2017年01月

45cmの追尾装置の調子がいまひとつなので、10cmF6.4ED with GPE赤道儀で月の動画撮影を行いました。
パラメータを色々変えてどこまで映るのか試したかった、、。
会社から帰るのが遅くなった為、劣悪なシーイング下で。
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5cm並みの低解像度ですね。月のふちのギザギザ度から気流の悪さがお分かりになると思います。
月を拡大したかったのでLeica Zoom with Abbe Barlowの140倍でコリメート。

今回の目的については後日報告します。

近所のバス停のところで一輪だけ咲いていたニホンズイセン
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いつもの手のひらサイズのニコン1で撮影(自然光のみのオートフォーカス、絞り優先オート)。

まるでスタジオで撮ったような作品になりました。

↓これがほぼオリジナル
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隙の無い端正な佇まいですね。

先週の土曜日は明け方まで木星等を観た後、バルコニー(私の秘密基地)に望遠鏡を置いたまま就寝しました。
そして目を覚ますとイイ天気だったのでそこでそのままメンテナンス開始。
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写真は家の前の道路(バス通り)に映った私とドブ、そして椅子の影です。
ニコン1 with 18mm(フルサイズ49mm相当)で撮影。

日差しが結構きつかったので望遠鏡でできた日陰で主に作業を開始。アイピースケースの中の整理もできました。

調子が悪かったEQプラットフォームは金星を導入して追尾状態を確認。
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残念ながらトルク不足で追尾できませんでした。
メカニカルトラブルが無いことは確認できたのは収穫。
そろそろ製作者のGregとの電話会議を実施かな??

先日の記事の続きです。
銀河のスケッチを行っていたらいつの間にか春の大曲線が顔を出していました。
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これをニコン1 with 6.7-13mmのズームで撮影(フルサイズ18mm相当です)。

写真中央にはかみのけ座がありますね。
肉眼では全く確認できませんでしたが、急に派手な銀河を見たくなったのでしし座のトリプレットに続いてNGC4565を観ました。
空の良いところではすっごく長く伸びて見えるこの銀河も自宅では半分の大きさ。
ショボかったです。でも中心部で僅かに暗黒帯が確認できました。
NGC4559、通称イカ銀河も淡くてつまらなかった。
時間をかけてみれば次第にわかってくるのでしょうが、そこまでの根気はありませんでした。

次はまだまだ高度が低いけど明るく輝く木星。
これをN4-22mmの106倍で眺めたらこれが凄くイイ!!
衛星が小さく大きさの違いが明瞭であるし、本体の模様も良くわかる。
すぐにライカズームに交換して230倍で詳細観察を実施しました。
シーイングは7/10位で、半年ぶりにみた姿は大きく変化していました。
北側(大赤斑の無い側)のベルトであるNEBが太い!
よく観るとNEBとNTBの間であるNTrZがオレンジ色っぽくなっていて、その北のNTBとともにNEBに取り込まれている感じでした。
そして内部の模様が複雑すぎて表現できない、、。
NEB/SEBとも赤道に近い側に黒っぽい線や斑点があり、これがこれまでと最も異なる点でした。赤道部のフェストーンは明瞭ではありませんでしたが、その根元が黒っぽく見えていたような気がします。

SEBには結構大きな歪な白斑が点在し、STBやSSTBにはいつもの楕円形の白斑が3つくらい確認できました。
ただ、風が強くて細かい模様の把握にかなりの時間を要し、苦労しました。
下にその時のメモを載せています。
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で、当夜の一番は圧倒的に木星です。
黒い部分が多い木星は初めてでした。
ほんとに素晴らしかった。
気流が良くなり視直径も大きくなる春が楽しみです。

今日も外はポカポカ陽気です。
ちょっと用事があったので歩いて出かけた先で見かけた春の気配
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一年で最も寒い時期ですが、確実に春が近づいているようです。
一見、枯葉や葉の落ちた枝か針葉樹ばかりですが、、。


