2015年11月

星を色々観ていると、きたかるさんからこの望遠鏡を覗いてみませんか?と言われました。お言葉に甘えて覗かせてもらうとそこにはM42が、、。
反射望遠鏡を覗いているのにトラペジウム等がギラギラしてなく、とても落ち着いた感じで凄くシャープ。
まるで高級な屈折のようでした。
これってマクニューかな??と思いながら尋ねるとなんと20cmF10の純ニュートンとのこと。
驚きました。単に屈折ぽく見えたのではなく、何だか絵画のような独特な感じだったので、、。
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この望遠鏡、写真をご覧になればわかるように斜鏡が凄く小さいのです。(短径が22mmとのこと)。
これくらい小さくすると光軸修正機構のちょっとした機構のまずさやガタが問題になります。(主鏡により集まった光を全てアイピースに導くことができなくなる。)

5年以上前に私がホームページで書いたことなんですが、一般的な斜鏡支持構造は斜鏡表面から離れたところ(前方)にピボットがありますので、光軸修正により斜鏡中心が主鏡の中心軸(法線方向)から外れます(下記参照。絵が見難くてすみません。こんなものしか残っていなかったので)
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きたかるさんは、こんなことはもちろんご存知で、斜鏡の表面に可能な限り近い位置にピボット(回転)中心を持って行くよう製作されているのでした。
流石です。鏡筒は軽量化の為にカーボンを使われていました。抱えさせてもらいましたが、剛性感は抜群。主鏡もご自分で磨かれていてほんとに素晴らしい。

きたかるさんも凄いのですが、短径が22mmと聞いてこれはレアだなあというDJさん。25mmは世間に出回っているのですが、22mmはあまり見かけないとのこと。
皆さんどこまで詳しいのでしょう。

時計を見ていなかったので何時ころからだったか覚えていませんが、西の空からやって来た雲はあっという間に広がりました。
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写真はノイズだらけですが、ご容赦ください。

でも雲の切れ間が結構あるため、頑張れば天体観察ができないこともありません。
私にとって年に数回しかない貴重な45cmでの観察でしたから、宴会にも参加せず、雲間の天体を導入し続けました。

まずは双望会でいつも観るNGC6751 Dandelion Puffball。西の空がかなり明るかったのでショボいのですが、2mくらい離れたところにあるタンポポのようでした。

それから45㎝クラスの望遠鏡を覗いたことがない方がいらしたので、DSOをいろいろ見て頂きました。

その中で結構うけたのがNGC2261 ハッブルの変光星雲。「凄い、写真のようにくっきり見える!」と絶賛でした。230倍で追尾していたので観易かったようです。

M42は空の雲が完璧に切れた瞬間を見計らって導入。透明度が悪いので星雲の輝きの鈍い羽の部分が赤黒く見えました。
これまでM42の色は透明度が悪い日とか、都会でしか認識したことがなかったのですが、ひょっとすると他に比べて暗い部分を赤黒く認識したのかもしれないと思いました。
それからCivetさんが気づかれたのですが、トラペジウムの最も明るい星がカペラのような黄色っぽい感じに見えました。そしてやや暗い星が赤っぽく、、。
これが正しかったのかわかりませんが、、。
今後もう少し調査してみます。

他にウケたのがNGC1023。ペルセウス座の銀河です。
かなり明るく肉眼で観たアンドロメダ銀河みたいで評判上々でした。(こんなに明るい銀河があることをご存知ない人も多かった。)

小さな銀河団はそこそこの反応。HCG16やARP331をiPhoneのイメージと比較しながら観てもらうと皆さん、認識できて満足されていました。

シーイングが良かったので、β Mon(3重星)やHCG92(ステファンの五つ子)の分離も完璧で、特にHCG92は32cmでも余裕で5つ見えていました。

カシオペアのところの雲が切れたらNGC225(Sail Boat)やM103近傍の星団を導入し、オリオンのの雲が薄くなったらM79球状星団、アンドロメダだったらM76を導入。導入に時間がかかるとすぐに雲に隠されるので、結構エキサイティングで楽しかったです。

