバレット天文連盟に所属しています)を束ねているThe Astronomical Leagueが定義したもので、長さが40秒以上で縦横比が7対1以上の銀河。全天に170個くらいあり、有名なものとしては前述のNGC4565に加えてNGC4244やNGC5907があります。

写真のIC2233は13等級台ということでそれほど明るくないのですが、大きさが5分以上ある為、それなりに素晴らしく、S&T誌では10インチの望遠鏡での評価が7段階の3(数字が小さいほど観易い)でした。

Bear Pawの私の10インチの望遠鏡での評価は4くらいなので、空の良いところで、30cm位のドブを使って観れば、クマの掌と針を同時に捉えることができて楽しいです。(両者間の距離は17分ですので150倍くらいが良いかな?!)

それからこの銀河を観た後にNGC4565, 4244, 5907等を観てください。巨大さに驚くと思います。

なお、IC2233までの距離は地球から4500万光年。地球~太陽間を5cm(手のひらにのる程度)とすると、IC2233は実際の太陽のところ(1.5憶キロ彼方)です。遠いですね。Bear PawはIC2233の半分の距離ですね。
因みにこのスケールだとアルファ・ケンタウルス(地球から2番目に近い恒星)は手のひらから14kmのところになります。これでも結構遠いなあ!

もう一つ書くと、このスケールでの人間の大きさは0.0006nm。ウィルスが100nm位ですからウィルスよりもはるかに小さいもの(ウィルスを人の大きさに例えた場合のミドリムシ以下のもの)が太陽の距離にある銀河を望遠鏡で観察していることになります。何だか凄いですね。

先日、米国人の友人から「間違って2つ買っちゃったから」とタリーズのラテを頂きました。
これまであまり美味しいラテを飲んだことがなかったので、期待していなかったのですが、めちゃめちゃ滑らかで濃くて美味しい!!これってラテなのか?と疑うほどでした。
 
何か秘訣があるに違いないと思い、伺ったところ4つのポイントを教えてくれました。
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一つ目はWhole Milk(全乳)。日本で普通に売っている牛乳のことです。米国では低脂肪乳をDefaultで使うことが多いので、普通に頼むと薄い感じがしていました。それを補うために全乳に変更。
 
次は”Wet”。これはForm(泡)が少なめということ。逆に泡が多いのはDryといいます。Formの量は好みでしょうが、私は少なめの方がクリーミーでよかったです。
 
その次の秘訣は"Extra Hot"。熱くして!!ってことです。私がLateを気に入らない理由の一つが温かったことなので、これも良かった。
 
そして最後が"Arigatou Gozaimasu”だそうです。日本語で感謝の言葉を述べると店の人にうけて、覚えてもらえ、特別しっかりやってくれるそうです。
 
ごちゃごちゃ書きましたが全乳、Wet、Extra Hotと相手に覚えてもらうことがポイント。
これはスターバックスでも同様で日本でもちゃんとオーダーできますので、試してみて下さい。
 
因みに写真のコーヒーは昨年シーホークスの応援の為に12セントで売られたものです。今年もスーパーボウルに向けてキャンペーンがあることを期待していますが、殆どなく残念です。

アラスカ、ニューヨークと飛び回った後に写真を整理しており超多忙だったのですが、それも概ね終わり、読まずに溜めていたS&T誌やAstronomy誌に目を通すことができるようになってきました。
 
今日はAstronomy誌のErika RixによるAstrosktechingの記事を紹介します。
彼女は彼女自身によるオーソドックス(王道)なスケッチと毎月1~2名のスケッチの達人の作品を用いながら興味深い天体やイベントについて説明してくれています。
また、様々なスケッチの方法についても紹介してくれるのでなかなか興味深いです。
 
2015年1月号で彼女は木星の衛星の相互食の観察を奨励していました。
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上の絵はAstroronomy誌の写真を元に私が書き写したものですが、口径25cmの望遠鏡でここまで観測できたそうです。
衛星による食で20%以上の減光も確認できるそうですので、事前に充分な準備をして観察すべしとのことです。
 
この現象は6年毎に起こり、今がGood Chanceですので、是非観察してみてください。私もシャキールらと一緒に見ようと思っています。

昨日、アメフトのNFC Championship Gameが行われたので、米国人たちと一緒に騒ぐ為にスポーツ・バーに行ってきました。
 
試合開始は昼の12:15。開店は11時でしたが、2時間以上前から並びました。
気温は10度。でも列には半袖で熱気を帯びたファンで一杯。途中で凄いブーイングがあったのでその方向見ると対戦相手であるGreenbay Packersの女性ファンたちが歩いてやって来るところでした。
Greenbayは人口10万人ほどの田舎町で、五大湖の一つであるミシガン湖のところにあります。シアトルから遠いので、女性ファンがシアトルの外れの小さなバーに来るとはびっくり!!彼女たちは可愛いし、対戦相手のファンをからかいながら観戦するのは面白いので、近くに座れることを祈っていたら、望み通りになりました。
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上の写真はむさ苦しいSeahawksファンの男性とPackersファンの女性たちです。
 
