2018年06月

ESA(イーサと発音します)の活動紹介の中で日本のJAXAのことが出てきました。
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Tremendous Performance!と言って称えていました。
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日本人として誇らしいですね。
ESAもはやぶさが持ち帰ったものを分析しているそうです。
Clean Roomでかなり慎重に、、。
顕微鏡写真がこれ↓
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午前中にJAXAの方が数分だけ出演し、はやぶさ2の話もされていました。
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美星スペースガードの紹介も少しだけですが、、。
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日本人の方のプレゼンはしっかりした英語でしたが、はにかんでいるのか伏し目がちでカメラを殆ど見なかったので、自信が無さそうな感じでした。
凄いことをやっているのだからもっと派手なパフォーマンスも良いかと思います。


今日はAsteroid Dayということで48時間連続のBroadcast Programが行われています。
UKから発信されているようですが、インターネットで無料で観れるので、朝からずっと見ています。
Asteroid Dayについては以前に紹介したのでここでは深く語りませんが、本日の番組中で興味深かった話を少し紹介しますね。

全体の半分強がESA(European Space Agancy)のプレゼンやパネルディスカッションで、ドイツからが多いかな?
残りが米国のNASAで、モロッコや日本、メキシコなどがほんの少しでした。(これまでのところ)
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テーマは小惑星を発見、軌道を決定する取り組み、小惑星を破壊する取り組みや地球に衝突することが判った時の対処法とかでした。

発見する取り組みの紹介に当たって、地球上の様々な公共・プライベートの望遠鏡が出てきて面白かったです。
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上はESAのどこかが管理している南米?の天文台。(他のことをしながら観ているので細かい話は把握できていません。)

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上はドイツ人のアマチュア天文家が1980年代くらいからリモートで使わせてもらっているという望遠鏡。

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上の写真は小惑星専用のアマチュア所有の望遠鏡の観測小屋。米国です。
50インチとは凄いですね。

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地球に衝突する可能性のある小惑星の発見には多くの人の協力が必要とのことで、世界中で協力し合っているとのことでした。上の絵の青や赤丸が観測者を表しています。日本にもありますね。
私は小惑星をトラックするだけのシステム構築は無理なので、皆さんの頑張りを陰ながら応援しようと思います。

先週は名古屋のホテルに詰めて米国人と会議三昧。木曜に仕事が終わったので、自宅に帰り45cmで月の観察をしました。

写真は薄雲越しのMaginus(一番目立つクレーター)付近。
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お手軽コリメート撮影ですが45cmの威力で小さなクレータも写っています。
やっぱり45cmあると様々な地形が見えて面白いです。ただ、月の観察もちょっと飽きてきました。大きさが1kmくらいの地形が見えるような気流状態だったらいろいろ探せるるのですが、、。

古新聞になった写真。薔薇と東京タワーです。
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ソフトフィルター使用で柔らかい感じに仕上げました。
撮影したのはプリンスホテルの庭園。夕涼みにもいい場所です。

久々の更新です。
散歩の途中で見かけたチェリーセージ。
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一見かわいい花ですけど、よく見るとグロテスクですね。
各パーツが何のためにあるのかよくわかりませんが、子孫を残すための工夫が施されているのだと思います。
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ところで火星は砂嵐が少しずつ収まっているようですね。
先日45cmで眺めた時、淡いながらも大シルチスが見えていました。南極冠の大きさは通常の1/3ほどでしたが、このあたりの見え方が改善しているように感じました。
オーストラリアやイギリスからも砂嵐改善のレポートが出ており、大接近が楽しみになってきました。

それからサッカー豆知識!
フランスの若き10番(Mbappe)の名前はエンバペです。ムバッペではありません。
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ブラジルの選手で「~ニョ」という名前が付いている人は小柄な人が多いです。若しくは有名な人と区別するためのものとか、、。「~ニョ」は「かわいい」とか「~ちゃん」といった意味があるので、、。
例えばマルセル/マルセリーニョ、ロナウド/ロナウジーニョとか、、。
基本的にブラジル選手の名前はニックネームなので、名前を調べてみると生い立ち等が判って面白いですよ。

Instituto de Astrofísica de Canarias and at the National Astronomical Observatories of Beijingは、最近の4600個の恒星に対するSurveyの結果、銀河系の直径はこれまで考えられていたよりも2倍の大きさの20万光年に及ぶということが判ったと発表しました。