初日の日没後は雲がなかったのですが、透明度が冴えず、天の川もかなり薄かったです。でもシーイングは結構良かった、、。

写真はEquatrial Platformに載せたドブのテーブルの上に三脚を置いてNikon1で撮った超お手軽撮影。絞り1.8開放で34秒露出。ISOは1600。
開放なので像はシャープではありませんが、追尾はそこそこできているようです。
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銀河を観察しているとやおきさんがM57の中心星が見えているみたいなので確認して欲しいと言ってこられました。
66cmを覗かせてもらうと中心星が大きく薄くなったり小さくキラッと光ったりといった脈動をしていました。(やおきさんがおっしゃった通りしっかり見えていました。)

上記は恐らく空の状態(シーイング)の変化の影響でしょうね。

確か中心星は15等級くらいですので、そこそこの透明度があれば見える筈なのですが、M57の中心部にもガスがあるため、しっかりとした輝きが無ければ認識することが難しいのでしょう。

この日は透明度が悪かったのですが、シーイング良好のおかげでM57の傍の恒星がかなり明るくなっていました。
このように恒星が明るく見える時が中心星確認のチャンスですね。

私の45cmでも充分に見えていました。(倍率は230倍)

一方、この中心星を認識できない方もいらっしゃいました。
シーイングの変化に合わせたそらし眼ができていないか、短い時間の輝きをつかむことができなかったのでしょう。

G1や天王星・海王星の衛星にチャレンジしておられる方もいましたが、うまくGetできたようです。

今年も双望会に参加してきました。
これから数回に渡ってレポートをアップしていきます。

まずは大変印象的だった20cmF10ニュートニアン反射望遠鏡の写真から。
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Nikon1に40年前に製造されたNikkor 50mmF1.4レンズをつけてフルサイズ135mm相当で撮影しました。
オートが使えないので、マニュアルでのピント合わせが難しかったのですが、何とか望遠鏡マニアの大好きな"OSHIRI"をGetすることができました。
また、このレンズはカメラマニアの大好きな"BOKE"も盛大に現れます。

この写真の望遠鏡の話は近いうちに行うとして、いつものようにKey Wordを羅列していきます。
・屈折みたいだぜ
・ゆっくりとした明るい光
・芸術的な月
・超お手軽ガイド撮影
・Equatrial Platform
・中心星の脈動
・皆既日食
・やっぱ、見えない!
・今年も太陽から、、。
・Waltz for Debby

日本に到着しました。
シアトルの自宅から空港までシャトルバス(乗り合いタクシー)を予約していたのですが、約束の時間を30分過ぎても来ない。そこでシャトルの会社に電話をかけるもオペレーターが出てくるまで20分。ようやく状況を聞き出すと、交通渋滞の影響で2時間遅れるとのこと。だったら早く電話して来いよ~。
仕方がないのでキャンセルして自分の車で渋滞に悩みながら向い、何とか間に合ったのでした。
写真は飛行中のB787の主翼と太陽。ゴースト出まくりですが、、、。
787は窓にシャッターがないのが売りですが、直射日光を完全に遮ることができず結構暑くて眩しいです。

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今年5月にオープンしたNYのOne World 展望台からの眺望を披露します。
まずは私が大好きな吊り橋2つ。マンハッタン・ブリッジとブルックリン・ブリッジです。
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赤い船が良いアクセントになっています。
展望台の窓ガラスや川の反射等を制御するため、急遽PLフィルタを購入して使ってみましたが、なかなか効果的でした。

次は展望台の逆サイドに行ってハドソン川沿いのビル群
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川の向う側はニュージャージーです。

ミッドタウンのビルがこれ↓
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夜景だと素晴らしい眺めになるでしょうね。

少し望遠で拡大してみました。
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エンパイアステートビルも見えますね。

最後は私が夜滞在したブルックリン。
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なかなか印象的には撮れませんね。
やっぱり夜景か虹、太陽の光の反射とかが必要ですね。

僕が初めてSというジャズ喫茶を訪れたのはアートブレーキ―&ジャズメッセンジャーズにテレンス・ブランチャードが入団した頃だった。

繁華街の雑居ビルの3階にあるドアを開けると目に飛び込んで来るのが5000枚のアナログレコード棚と短髪で強面のマスター、、。
奥にある畳ほどの大きさのJBL4343から流れるジャズに引き込まれ、家から車で1時間もかかるこの場所に週に1度は通うようになった。
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店が開く18時頃にドアを開けると誰もいない部屋で小曽根真等の新譜が流れており、しばらくすると煙草や牛乳等を抱えたマスターが買い物を終えて戻って来た。