試合開始早々、Packersのタッチダウンを狙ったパスをSeahawksのディフェンスのエースであるShermanがインターセプト。Packersファンの女の子達に対して皆で喜びをぶつけます。
でもすぐにインターセプトされてしまい、前半は終始Packersペースでした。
前半だけで3インターセプト、1ファンブルを献上する最悪の攻撃で、20点以上取られそうでしたが、ディフェンスの頑張りで何とか16点に抑えます。(でも16対0と2タッチダウンでも追いつけない大差)。
 
後半に入るとやや調子を取り戻しますが、攻めきれず第4ダウンの攻撃でフィールドゴールチームが出てきました。
誰もがフィールドゴールの3点獲得を確信していましたが、Kick用のボールをセットするRyanが突然走り出し、オフェンシブラインのプレーヤーにタッチダウンパス!!超トリッキーなプレイに盛り上がりました。これで16対7。
 
でもPackersペースに変わりは無く、良いプレイが出るたびに写真の女の子達がキャーキャー言って我々の方を見ていました。(めちゃめちゃ悔しかった。)
 
12点差の第4クォーター残り5分の時点でインターセプトされてしまい(当日4回目)、ファンの間では絶望感が漂います。
その後Seahawksディフェンスはタイムアウトで時計を止めながら、Packesの攻撃をThree and Outで抑え、攻撃権を取り戻しましたが、残り時間は既に3分ほどになっていました。
 
しかしそこからパスやランが面白いように決まり残り2分10秒で1タッチダウンを返し、キックも決まって5点差に。
次のキックでSeahawksがボールをキープしなければ負けはほぼ決まるといった場面で行ったオンサイドキックは見事13番のChrisに収まりました。
バーの中はまるで勝ったかのような騒ぎ。
そしてQB Wilsonのランとパスでそれぞれファーストダウンを奪った後にLynchによる逆転のタッチダウンラン(通称Beast Mode!)
ファンは皆飛び跳ね抱きつき、大変な状況でした。
2点差ではフィールドゴールで逆転されるので、2ポイントコンバージョンを狙い、パスをTEのLukeが獲得した時には更なる興奮の波が、、。
 
しかしPackersも冷静に試合を進め、残り15秒で同点のフィールドゴールを決めて延長になりました。
 
攻撃の順を決めるコイントスで裏を選んだPackersに対してコインは表を示しました。最初の攻撃はSeahawksということで、またまた絶叫の嵐。
 
前半にボールをファンブルしたDougが35ヤードの長いパスをキャッチした後、試合を通じて4回もインターセプトされたWilson/Kearseコンビが35ヤードのパスでタッチダウン。最後は前半にミスしまくった3人の活躍で勝利することができました。Packersもその3人を常にマークしていましたが、最後のプレイはLynchのランを警戒して、セーフティの選手が前に出ていたのをSeahawksは見逃しませんでした。流石です。
24点以上取れば勝てると試合前に私が予言していましたが、得点は28対22とその通りになりました。
その後のことは興奮しすぎて覚えていません。
 
次はスーパーボウルです。日本でも放映されるので、Seahawksの渋いディフェンスを見てやってください。因みに対戦相手のPatriotsはQBがめちゃめちゃハンサムでかっこいいです。プレイも凄いし、、。

性懲りもなく以前に作成した天体鑑賞スクールの第4弾をお送りします。
オリジナルは表機能を用いて作ったのですが、それがなかなかうまくブログにペーストできていません。
お見苦しい点はご容赦ください。
 