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新旧の葉っぱも撮ってみました。

そらさんからの情報を元に比較明合成前の写真を見ていたら、ありました、ありました、、、こうのとり(HTV)!!
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比較明合成すると、消えちゃうのです。


こうのとりが観られると知ったのは現れる15分前。
すぐにカメラ(D3s)に24mmを付けてバルコニーに出てから空の状態を確認しながら数枚の試し撮り。
薄明中でどんどん暗くなっていく為、露出に関しては大変悩みました。
まあ、結果オーライです。

今晩は18時過ぎにこうのとりがISS登場の数分前に現れるということを教えてもらったので、久々にISS観察をしました。
こうのとりは残念ながら確認できませんでしたが、、。  
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上の写真は自宅で撮った写真を比較明合成したもの。
一回あたりの露出は13秒でインターバルは1秒。
飛行機がウザイですね。

この写真撮影中、ドブでISSの観察をしました。ライカズームを使って約200倍で。
100倍以下では眩しすぎますからね。
オレンジ色に輝くSolar Array Wingがとっても綺麗でした。

今回の経路ではドブを覗くのに脚立や椅子が必要なかったので快適でした。

もっと少ないコマの写真も載せてみました。
こっちの方がすっきりしていますね。
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1/27(金)も良い天気でしたのでバルコニーに望遠鏡を出してHerschel 400(H400)天体等の星の観察を行いました。
観察を始めた時間は既にオリオン座の南中時。まだふたご座に2つのH400天体が残っていましたが、高いところを観るのは面倒だったのでスキップし、まずはいっかくじゅう座の散開星団中心にしました。

面白かったのはNGC2251。
A beautiful string of stars!!。明るい星のつながりが印象的でした。
何か良い例えが無いかな?と思って考えたけど浮かばず、、。
Steve O'MearaはこれをMexican Freetail bat in flight(オヒキコウモリの飛行)と呼びました。
流石だなあ!!
それからO'MearaはNGC2301のことをMythical Dragon in Flight(神話に出てくる龍の飛行)と名づけました。素晴らしい例えですね。

その他は散光星雲NGC2185が認識するのにかなり時間を要したので、印象に残りました。
他の散開星団は似たり寄ったりでしたが、NGC2438と2440惑星状星雲は透明度がそこそこ良かったこともあって形状を確認することができ、良かったです。

そうこうしているととも座の散開星団の高度が下がってきたので諦め、大好きな銀河めぐりに変更。
NGC3115の凛とした姿に感動し、久しぶりに出会ったうみへび座のNGC2811の想像以上の明るさに驚きました。
そして次のターゲットであるろくぶんぎ座のNGC3166/3169ペアは観れば観るほど色々把握できて面白かった。
以下にスケッチを載せますね
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ライカズームの230倍で観察しました。
中心部のコアが2つ見える小さな銀河はあまり無いのでこれも良かった。

この日のクライマックスはこの後訪れます。
それは次回に、、。

今晩も素晴らしい快星となりました。
ドブを出そうと思ったけど、かったるかったので肉眼での観察に留まりましたけど、、。
それから写真も少しだけ、、。
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ニコンD3s 24mmF1.4を3.5まで絞り25秒露出。ISOは2000。
一応追尾しています。

この画面の下には3つの超明るい街灯があるため、ゴーストでまくりです(ナノクリレンズなんですけど)。

昨日のロケット発射時に"夜光雲を見た"という記事がSNS等で氾濫していました。
私はそれに違和感がありますのでここで意見を述べます。

2011年に私がシアトルに滞在している時に友人のRonが夜光雲の撮影に成功しており私に見せてくれました。
それが下の写真。
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この写真は私のHomepage(現在未更新)に載せていたもので、以下にその時の説明を載せますね。