20時くらいまでは常連のおじさんたちの世界。ビールやウィスキーを飲みながらコルトレーンやエバンスの話をしているのを学生の僕は黙って聞いていた。

当時は写真のようなシングルモルトのスコッチなど置いてなく、銘柄不明のすぐに頭が痛くなりそうなウィスキーか、小さな細い瓶に入ったビールくらいしかなかったけど、誰も文句を言わずに飲んでいた。(僕はもっぱら作り置きのあまり美味しくないコーヒーだったけど)

20時を過ぎたあたりから宴会の一次会を終えたほろ酔いの男女がやって来て店が騒々しくなる。その頃に常連や僕は退散した。

寡黙なマスターとはあまり話をしなかったけど、たまに夜遅くに訪れた時に閉店時間も忘れて大人の世界についていろいろ教えてもらった。


この店の常連で5つくらい年上の電力会社の技術者であるIさんと意気投合したのは、僕の卒業が間近に迫ったころだった。
彼は凄くきれいな友人の女性を紹介してくれて、よく三人でたわいもない話をした。
僕は次第に気さくなその女性に惹かれて行ったが、ある日彼女からIさんと結婚することを打ち明けられた。そしてショックでおめでとうと言えない僕に対して2人から地元のアーチストのサイン入りアルバムを卒業祝いとしてプレゼントしてくれた。
アルバムタイトルは♪オール・ザ・シングス・ユー・アー。キミのことはずっと忘れないからね。と2人に言われたとき涙がこぼれた。

しばらくするとマスターから卒業祝いとしてアルバムを2枚頂いた。
一枚はカーメン・マクレーの2枚組試供品。もう一つがブルーノート・オール・スターズのこれまた試供品。販売されていない貴重なレコードをもらえるなんて思ってもみなかったので感激し、ジャケットがボロボロになるまで聴き続けた。

卒業後は大学に用事があった時に2度ほど店を訪れたが、その後は米国に住み始めたこともあってずっと行っていない。

そして今度、25年ぶりにその店に行ってみようと思っている。

今週末に双望会がありますが、そこには18インチドブwith Equatrial Platform、ヒンジトラッカーの他にTSPにおける双望会や双眼望遠鏡に関するプレゼン資料とその時のレポートを持ち込む予定です。
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プレゼンのスライドは26ページ。紙に印刷して持って行きます。
それに加えて現地やOSP会場で写した星景写真も、、。

皆さまからのコメントを期待しております。

また、こんなものも持って行きます↓
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米国で一般的に使われている革製ソフトボール。
キャッチボールされる方はグローブをお忘れなく。
もちろんキャッチボールは機材がなく人がいないところで行います。

NYに到着した朝にワン・ワールド・トレード・センター(OWTC)に行こうと思っていたのですが、雲が低いところにかかっており、展望台から何も見えそうもありませんでした。
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上の写真の真ん中でかすんでいるのが当ビル。上の方が全く見えませんよね。
遠くから撮ったのがこれ↓
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一番左でかすんでいるのがOWTCです。

こんなこともあるかと、チケットは週末の2日間有効のものにしておいたので、初日はキャンセルして、無事翌日に行くことができました。

で、天気が回復した翌日の昼過ぎに現地へ行き、入口から見上げるように写したのがこれ↓
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左側に隣のビルが写っていますが、それが無かったらよかったのに、、。でも結構気に入っています。

次は角に行ってやはり見上げたもの
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真っ青な空で気持ちが良いです。

近くに木があったので、それも入れてみました。
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撮る角度によって全く異なるビルに見えますね。

何れも上にどこまでも伸びている感じがあって素晴らしいです。
このビルの設計者がどんなことを考えたのか聞いてみたいです。

自宅にある45cmドブの接眼筒のドローチューブを駆動するシャフトに巻かれた樹脂が経年劣化でボロボロになりました。(昨年の双望会の時)。

今回の双望会に向けて直さなくちゃならないことを先日思い出したので、10年前に接眼筒を購入したAstrosystemsにメールで相談しました。
するとすぐに返事が来て、返送料7ドルくれたら直してくれるとのこと。

でもやり取りする時間がないことを伝えると、「じゃあウレタンのチューブを送るので、自分で直せ」とのこと。
そして3日後に説明書とともにウレタンチューブ、工具やワッシャーが到着。
写真をご覧になればわかるように無料です。
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以前からAstrosytemsの対応には好感を持っておりましたが、ほんとに素晴らしいです。また何かをそこから購入しようと思いました。

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