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少女A:「コーチ、今日は何をするのですか?」
コーチ:「私はただのコーチではない。先週からXX天文協会公認(国際)A級コーチになったんだ。だからそう呼びなさい。」
少女A:「わかりました。XX天文協会公認(国際)A級コーチ、国際ってことは外国で資格を取られたのですか?」
コーチ:「国際という文字は私が勝手に付けたのだ、だから括弧書きだろ!」
少年B:「本当にXX天文協会公認国際A級コーチって存在するの?」
コーチ:「この物語はフィクションだろ!!」
少年B:「わかりました。ところでその資格を取るのに試験があるの?」
コーチ:「3つの試験があってね、、。一つはボー○の望遠鏡の豊富な接眼部アクセサリーを取り替えながらデジカメ、バローレンズ、双眼装置のピントを素早く出す試験だ。やったことが無い人にはわからないかもしれないが、似たようなアクセサリが多く、しかも暗闇でやらされるので、大変なんだよ。 」
少女A:「よくわからないけど凄そう!!他には?」
コーチ:「コーチをしていると複数の生徒から同時に質問を受けることがあるので、それを聞き分ける能力を試されるんだ。具体的には3名の人が同時に発した異なる単語を聞き分け、解答用のボードにマジックで書くんだよ。もし間違っていても解答が面白かったら合格するんだ。」
少女A:「何だかバラエティ番組みたいね?!他にも試験はあるの?」
コーチ:「スクールは保護者が授業料を払ってくれなければ成り立たないので、保護者が気持ちよくお金を払ってくれるように"おべっか"等を使う能力を試されるんだ。」
少年C:「コーチはそういうのって強そうだよね!!」
コーチ:「こらっ!XX天文協会公認国際A級コーチと言いなさい。」
少年C:「だって面倒なんだもん。」
コーチ:「今はPCを使っているからコピー&ペーストで簡単に書けるでしょ!さて、今日は自習にします。」
少年・少女:「え~っ??」
コーチ:「資格も取ったし、私はこれから漫画"ののちゃん"の担任であるフジワラセンセ(藤原先生)のようなキャラで行くことにしたんだ。それともタブチ先生みたいにランニングばかりやらしても良いのかな?」
少女C:「どっちも困るよね。でも今日は学校から星の観察の宿題が出ているので、何とかしてもらわないと、、。」
コーチ:「キミたちはここに個人的な問題を持ち込むのかね?!宿題は自分の力でやるものだろう?? 」
少女C:「でもこのスクールはXX天文協会公認国際A級コーチの話が長すぎるので、いつも終了時刻が明け方になっちゃうでしょ。それからでは宿題はできないもん!!」
コーチ:「滑舌良くしゃべりながら泣くなよ!仕方が無いなあ、じゃあM64を導入しなさい。」
(ウィーン、キュィーン)
少女C:「視野に入りました。」
コーチ:「これは黒目星雲またはBlack Eye Galaxyと言います。30年程前にこの星雲を見たクインシージョーンズが、Eyeのコリーダという曲を作ったのは有名な話ですね。」
少年A:「本当かよ、俺の生まれ、、、」
少女C:(A君を制しながら)「XX天文協会公認国際A級コーチ、それを言うなら愛のコリーダでしょ!それに急に丁寧語になっちゃってますね。」
コーチ:「あっ、違う台本を読んじゃった。星雲を見たのはホーギー・カーマイケルで、作ったのはStar Eyesでした。さあ、A君、どうぞ!!」
少年A:「本当かよ、俺の生まれる前の話だし、、。」
コーチ:「といったところで今日はおしまい。」
少年・少女:「どうして?」
コーチ:「見上げてごらん!雲に覆われて星は一つも見えなくなったよ。」
少年・少女:「曇るなんて、つまんないよ~!」
コーチ:「でも曇は天体観望を止める格好の言い訳になるので、内心喜んでいる人もいるんじゃないかな??ほら、今パソコンの前に座っているキミのことだよ!!」
少年・少女:「誰に向かってしゃべっているの?」


おしまい

先日、30cmでラブジョイ彗星を見たら写真ではわかり難い核の周りのジェットの流れが面白かったです。
それから今日のめちゃめちゃ綺麗な夕焼け空に同じ高さに並んでいた金星と水星も良かった、、。
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さて、コアな皆さん、お待たせしました。久々の新作です。
それではどうぞ。(上の写真は昨年夏のOSPの時に撮ったものです。文章だけでは寂しいので載せました。)
 

コーチ:
え~、本日は星景写真について学びます。
少年A
整形写真?
少女M
えっ??
コーチ:
Mちゃん、どうかした??
少女M
うちのおかあさんが、整形疑惑を持たれているらしいので、もし写真に撮られて解析されたらどうしようと思って、、。
コーチ:
でも疑惑だけで実際にはやっていないんだろう?
少女M
たぶんしてる。
コーチ:
(気づかないふりをして)みんな、カメラ持ってきたかな?
少女A
うちのおじいちゃんが、これ持ってけって、、。キャノン AE-1。これだと余分な巻き上げ作業が無いのでたくさん撮れるぞって、、。
少年B
すげえ、連写一眼じゃないか!!
コーチ:
確かにすごいね。ところでフィルムは何にした?
少女A
コダックの103aEだって
少年B
それってコダック社が天体撮影専用に開発したやつだよね。時間経過とともに実効感度が低下する「相反則不軌」を極力抑えているとか、、。
コーチ:
B君、説明ありがと。レンズは?
少女A
天体写真は明るいのが良いらしいということでMR-14EX付きマクロレンズ
コーチ:
MR-14EXって何だ?
少年B
コーチ、知らないの?キャノンが出しているマクロリングライトのことだよ。ガイドナンバーは14。明るいよ!!
コーチ
確かに明るいな。そのセットだと昆虫を前面にした新しいタイプの星景写真が撮れるかもね。でもデジカメの方が簡単だと思うな。
少年A
こちかめ?
コーチ
こらこらノスタルジック・シリーズに誘導するんじゃないよ。A君はひょっとしてペンタックス645とかを持ってきてたりして?
少年A
そんなんじゃないよ。単なるニコマートELWだよ。
 