銀河系のMain Diskの部分と外側のHaloの部分に存在する恒星の年齢が異なる(Haloの方が年老いている)ことと、銀河系の端っこは急激に星の数が減ることから推定できるみたいです。詳しくはわからないけど、、。
大きいことが判ったけど質量はこれまでの推定と同様で、大きさもアンドロメダ銀河よりは小さいようです。
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私が小さい頃から直径は10万光年と聴いていたので、最近の研究って凄いと思いました。
これからも様々な発見があり、これまでの説を覆して行くのでしょうね。

これだけ技術が進歩しても有人宇宙旅行の可能性はなかなか高くなりませんね。
ロケットや航空機を作ることはこれまでより簡単にできるようになりましたが、安全を保証することはまだまだ難しいようです。

6/30はAsteroid Dayです。
110年前のこの日、シベリアに小惑星が落下して大きな被害がありました。

このイベントはQueenのギタリストであるDr.Brian Mayらが2014年に製作した51 Degrees Northという映画がきっかけになり設定されました。
この映画ではロンドンに小惑星が落下し、人類の状況に変化を生じさせるというストーリーらしいのですが、観たことがないので詳細は不明です。(Asteroid DayにWebでFilmが見れるかもしれないので楽しみにしています)。

ともあれAsteroid Dayでは世界中でイベントを行い、小惑星の地球への衝突に関する危機意識を高めて、衝突する可能性のある小惑星の発見確立を上げて行くことを目論んでいるようです。

下の図が公式イベントが開催される地域を示しています。
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日本が無い!!
韓国や中国、カナダも無いけど、、。

日本ってハヤブサとかで小惑星に関して関心がある筈なんですが、盛り上がりが全くありませんね。ネットで探しても私が見つけた国内イベントは僅か1件でした。
世界向けのLive中継が英語で行われるというのも日本人にとってネックかも知れませんが、英語を母国語としない南米で多くのイベントが行われるので何らかの工夫をすれば開催可能だと思います。(今はみんな、火星に夢中かな??)

このイベント開催の目的は小惑星発見確立向上の為の金集めです。気軽に寄付ができる仕組みがいろんなところにあるだけでなく、賛同者が多いということを政府や公共機関に示すことで予算が優先的に回ることがあります。

小惑星衝突は地球規模の問題なので、日本人も資金協力するべきだと思いますね。

上の動画は2013年に直径45mの小惑星2012?DA14が地球から僅か3万キロまで近づいた時の移動の様子を私が自宅からとらえたものです。

先日の帰宅時に火星のみならず星雲・星団も観察したのですが、備忘録を作ることを忘れていました。
当夜は滅多にない素晴らしい透明度の日でして、夏の濃い天の川の一部が肉眼で見えていました。
下の写真はニコン1を超小型カメラ用のハンディ三脚に載せて写したものです。
名古屋(20km先)の方向なのですが、結構写っていますよね。画像処理は一切していません。
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当日は45cmドブにEthos13mmを付けっ放しにして156倍で観察。
東京で使用中のあまり慣れていない10cmF6.4では星雲星団の導入に若干苦労するのですが、立ったまま楽な姿勢で導入できる巨大なドブだと数秒でメシエを捉えられます。
この日はメジャーな球状星団の粒々を存分に堪能することができ、特にM22は圧巻。でっかいし、星が密なところ、疎なところが面白かったです。球状星団はStar Chainが有名ですが、45cmでは分解能が高いのでChainをバラバラにしてしまって繋がりはよくわかんなくなっちゃいますが、逆に星の密度が目立ってきます。

M22を観たついでにM28、NGC6638、NGC6642といった付近のやや小さめの球状星団も観察しました。
どれも光害に埋もれており、NGC2つは9等級台ですが、しっかりとした綺麗な球状星団であることを久々に確認しました。

その他M17 SwanやNGC7008 Fetus Nebulaも名前通りの形がよくわかって面白かったです。
最後に網状星雲を観たけど流石にショボかった、、。

火星大接近時の衛星フォボスの明るさは10.9等級。-2.8等級の火星の30万分の1です。
一方、そこそこの難物であるシリウスとその伴星(シリウスB)の輝度差は約6000倍。シリウスBの方が離角が半分とはいえ、フォボスの方が断然難しそうですね。
私は火星本体より遠くにあるダイモスを以前に望遠鏡で見たことがありますが、、。
 
