2020年02月

5cm反射望遠鏡の元々のコンセプトは、落とした時にバラバラに壊れることで大切な鏡を守るというものでしたが、やっぱり落とさないように運用した方が良いと思い方針変更しました。

方針変更とは大幅な強度、剛性向上です。
そしてその方法は、、。"塗装"

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上の写真はミラーボックスに塗装を施したものです。重箱ドブのアンティーク塗料とは異なるものを使っています。
まだ仕上げ塗は終わっていませんが、強度・剛性が著しく向上しました。

皆さんが触れてみたいと思うような望遠鏡を目指します。

この物語はフィクションですが、登場する天体は実存しますので、望遠鏡で確認してみてくださいね。

コーチ:え~、今日はじゅうせいの観察をします。

少年B:銃声って見えるの?

少年C:見えるわけないだろ

少年A:獣性って動物が持つ欲望のこと?



少女A:コーチがひらがなでじゅうせいって言うからみんなが暴走しちゃったじゃないの!!

少年C:ひらがなで喋るってどういうことだよ??

コーチ:はい、そこまで。今日はじゅうせいもとい、まるちぷるすたーについてのはなしをしましょう。

少女A:またひらがなで喋った!!

コーチ:じゃあ、まずはオリオン座のζ星を導入して

少女A:えっ??何星?これはひらがなで言ってよ。

コーチ:ぜーたせい

少年B:こーちがいったのはぜーたせいだぜ

少年S:なんだかよくわからないけど、、。あるにたくのことね?

少女A:えすくんまで、、。

少年C:每个人都在平假名说话(みんなひらがなでしゃべっている)

少女A:今度は中国語??

少女M:コーチ、重星に見えないんだけど?

コーチ:Mちゃん、望遠鏡のふた外した?5倍バロー嵌めてない?(”uto” “大口径ドブソニアン 天体鑑賞スクールでググってね!)

少年C:どんな望遠鏡で観ているの?

少女Mutoさんの50mm反射

コーチ:50cmじゃなくて50mmか~。もう少し大きな口径で観てみようか

少女M:じゃあ51mmは?

少年C:少し大きくなったけど、もともとutoさんの望遠鏡の鏡はアメリカ製だから大きさは2 inch = 51.4mmあるんだよ。

少女M:そうなの?じゃあ6 inchくらいの望遠鏡を借りて観てみる

コーチ:そうしてください。さて、導入した人、どんな感じに見えますか?

少年S:今日は気流の状態がいまいちなので2つの星のエアリーディスクが若干明確じゃないけど2重星であることはわかります。PA160度くらいかな?

少女CS君、かっこいい💛

少年BPAって何だ?ParkingArea?

少年A:圧力の単位パスカル?

少女B:パンアメリカン航空のIATAコード?

少年C:パレスチナ自治政府?

コーチ:みんな難しいこと知ってますねえ。PAPosition Angleの略で、伴星の主星に対する位置を示します。真北を0度として東が90度。南は180度といった具合に反時計回りに測ります。因みに下の図はutoさんが45cmで観察したアンタレスのスケッチです。

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少年B:反時計回りってどういうこと?僕の時計ではわからないんだけど

少年C:どれどれ、げっ、B君の腕時計セイコー05LC

少年S:それって国内初のデジタル腕時計だよね。すげー

コーチ:デジタルでは時計回りとかわかりませんよね。

少年A:じゃあ伴星の位置はどうやって測るの?分度器?

コーチ:分度器みたいなレチクルを使う人もいるけど、通常は自動追尾を止め、星の移動を見て方角を確認します。星が動いていく方向が西なので主星の前に伴星があったらPA275度。このあるにたくの場合は真後ろやや左側だったので、S君は160度と推測したんでしょうね。

少年A:すげえ、スクールみたいだ。

コーチ:スクールですっ!!

少年A:次はシリウス観てみる?

コーチ:シリウスは最近流行っていますよね。でもこのスクールはへそ曲がりというのが基本方針ですからシリウスじゃないのにします。シリウスとその伴星との離角は以前に比べて大きくなっていますからもう興味はないとutoさんもおっしゃっているし。

少年A:じゃあ、ビー玉の中の宇宙を覗いてみる??

少年C:そらるの曲だね。でもまるちぷるすたーと関係ないじゃん。まあビー玉の中だったら望遠鏡より顕微鏡の方が良さそうだね。

少年B:顕微鏡といえばずーっと前の天文雑誌によく広告が出ていたそうな

少年A:そうそう、顕微鏡でフィルムに写った星の形の詳細チェックをやっていたそうな

少年C:スライドグラスにワセリン塗って集めた流星塵も顕微鏡で観ていたそうな

少女B:私はゾウリムシの培養やっていたそうな

少女ABちゃんまで変な話し方しないのっ。コーチ、重星の話に戻して

少年A:次はかみのけ座の24番星がよさそうな。

コーチ:なかなかいいところを突いてきましたね。

少年C:コーチ、ここではそうなとか顕微鏡とかに関する落ちをいう場面じゃないの?「そうないっぺいです」とか、、。

コーチ:それ、いただきです。ところでこの星は5等級で6.3等級の伴星が20秒離れたところにあって小口径でもわかりやすいのです。しかも24番星という地味な名前がツーっぽくて良いですね。

少年B24番といえば先日亡くなったコービーがそうだったな。

少年C:マリナーズのKen Griffey Jr.