これもオートワインダー対応だよね。
ペンタックスといえば、「ペンタックス、ペンタックス、ぼうえんだよ、ぼうえんだよ、わいどだよ、わいどだよ」というゲバゲバ90分みたいなCMも昔流行ったんだってさ。
コーチ:
(小声で)こいつらの親はおたくなので、ほんと疲れるなあ。
さて、星景写真は地上の風景と一緒に星を写すものですから、地上の何を写すのかが最大のポイントになります。たとえば、富士山とか大きな桜の木とかニューヨークの夜景とか、、。
でも富士山やアメリカに出かけるわけには行かないので、今日は醤油のビンを前景にして撮ってみましょう。
少年A
しょうゆ~??
コーチ
しょうゆうこと、、。
少女B
単に駄洒落を言う為に醤油を選んだのかな?
少年A
ちがうよ、向こうでXXX東海支部の人たちが20インチの鍋で夜食を作っているから拝借してきたんじゃない??
少女B
コーチ、ビンが小さすぎて迫力ある構図になりません。ビンを近づけると星とビンの両方にピントが合わないし、、。
少女A
マクロレンズ持ってきて良かった。
コーチ
最近はニコンの大三元とかの高級ズームレンズを使ってズーミングだけで写真を撮る人が増えています。
でもそれでは小さい被写体を迫力あるものにすることは難しい、、。ですから寄ったり離れたり、背伸びしたり腹ばいになったりしながら頑張ることが大切です。
因みにニューヨークに行かれたutoさんはほぼ24mm単焦点一本で撮ったそうです。橋とビルの写真を撮る際いろんな姿勢をしていた為、周りの観光客が引いていたそうです。
少女B
ところで今日の一曲は?
コーチ
今日は醤油のビンを使っているけど、1982年にKenny Drewという人が月とシュークリーム(英語ではクリーム・パフ)を一緒に撮っていて、ムーンリット・デザートという曲を思いついたそうです。凄いですね。
君たちもムーンリット・ソイソースという曲が作れそうですね。
少年B
ほんとかよ、俺が生まれる前の話だし、、。
少女B
ムーンリット・デザートって月の砂漠(Moonlit Desert)のことだよね。Kenny Drewは日本贔屓だったから日本で有名なこの曲をJazzにしたんじゃなかったかしら。
 
----おしまい----

NYへの旅のレポートは今回で終了です。
近いうちに再び訪れるつもりですので、反省点や気付き事項を書き留めておこうと思います。
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①エンパイア・ステート・ビルの明かりの色には意味があり、日々の色の意味を示したカレンダーがあるので、予めカレンダーから色を予測すると面白かったかも!
因みに上の写真の当ビルの色は以下の意味があるそうです。
Blue with a siren in the mast to honor NYPD Officer Ramos and Officer Liu
 
それから以前に紹介した写真における当ビルの色の意味は、、。
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Split lights for Boston College and Penn State in honor of the Pinstripe Bowl
 
 
②NYにはホームレスがとても多く、結構我々にからんで来る。
下の写真は私が宿泊したホテルの17階の部屋から写したものです。時刻は午前6時頃。200人くらいのホームレスがハンバーガーとコーヒーの配給を待っていました。この場所はマジソン・スクエア・ガーデンや結構巨大な地下鉄/アムトラックの駅から路地(31 Street)に入ったところです。都会のど真ん中にこれだけの浮浪者がいると慣れていない人は怖いでしょうね。
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それからBlue Noteの前で並んでいると、一人のホームレスが「ホームレスの支援の為の寄付をしてくれ!」と言ってきました。もちろん無視ですが、皆に無視され切れたホームレスは、私の近くにいた紳士に対して罵声攻撃。喧嘩にはなりませんでしたが恐ろしい風景でした。
 
また、ニュージャージー行きのバスのチケットを販売機で購入していると、怪しげな黒人が「次はそのボタンを押すと良い」と支援してくれました。そして最後に「手伝ったからチップくれ」とのこと。仕方がないので1ドル渡しましたが、支援してきた瞬間に「I can do it」とか言って断るべきでしたね。
 
 
地下鉄には風呂に何日も入っていないようで、めちゃめちゃ臭い人たちが結構いました。でもこれは防ぎようがありませんね。
 
 
③鉄道はよく行き先が変更になる
JFK空港に行く際、エアトレインが途中の駅で突然運行終了になりました。次に来る反対方向行きの列車に乗れば、環状線を逆回りして自分の目的地に着くとアナウンスされたのを聞き取ることができたので大丈夫でしたが、近くにいた旅慣れていそうな日本人の家族はアナウンスを聞いていなかったようで、逆方向の列車に乗ることを躊躇。その後どうなったかな?
 
 
④公共のバスと同じ路線を走る白タクバスもある
ニュージャージーから戻る為に停留所で待っているとバスが到着。暗かったので行き先は見えませんでしたので運転手に聞くとNYにいくとのこと。でもそれは個人経営の白タクで、予め購入していた切符が使えませんでした。
料金は公共のものより安い為、利用者はかなり多かったのですが、かなり荒い運転をしていたので、事故が起きないかハラハラしました。
 
 
⑤ロックフェラーのクリスマスツリーは正面から見なければならなかった。
NYに住んでいた人によると私が見たクリスマスツリーは正面からじゃなかったそうです。多くの人が記念写真を撮りまくっていたので、てっきり正面だと思っていました。いつかリベンジしたいです。

明日(1/10)、我がSeattle Seahawks(アメフト)のプレイオフが行われます。
勝てばあと一勝で2年連続のシーパーボウル出場!!
 