点光源である恒星と面で光っている惑星とを同じ土俵で比較するのはおかしいと思い、火星を単位面積(1秒角)当たりの輝度に変換してみたところ、3.8等級でした。(明るさは指数関数なので、それを適用して計算しました。)
この3.8等級と10.9等級を比べると約700倍。ちょっとイメージと異なりますね。やっぱり光の集積効果を考慮する必要がありそうです。因みに満月の1秒角当たりの明るさは3.3等級でした。
 
いろいろ考えていたら良いお手本がありました。
土星です。
この土星本体周辺には1013等級の衛星が結構ありますので参考にできそうです。本体の明るさは火星の14分の1ですけど。
ということで、先週45cmで土星の衛星を注意深く観察してみました。
見えた衛星はTitan(8.9), Tethys(10.7), Rhea(10.1), Dione(10.9)及びEnceladus(12.3)5つでした。
結果は表のとおりで、その時にニコン1手持ちで写したコリメート写真も掲載します。

Moon
Planet
Mag.
(Blight)
Mag.
(Faint)
Brightness
Difference
Separation
Note
Phobos
Mars
-2.8
10.9
301995
24"
??
Dione
Saturn
0.1
10.9
20893
20"
Easy
Enceladus
Saturn
0.1
12.3
75858
15"
Fair
Mimas
Saturn
0.1
13.3
190546
4"
Not Visible
(Ref)Sirius
Sirius B
-1.4
8
5754
10"
Fair
 
この日はシーイング、透明度とも良好ではありませんでしたが、火星とフォボスとの位置関係より近い衛星も見ることができました。
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今回確認できなかったMimasの土星との輝度差が20万倍とフォボスの30万倍に結構近いですね。
私はこれまで何度もMimasを観たことがあるので、45cmを用い、シーイング、透明度の良い日ならばフォボスを観ることができるかも知れません。因みにMimasは230~460倍で確認できています。
その時、反射望遠鏡ならばスパイダー金具の位置関係にも気を留めてください。
また火星があまりにも明るい場合は幅5mmほどのアルミ片をアイピースの視野絞りのところに付けると良いということが米国で報告されています。若しくはBlue Filter(#47)を半円状に切ったものでも良いそうです。

木星の衛星の動きを観察される方はたくさんおられるようですが、土星や天王星、火星も面白いですよ。

大阪に用事があったついでに岐阜の自宅に戻り、惑星や星雲星団の観察をしました。
最初は木星。
気流の状態は良くもなく、悪くもなくといった感じでしたが、像が落ち着いた瞬間に細かい模様が見えてきました。
圧巻はSTBのObal BAとその周囲の白斑群。少し南側に小さいものが一つと後方に巨大なものが、、。2つか3つの白斑がMargeしたものかな?その後方にも一つ白斑があり、SSTBより南側の色の濃い部分の様々な模様やNEBの濃い2つのフェストーンに囲まれたまるで白斑のような白い雲も印象的でした。

土星の高度が上がって来た時にはシーイングの状態が悪化し、あまり細かい模様は見えませんでしたが、近くの5つの衛星がかわいらしかった。
最も暗いものが13.2等級でしたが、時々見失うことがありました。これでは火星の衛星、特にフォボスは難しいかな?!
これについてはまた述べますね。

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火星が昇ってくる頃には風も出てきて見え味はかなり落ちてきましたが、それでも極冠や主な模様は見えていました。
一部でDust Stormの為に模様が見えなくなったと評判になっていますが、気流が落ち着いた瞬間は結構見えていました。今はDust Stormによる模様のコントラストの低下よりシーイングの悪化による見え味の低下の方が顕著じゃないかな??
米国でもLocal Dust Stormの話はありましたが、まだGlobal Dust StromへのDevelopement Stageとのことです。これからどうなるかわかりませんが。
2007年くらいに火星の表面を覆いつくすようなGlobal Dust Stormが発生し、がっかりした経験があります。
そうならないと良いけど、、。