「RonがNoctilucent Cloudの写真を撮ったと言って見せてくれました。
私はこの存在を知らなかった為、なかなか名前を聞き取ることができなかったのですが、"Noct"とは"Night"のことで、"Lucere"は"Shine"のことだという説明を受けて、ようやくわかりました。夕暮れに光る雲のことですね。Ronの説明によると50マイル程度の高い高度のところにある水蒸気等が日が沈んだ後の太陽に照らされ幻想的に輝くものとのこと。
主に高緯度地方で見られるようです。」

ロケットから出る水蒸気でも同じものができるんじゃないか?と米国の大学教授に尋ねたことがありますが、それは異なるとのことでした。

盛り上がっていた人、すみません。

でも一回観てみたいなあ!!

明けてから本日までで星が見えなかった夜は6日で、見えた日は18日と晴天率がかなり高いです。
今晩も素晴らしい天気でしたが、寒かったのでカメラを適当にバルコニーに置いて撮影。
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露出5秒の固定撮影を140コマ。
比較明合成すると結構見栄えのする絵になりますね。
北極星から冬のダイヤモンドまで入っていて賑やかです。
ペルセやくじらの頭部も写っていて、構図的にはほぼ満足です。
雲がやって来なければシリウスやプロキオンの下側に空間ができて良かったのですが、、。あと飛行機も鬱陶しい。

因みに一発撮りはこれ↓
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肉眼より5割増しくらい写っています。
この星景写真、結構難しいんです。決めるべきパラメータがたくさんありますからね。単にオリオン座とか冬の大三角だけを撮るだけならそれほどでもないのですが、他の人と異なる構図、雰囲気を求めるのならそれなりの工夫が必要です、
ですから今日のように思い通りの写真が得られるととっても嬉しい!!

年明けから行っているHerschel 400チャレンジは70個弱。全体の1/6完了しました。
11等級より暗い天体も結構ありますが何とかクリアできています。次回にいっかくじゅう座、とも座付近の散開星団と一部の惑星状星雲を見れば、冬の天体はほぼ終了。
難関の春の銀河シリーズに突入です。

花粉や春霞の時期は辛いので勝負は今から2月中旬です。

昨日は昼間の金星観察に続いて夜も自宅で星の観察を行いました。

金星は45cmのファインダーにしているボーグの5cmにWF24mmの10倍で導入、観察しましたが、ギリギリ形がわかるもののあんまり面白くない。
Canonの12x36mm防振双眼の方が何倍も美しくてよかったです。双眼視というよりコーティングの差が大きかったと思います。

そして夜は土曜の明け方より暖かかったので、快適な星の観察ができました。
ふたご座δ星(Wasat:3.5等星)がそらし目でギリギリのコンディション下ではファインダーだけでは導入が難しいので、等倍ファインダーであたりをつける方法で手動導入。いっかくじゅう座やふたご座の散開星団中心に楽しみました。

写真はNGC2301。
南北に連なるような配列が印象的で、オレンジの星も綺麗ですね。これは明るくわかりやすくていつも見てしまいます。
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写真の質が低くくてすみません。

他に面白かったはふたご座のNGC2266。
10等級の淡い星団ですが、一つの明るい星が端っこにあって、三角形状に形作っているのが上品な感じでよかった。

それからNGC2419。
これは10.4等級の最遠の球状星団。
等間隔に恒星が2つあって、これも目を引きますね。
残念ながらあまりにも暗くて自宅の空では幾つかの星を確認するに留まりましたが、球状星団らしさというものを堪能できました。

いっかくじゅう座の散開星団は空が悪くてファインダーでもあまり星が見えず導入に手間取りましたが、たくさんの星の光を浴びることができました。

昨夜のはどれも観たことがあるものばかりでしたが、久々だったこともあり、100~230倍でゆっくり観察しました。

さて当夜の一番はNGC2266ですね。
光軸をしっかり合わせた大口径で観てもらいたい星団です。

何十年も前から「金星が明るいので昼間に肉眼でチャレンジしよう!」なんて記事が雑誌等に載っていますけど、問題点や具体的な方法が書かれていないのでかなり難しいですよね。
ここではあんまり星の観察が得意でない人でもできる方法を紹介しますね。
最近、友人が口径4センチの望遠鏡を購入したので、是非チャレンジしてもらいたいです。