それに先立ち昨日にワシントン大学とPNSN(Pacific Northwest Seismic Network:太平洋岸北西部地震ネットワーク)が、試合会場のCenturylink Fieldに3個の地震計を設置しました。
 
きっかけは2011年のニューオリンズとシアトルのプレイオフでのMarshawn Lynchの67ヤードのタッチダウン・ラン。
その時、競技場近くの地震計で計測された振動がかなり大きかったとのこと。
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上のグラフの縦軸が振動レベルで横軸が時間です。Lynch選手がボールを持ってからディフェンスラインを突破し、相手を突き飛ばしながらエンドゾーン(タッチダウン)まで行く15秒ほどの間にかなりの振動が発生しています。
 
その時のビデオ映像のリンクを以下に示します。
 
 
実は私もその時競技場にいました。前年度の覇者に4点差に追い上げられて嫌なムードになっていたところでの超ビッグプレイ!!今でも語り継がれるほど大興奮のシーンでした。
 
その後、昨年のプレイオフでも凄い振動が計測された(その時も私は会場にいました)為、人々の動きと建物や地面の揺れとの関係を解析しようということになったようです。
 
明日の試合中の揺れはリアルタイムモニターで誰でも見れるようにするらしいので、私もテレビで試合を見ながら揺れの状況も確認しようと思っています。
 
本件の真の目的は、地震に関心が低いシアトルの人たちの意識改革のようですが、なかなか面白そうです。
 
なお、振動そのものは大学のアメフト又はバスケットボールの方が大きいです。大学のファンは試合中ずっと立って飛び跳ね続けていますし、ワシントン大学の競技場が振動で壊れたことがあるほどですので。(大学よりプロの方が人気があるので今回の調査はプロを対象にしたのでしょう。)

NYではVillage Vangard、Blue NoteというJazz Clubに行きましたが、もう一つの有名なスポットでもあるBirdlandにも行きました。今回はその報告です。
 
Birdlandといえばウェザーレポートの代表曲であるバードランドやサラ・ボーン、クリス・コナーらで有名なバードランドの子守唄があります。
また、アート・ブレーキーやジョン・コルトレーンのライブも名盤として残っていますよね。(もちろん、私はそれらが入っているアルバムを所有しています。)
 
ただ、残念なことに1949年にオープンしてからこれまでに2度移転していますので、コルトレーンがいた頃の匂いはありませんでした。
 
しかし、Birdlandのホームページに書いてあるように現在のところに移転した後も以下に示すような素晴らしい面々がライブを行っています。
 
Since the reemergence of the club, midtown Manhattan has been treated to some of the best jazz on the planet, including memorable sets by such musicians as Oscar Peterson, Pat Metheny, Diana Krall, Roy Haynes, Michel Legrand, Dave Brubeck, Pat Martino, Tony Williams, Hank Jones, Michel Petrucciani, Maynard Ferguson, Freddie Hubbard, Marian McPartland, John Pizzarelli, Kurt Elling, Joe Lovano, McCoy Tyner, Michael Brecker, Clark Terry, Ron Carter, Jon Hendricks, George Shearing, James Moody, Yellowjackets, John Scofield, Phoebe Snow, Dave Holland, and Tito Puente, as well as the big bands of Chico O’Farrill, Duke Ellington, Toshiko Akiyoshi, and Maria Schneider. 
 
現在のBirdlandは44 Streetと8th Avenueの交差点から少しだけ9thの方に歩いていったところにあります。
Midtownのど真ん中で、ロックフェラーやミュージカルのスポットも近いので、ものすごい数の観光客が近くを歩いていました。
ここは他の2店と異なり、街中で観光したついでに寄れるところですね。
 
外観はこんな感じ↓
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開演一時間前である5時に店に入って名前を告げるとアフリカ系の女性ウェイトレスが早口で何か言いましたが聞き取れず、、。聞き返したところ、「コートを預かりましょうか?」と流暢な日本語でした。
 
案内されたテーブルはステージに向かってやや左の最前列でした。
ステージから見た店内は
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米国らしく、めちゃめちゃ暗い店内です。
ここはドレスコードがあり、Dressy/Business Casualでしたので、客は身なりの良い白人ばかりでした。因みにVillage VangardやBlue Noteはドレスコードはありませんでしたが、トレーニングパンツや短パン等は避けた方が良さそうです。
 
私はメトロポリンタン美術館から直行で時間が無かった為、昼ごはんも抜いていましたので、Birdland Burgerを注文。驚いたことにメニューは日本語が併記されていました。それだけ日本人客が多いのでしょうね。
 
そこそこしっかりしたコースメニューもありますので、Jazzを第一目的にしていない人でも結構楽しめると思います(良質な音楽をバックに食事を楽しむ)。ハンバーガーも美味しかったです。
 
さて、6時から演奏が始まりました。
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リーダーはJay Leonhartという人でベース/ボーカル担当。他にはピアノとトランペット、ギターのドラムレスカルテットでした。
トランペッターはリーダーの息子だそうで、親子でギグなんて良いですね。ミュージシャン憧れのスタイルでしょう。
 
ピアニストは日本人でした。今回3つのライブを見ましたが、その中に日本人が4人。皆さん、大学の時からずっとNYに住んでいるようで頑張っています。
彼らの英語は完璧ではありませんが、私と比較にならないほど素晴らしく、私の業界(エンジニアリング)やスポーツで米国に来ている人たちが英語で苦労ているのが情けなくなりました。
 