ところで本日は車いすバスケのオーストラリア戦がありましたね。日本は厳しいディフェンスからの速攻等で終盤に逆転し、世界チャンピオンから2度も勝利するという快挙を成し遂げました。
テレビで見ていたのですが、日本はほんとに凄いディフェンスでした。障害度が高く小さな車いすに乗っている選手がオーストラリアの障害度の低い大男を抑えるのです。8秒や24秒のバイオレーションを何度もさせてオーストラリアもかなりフラストレーションがたまっていたようでした。
東京オリンピックの楽しみがまた一つ増えました。

週末専用のライトアップの時間が終わったので、駅に向かう途中に見かけたビルに映った東京タワー!
その場でタイムラプス撮影をしました。
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近くに強烈な照明が複数あったため、ゴーストが少し出ていましたけど、それはレタッチで修正しました。
それ以外の画像処理はしていません。

なかなか良い写りになりました。

東京タワーは満月の日と週末のライトアップが異なるので、それを狙ってきました。
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これは先週土曜日の作品。
午後8時から2時間だけご覧のような優しい照明に変わります。

7時半頃から現地入りし、カップルがロマンチックな夜を過ごしにくる中、独りで静かに肉眼で星を眺めながら撮影しました。
ニコンD3s with 24mm使用。トリミング/トーン調整等一切無しのタイムラプス撮影です。構図も悪くないでしょ!(自画自賛)

当夜の肉眼最微光星は3.3等。港区でも星の位置を知っていれば結構見えますね。
ヘルクレスやカラス座もそれほどそらし目を使わなくてもしっかり見えていました。

明日からしばらく天気が悪そうだったので、仕事を早く切り上げ近くの河川敷に木星を観に行きました。
最初は気流の状態が悪く川底の意思を見ているようでした。でも80倍の視野内にたくさん星があって楽しかった。
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上の写真はニコン1による直焦点です。フルサイズ1700mm相当。
光害が強い空ですが、望遠鏡では11等級後半の恒星が見えていました。

160倍にして暫く観ていると徐々に気流が安定しはじめ、それと同時にガニメデが木星面子午線上にあることが判りました。木星面通過の様子を10cmではあまり見たことがありませんでしたが、ちょうど北極付近の暗い模様のところだったので、白い衛星が目立っていました。
通常10cmでは衛星の大きさもあまりわからないのですが、木星面上にあると大きさや丸っこさが判ってかわいらしかった。

22時に近くなると大赤斑が子午線付近に来て、その前後の模様、特に後方の白斑っぽいものもよくわかるようになってきました。SEB南部の縁取りのような暗い線やNEBの暗部、NNTBより極地方の明暗の差などが見えてきて、10cmでも充分観察できると思いました。
今度スケッチしてみようかな?!

最後にまだ低空の土星を眺め、カシニの空隙を確認したのち撤収しました。

昨夜は木星が既に高層マンションの方向に動いていましたので望遠鏡を向けることができませんでした。
で、iPhoneの手持ちコリメートで撮った写真がこれ↓
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結構写っていますよね(自画自賛)
土星の衝の時期は45cmだと300倍でも眩しいのですが、10cmでは160倍でも結構暗く、そばに鈍い輝きのタイタンがあるだけの寂しいViewでした。(45cmならば常に4~5個の衛星が一緒に見えていて楽しいんですよ)
でもカシニの空隙や本体の模様もよく見えて面白かったです。
流石に極付近の嵐は判りませんでしたが、、。

火星も模様の淡いところも良く判り、これくらいの気流なら砂嵐や雲の発生等も把握できますね。(写真は撮りませんでした)
でも45cmの500倍くらいで観たいなあ。時折岐阜に戻るので、その時に狙ってみます。

月や惑星を観察する時はEthos8mm with 2x Barlowの160倍を使っています。
実視界が0.6度もありますので月もド迫力です。
通常、屈折望遠鏡では天頂ミラー等をお使いになると思いますが、それだと裏像になって気持ちが悪い。しかも光学系が複雑になって像の劣化が見られるので極力直視するようにしています。しんどいけど一脚で身体を支えるなどして頑張っています。

直焦点撮影の際はアイピースを外し、2インチのアイピースアダプターに直結したカメラを挿入するだけ。超お手軽です。

で、昨夜撮った写真がこれ↓
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スタックなどしておらず、一発撮りです。トーンカーブ調整はしましたが。
クレーターのみならず、海の部分の色の違いもよくわかりますよね。気流が良ければ10cmでもこんなに見えるんですね。

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