下の写真は12/30の昼間に自宅で写した金星の写真です
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[問題点]
問題点は以下の2つ。
①金星がどこにあるのかわからない
②場所がわかっていても認識できない

特に②が問題で、たまたま認識できても目を離すとすぐにわからなくなってしまいます。
理由は、、、目が無限大にピントを固定できないからなのです。
オートフォーカスのカメラを青空に向けるとピントを合わせることができずにずっと動いているのと同じです。

ではどうすればいよいのか??
a)訓練する
b)遠くの景色で無限大にあわせた双眼鏡や視界の広い望遠鏡を使う
c)金星の近くに月や雲や飛行機があったらそれを見る


上記を踏まえて金星探しにベストなタイミング、見方を以下に示します。

まずは金星の位置
今の時期だったら15時ごろに子午線(真南)に来ますのでスマホ等のコンパスで南を確認してチャレンジしてください。
その時の高度は50度くらいです。
因みに本日12時の太陽の高度は35度くらい。15時の金星はこれより結構高く、夜にオリオン座が立ち上がった(南中の)頃の三ツ星より僅かに低い程度です。
ですから昼間の太陽や夜のオリオンの三ツ星の位置を覚えておいてください。
特に方位が大切で、12時の太陽や21時20分頃の三ツ星の位置を遠くの景色(山や建物、電柱など)に落とし込んでください。

1月31日だったら月が金星の西(右側)にあり、2月1日だったら月が左側にありますのでそれが良い目印になりますが、ともに平日なので観ることが困難かも知れませんね。

肉眼でいきなり見つけるのはとても難しいので、双眼鏡や望遠鏡でチャレンジしてみてください。金星の近くに雲があり、それが風によって流れている時がチャンスです。雲を見ることにより目が無限大になりますので。

そして一度見つけたら、落ち着いてゆっくり双眼鏡を下方に向け、地上の風景との関係を認識してください。
あのビルのアンテナの上方にあるとか理解できたら、見失ってもすぐにリカバーできます。

茶色くなった芝生の間から500円硬貨ほどの雑草がいくつも出て来ました。
朝日を受けて細い毛が輝いています。
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いずれ抜かれる運命ですけど頑張っていますね。

今朝はPlato Challenge(プラトーの中のクレーター探し)に適した月齢だったので、朝3時半に起きました。
バルコニーに出ると床が凍ってる!!気温は2度なのに、、。
これでは望遠鏡を出せないー
仕方が無いので架台を部屋に置いたまま窓だけ開けて月を観察しました。もちろん45cmで、、。
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気流の状態は悪くないのですが、部屋の中と外との温度差で対流が生じ、Platoの中のクレータは一つも見えず、、。
でも長く伸び、Platoを二分するような山の影が印象的でした。

一見つるっとした北部の地形も欠け際に近づき夕方になる(光が横から当たる)と皺が見えてきます(上の写真のWrinkle)。
時刻の経過とともに皺が濃くなっていく様子が面白い!そして皺の一部からはぶつぶつ(クレータ)が生まれてきました。

特にWalaceが良かったです。最初は曲がった?マークのような皺だったのが、徐々にクレータの形に変化していて、、。

コペルニクスの近くにアイピースの汚れじゃないかと見間違うようなDark Spotが3つあり、周りとの明度の違いが興味深かった。光の当たり方だけでこれだけの差が出るのかな?それとも成分が他と異なるのか??

で、今朝の一番は写真左側の直線壁とクレーターWolfとに挟まれた領域でした。
様々な起伏が時間の経過とともに変わっていくのに見惚れました。

洒落で動画も撮ったのでどうぞ。
真っ黒なTychoが目立っていますね。

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