さて、肝心の演奏ですが、これが全くつまらない。
牧伸二のウクレレ漫談をベースに持ち替え、もう少しメロディアスにした感じです。自分のベースソロに合わせてギャグを織り交ぜながら語るように歌っていました。一部の観客は爆笑しており、全体的に和やかに引き込まれる感じだったのですが、英語が難しくて半分くらいしか理解できず、疎外感を感じました。
 
各プレーヤのソロはたいしたものでめちゃめちゃかっこよかったです。でもピアノの大野智子がノリノリの演奏をしている最中にリーダーのJayが「4小節後にギターのソロに切り替えよう」とか、「トランペット、準備して!」とかの指示を出しながら全体をコントロールするので、各プレーヤの消化不良感が伝わってきました。Jazzってその場ののりやハプニングから凄い名演が生まれるので、その可能性を否定するかのような管理主義に少々腹が立ちました。
 
Jayが次に演奏する曲を決めかねていると、智子が「私はこれをやりたい」と提案。その曲にはピアノのソロが他よりたくさんあり、のびのび演奏している姿が印象的でした。
 
これで有名なJazz Club3件のレポートが終わりましたが、やっぱりVillage Vangardが店の雰囲気、伝統といった面で最も良かったです。でも退屈な演奏のBirdlandにおいても音響は素晴らしかったので、3つともJazzを楽しむことにおいては素晴らしい店だといえます。(当日の演奏は運ですからね)。
 
今後、機会を作ってまた訪れたいと思います。

NY行きを決めた最大の理由がNBA(NYニックスの試合)観戦でした。
レポートが遅くなりましたが、到着した翌日(クリスマス)の正午からの試合について少し書きます。
 
まずはマジソン・スクエア・ガーデンの外観の写真
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スマートフォンによる写真で光の具合も良くないのですが、これが40年近く前に日本の若者の間で有名になったマジソン・スクエア・ガーデンです。
背景の青空が綺麗ですね。
 
それから私の席からのViewはこんな感じ。
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160ドルも払ったのに後ろから2番目の席です。
プレーヤーも大きく見えず、誰がどんなプレーをしているのかが何とかわかる程度でした。
3年前にフィラデルフィアでニックスのゲームを見た時は150ドルで前から2番目だったのに、やっぱり大都会の真ん中なので高いのかな?
因みにその週の土曜日にNHLアイスホッケー(レンジャーズ)の試合があったのですが、最も安い席で300ドルだったので断念しました。
 
さて、試合内容ですが、今シーズンまだ5勝のニックスは好調のワシントンに対してトライアングルオフェンスを仕掛けますが、全く機能せずもっぱら得点はCアンソニーやTハーダウェイJRの一対一からの攻撃のみ、、。
攻撃がぐだぐだなのに加えてディフェンスも酷く、ワシントンに好きなようにやられてしまいました。
たまに相手からボールを奪っても、速攻もできず組織的な動きが皆無状態。ですから時間の経過とともに観客からは声援というより野次の方が多くなってきました。
 
勝利したワシントンも凄いプレーはあまり無く、面白みにかける試合でした。
 
ところでアメフトのシーホークスですが、レギュラーシーズンの終盤に6連勝してカンファレンスの第1シードとしてプレイオフに臨むことになりました。
昨年同様ディフェンスがリーグNo.1の成績を残しており、安心して見ていられます。(直近の6試合中4試合でノータッチダウンに抑えている)
今週土曜がカンファレンス・セミ・ファイナルなので、とても楽しみです。
 

ブルックリンブリッジとクルーズ船から様々な自由の女神を撮ってみました。
まずは黄昏のヘリ、観光船と一緒に、、。
 
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次はクルーズ船で何枚か撮ったのを並べてみました。
自由の女神自身が気に入ってくれるショットはどれでしょうか?
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光の当たり方によって若干の差が出ているとは思いますが、左側の写真より右側の方がウエストあたりがすっきりして見えますよね。胸も強調されていて若い女性らしく見えませんか?まとっている服(ガウン?)の裾のラインも流れるようで綺麗です。
 
これをカラーにするとこんな感じ↓
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如何でしょうか?
最後にビルと月を一緒に撮った写真を載せます。
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さて今回はNY Down Townの夜景です。
ここは911で犠牲になった貿易センタービルがあったところです。
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夕日を浴びて金色に輝くビルが綺麗ですね。
日没後の写真も撮りましたがどちらが良いでしょうか?
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それからクルーズ船から撮ったのがこれ
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こういった低いところからの写真も良いですね。
因みにクルーズ船はこんな感じ。
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天気が良かったため、デッキに出ていたがとても多く、写真撮影はあまり容易ではありませんでした。
(立ち上がると迷惑になるので結構気を遣った、、。)
 
次回はそのクルーズ船等から撮った自由の女神です。

NY滞在終盤の土曜日に皆さんお奨めのメトロポリタン美術館に行ってきました。
開館時刻の10時に行きましたが、結構人が一杯。でも中がめちゃめちゃ広いので最初はゆっくり見ることができました。
 
まずは特別展として行っているキュービズムの見学。
 
恥ずかしながら私はキュービズムというものを知りませんでした。しかし、壁に掛けられている説明をしっかり読むことで、これは丁度100年前にピカソやブラックという人たちが行った画法(複数の視点から見たものを2次元の紙やキャンバスに描いていくもの)であることがわかりました。
 
一見何が描かれているのかわからない作品が多いのですが、各作品の横に解説があったので、それを読むことでピカソたちがどのような視点で何を描いたのか知ることができ、ある意味謎解きみたいで面白かったです。
 
 
次に行ったのがヨーロッパの彫刻。ここではウゴリーノと彼の息子たちという彫刻(Body Language)が大迫力で釘づけになりました。それから椅子に座った女性の彫刻にも目を奪われましたが、特に有名なものではなかったようです。
この彫刻のエリアは広いので、いろんな人が作品のスケッチをされていました。中には小さな子供が立派なスケッチセットを使ってスケッチをしていました。お母さんに指導されながら、、。
こういうのって和みますよね。
 
ここにはメデューサの首を持ったペルセウスの像もありましたが、私にはあんまり、、。
 
ここまでで既に2時間が経過し少し疲れてきました。でも土曜ということもあって館内には人がどんどん増えて来ています。常設展は撮影可能なので、皆さんせわしなくポーズを撮ったりしていて落ち着きません。
 
元々の計画では、館内のカフェで一服するところですが、これでは夕方までに回り切れないと思い、焦ってきました。でもせめてヨーロッパのロマン派、印象派くらいはしっかり見ておかなければ、、。
ということで他の展示はすっ飛ばし、2階のヨーロッパ絵画のところへ。
 
いやあ凄いですね。セザンヌやルノアール、モネ、ゴーギャンとかがこれでもかってくらいにある、、。高校の美術の時間に習った有名なものがいっぱい、、。
遠くで全体を見た後、近くで詳細を確認したのですが、筆つかいが作家によって異なるのがよくわかりますね。ゴッホはペイントをどんどん積み重ねていく手法が多い一方、ルノアールは筆の跡がわからないものが多い。
セザンヌは何とかおじさんっていう作品(下の写真の中央付近に写っているやつ)を大きな筆で大胆に(やや乱暴に)描いていたり、水彩画みたいな油彩を描いたりと多彩でした。
 
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美術に関して知識の乏しい私でも本物をよく見ることにより色々な発見がありました。(比較するために色々な部屋を何度も出入りしました。)
 
で、私が最も目を奪われたのがこれ↓
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ミレーのRetreat from the Starm (嵐からの逃避?)です。部屋の端にあり、注目する人は皆無でしたが、干し草を描いた作品をはじめとする彼の庶民を描いたものの一つとして心を奪われました。
 
その他はピカソの青い色が印象的だった盲人の食事、Joseph TurnerのWhalers等。
 
それからドガのバーで練習する踊り子も良かったです。何でじょうろが置いてあるんだろうと思って解説を読むと練習場では埃がひどいので、それを抑えるために事前に水を撒くのだそうです。確かに作品にも水をまいた跡があります。
 
ここまでで、既に5時間が経過。まだ全体の1/10くらいしか見ていません。でも物凄い数の人たちが館内に来ており、まだまだ増えそうな感じでしたので、アジアとエジプトをざっと見て、Jazz Clubに向かいました。
 
真剣に見ようとすると、4~5日は欲しいですね。
今回思ったのですが、素晴らしい絵画は写真よりも人を人らしく表現しますね。光の当たり方も絶妙ですし、、。私もあんな感じの写真を撮れるようになりたいと思ったのでした。

先日紹介したブルックリン・ブリッジの写真の別テイクの中に結構星が写っていたのでアップします。
 
ISO6400、絞り2.5で1/4秒露出。トーンカーブ等の調整は一切していません。撮りっ放しです。
よく見るとこと座の全景も写っており、拡大するとこうま座もわかります。
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次の写真にはカシオペアや北極星、ペガサスの四辺形がかすかですけど写っています。これらを複数撮って比較明合成したら結構印象的な写真になったでしょうね。
次にニューヨークに行ったらチャレンジしてみようと思います。
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ビルの光が弱かったこともあり、街中でもカシオペアやペルセウスなどが肉眼で楽に見えていました。
しかも強烈に輝くISSや大火球も目撃し、世界有数の大都会の真ん中で天体を楽しむことができました。
 
天体つながりで月とエンパイアステート・ビルの写真も載せておきます。
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この写真、クルーズが終わった時に写すことを思いつき、月の位置を見ながら1.6マイル歩いてから撮りました。
バスで移動すればもう少し月が上にあって良かったと反省、、。
また、絵になるようなかっこいい人達も一緒に写そうと構えていたのですが難しかったです。
 
24mmのレンズは歩いている人と高いビルも同時に写せるので使いやすいですね。画角のみならずピントの範囲も広いし、、。
 
 
 

今回は日本にも数店舗あるBlue Note NYのレポートです。
 
場所はVillage Vangardから徒歩5分くらいのところで、周囲にはRockのLive Houseやパブ、ピザ屋等が乱立し、明け方まで大勢の若者の活気が凄かったです。
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地下鉄の駅から歩いて30秒くらいなのでとても便利なのですが、地下鉄が嫌な人には店の前をひっきりなしに通っているイエローキャブを捕まえることもできます。(Liveの終了時刻にはタクシーが数珠つなぎになっています。) それから大きな駐車場も斜め前にあるので、そこに車を止めることもできます。30分15ドルくらいだったと思います。
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私が選んだのは深夜12:30からのミッドナイトセットでカバーチャージは僅か12ドル50セント。安いですねえ。
12時Door Openということでしたのでその時間に合わせて行きましたが、まだ前のセットが続行中でした。
店の人に何時に入店できるのか尋ねても返事なし。Liveの終了時刻が入口の人に伝わっていないのでしょうね。10人くらいの並んで待っていた人たちは若干ムッとしながらも我慢してしました。
 
そしてようやく開演時刻10分前の12:20に2nd Setが終了し、客がゆっくり出てき始めました。我々は12:30過ぎに入店できましたが、店の人は謝る様子もなく淡々と対応してきます。おそらくミッドナイトセットはおまけみたいなものなんでしょう。残念でしたが、安いので仕方がありません。
 
座席はどこでも良いということでしたので奥の一段上がったところにしました。そこには"Reserved"という札がありましたが、深夜セットには関係ないとのこと。基本的にNYのJazz Clubは早く来たもの勝ちなのですが、American Express Card等の技を使うと座席指定ができるようです。詳しくは調べていませんが。
 
私はスコッチ(グレン・モーレンジ)のロック(ダブルで15ドル)を頼み、ちびちびやりながら開演を待ちました。
米国はどんなに小さいバーでもスコッチが5種類以上あるのでスコッチ好きの私にはありがたいです。
 
アーチストは森田真奈美という日本人ピアニストのトリオ+バイオリンの大村智子。ベースとドラムは米国人男性です。
森田真奈美は報道ステーションのオープニングテーマの作曲・演奏をしている人です。事前にその曲をYouTubeで聴きましたが刺激がいま一つ(良い曲だとは思いましたが)。
夕方に行ったBirdlandでのLiveがいま一つだったのと、編成に無名の若いバイオリン奏者が入っていることもあって、私のテンションはやや下がっておりました。
 
ドラムセットを組んでいる間にそれぞれが指慣らしの演奏をしていました。
店内にはColtraneのアトランティックレーベルのCDが流れており、それを邪魔するように不規則な音を奏でるピアノやバイオリンが不快でした。
 
しかしっ、、
ColtraneのCDの終わりの4小節に合わせて突然真奈美がアドリブでピアノを被せてきたのです。それがめちゃめちゃお洒落でびっくり。しかも終わった瞬間に真奈美は自分に向かって小さく目立たないように拍手!!
いきなりのことで観客は誰も気づかず私も拍手をしそびれましたが、期待が大きくなった瞬間でした。
 
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1時過ぎに演奏が始まりました。
写真は好きなだけ撮って良いと言われましたが、青いスポットライトが一部を集中的に照らすのでなかなかうまく撮れていません。ご容赦ください。
 
ピアノは、、、速弾きが正確で打鍵が強い!!まるで乗りまくっているチックコリアかミッシェルペトルチアーニのよう。それが一曲目の出だしからやれているのですから凄いです。
日本人女性ピアニストは秋吉敏子、国府弘子、大西順子、上原ひろみなどを聴いたことがありますが、上原の速弾きと国府の力強さに大西のダイナミックさを加えたような感じでのっけから超お気に入りになりました。
ベースは普通の演奏でしたが、ドラムがSteve Gaddみたいな攻撃的だったのでより刺激的でした。
 
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ステージに最も近いところの席の米国人グループはノリノリ、、。幾つかの間違った片言日本語をステージ向かって発しでいました。(こんにちはとか美味しいとか、、。)
 
米国生活8年の真奈美のMCはなかなか愉快で、米国人客の間違った日本語を修正したりして堂々としたものでした。
 
音響はVillage Vangardと同様に良かったし、超美人ウエイトレスの対応も完璧でした。
 
2時過ぎに行ったEndingはバイオリンの智子がアレンジしたという日本の曲"Where are you from?"。
日本語ではあんたがたどこさ?です。
このわらべ歌が見事なジャズに仕上がっており、日本の曲を知らない米国人にも受けていました。
 
演奏後、真奈美に近づき労いの言葉を述べました。アーチストと話ができるのも小さなJazz Clubの良いところですね。
この後、彼女のCDとショットグラスを2階のShopコーナーで購入し、店を出ました。
 
そしてまだまだ賑わっているPapaya Dogというホットドッグ屋で1.75ドルの定番ホットドッグを締めとして食べました。(めちゃめちゃ美味しかった。)
 
余談ですがBlue Noteの隣には"ラーメン屋"というラーメン屋があって、豚骨、味噌、醤油等様々な種類のラーメンが食べられます。
普段、日本食を食べに行かないのですが、この旅行中に限っては猛烈にラーメンが食べたくなったので、飛び込みました。注文した豚骨ラーメンは博多のラーメンと同じ細麺で、温泉卵、きくらげ、チャーシュー、ネギも入って
おり、胡椒やニンニク利いていて美味しかったです。(若干脂っこくて面が粉っぽかったのですが、米国での許容範囲内でした。)
でもチップ込み15ドルは若干お高めかな??
 
 

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