少年A:シーホークスのMarshawn Lynchもそうだよね。

少年S2人ともシアトルの選手だ。ローカルな話だな。8時半の男の宮田選手もそうだよね。神様、仏様、稲生様も、、。24番ってすごいな。2でも3でも4でも6でも8でも12でも割り切れるし、世の中、割り切りが大切だよね。

少女CS君、かっこいい💛

少女A:何?この展開、、、読者数を確保するために無理やり恋愛ものに持って行こうとしていない??

コーチ:さて星の24番の色はどうでしょう?

少年S:えーっと、オレンジと白、、。ということは巨人カラーだから宮田選手の星だ!(中畑や高橋でもいいけど、、。)

コーチ:そうですね。かみのけ座~りょうけん座の銀河を眺めて疲れた8時半くらいにこれを見るとホッとしますよね。

少年B:なんだか強引な展開。コーチ、そろそろ今日の蘊蓄は?

少年C:まさかリゲルじゃないよね?

コーチ:ちっ、違います。コニシユカやSHAKA LABBITSの話を出すつもりはありません。

少年A:出す気満々だったんじゃないのかな?じゃあアルビレオでもないよね?

コーチ:ギクッ。別に~。世間ではアルビレオに関する曲が多いからってそれに頼る木はありません。

少年C:あらあら、焦って変換ミスしてるぞ。じゃあ何にするの?

コーチ:北極星!!これも立派な2重星ですよ。これを観た八神純子が「愛しい」とか「勇気をくれた」とか絶賛したのは有名な話ですね。

少年B:ひょっとしてポーラースター??北極星が愛しいってよくわかんないけど、、。きっと俺が生まれる前の話だし、、。

おしまい


センサーが小さくボケにくいニコンのコンデジP1000でボケの写真を撮りました。
クサボケ
クサボケの花です。
先日の東京港野鳥公園で逆光になっているクサボケの花を見かけたので、、。
もう一枚
クサボケ2
思いっきり寄ればこんな前ボケ/後ボケの写真を得られますが、野鳥は寄ると逃げるので難しいです。
こうなっちゃいます↓
オオバン
オオバンという鳥のようです。
眼が真っ赤ですね。

都会で5cm望遠鏡を使って楽しむという企画の2回目はアンドロメダɤという2重星です。
秋のアルビレオと呼ばれるほど色の対比が美しい。
Andγ
上の写真はコンパクトデジカメP1000で撮ったものです。
春や冬にもアルビレオの愛称がつけられているものがありますが、それら2重星の離角は20秒~30秒であり、小望遠鏡の20倍とかの低倍率で分離可能。
ですから誰でも楽しめます。

場所はアンドロメダ王女の足元ですが、都会では導入が超簡単です。
下の図のようにオリオン座をはじめとする冬の星座の塊の西側には2等星が幾つかしかありません。それらを片っ端から導入すれば見つかります。
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良質な5~6センチの望遠鏡は月・惑星はもちろん、星雲星団もそこそこ見えますよね。
ただし星雲・星団は空の良いところでのお話。
↓このようにオリオン座以外は星座の形が判らないような都市部の空ではかなり厳しい。
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親に小さな望遠鏡を買ってもらった都会の子供たちは親に連れて行ってもらわなければ、郊外に望遠鏡を持って行けず、結果的に月とかあまり変わり映えのしない惑星の姿を確認するにとどまってしまいます。

これではもったいない。流行りの電視観望だったらもっと良く見えるのでしょうが、手持ちの機材だけで観察するというのも面白いと思います。

というわけで、最近取り組んでいる5cmによる星空宝探しを本格的に実行し、このブログで見え方や導入方法を不定期に少しずつ紹介していきます。

1回目はM3球状星団です。いきなり高難易度のものですが。
私が先日部屋の中から見たスケッチはこれ↓
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左側の明るい星は6.2等。右下の淡い星は9.8等でそらし眼でぎりぎりでした。
5cmで観るM3はとてもしょぼいのですが、33000光年かなたの光ですからなんだか嬉しい。

この星団の位置はうしかい座のアークトゥルスとりょうけん座のコールカロリの中間ですが、都会ではコールカロリが肉眼で見えませんから以下の方法で導入します。

①星図ソフトで観察する時刻のアークトゥルスとM3の高度、方位角を調べる。
②スマホの傾斜計アプリ(無料で入手可能)望遠鏡に取り付け、アークトゥルスを望遠鏡で導入する。
ちゃんと水平面でリセットした傾斜計ならば、星図ソフトで調べた高度を示す筈です。
スマホの取り付けはしっかり行う必要はなく、手で鏡筒に当てるだけでも大丈夫です。
③アークトゥルスから高度、方位角の差分だけ望遠鏡を動かし、低倍率で根気よくM3付近の星の並びを探す。

下は本日22:39の例です。
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アークトゥルスを導入したら11度分上に向け、左方向に5度分動かすだけ。私の望遠鏡で15倍だと3度弱の視界があるので、5度は視野中心から視野の端までの距離の3倍強です。

次回はもう少し見栄えがするものを紹介しますね。

先日の石川県旅行の際にゆすらこさんの薦めで沈金体験をしました。

沈金とは漆面をニードルとか彫刻刀みたいなもので削り、そこに接着剤的な役割の漆を塗ってから金粉を押し込む装飾法。

その時に何時間もかけて製作した私の超稚拙な作品をこの度5cm卓上反射赤道儀の土台(Base Plate)にしました。

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5cm反射は大変軽量である為、望遠鏡と赤道儀を含めた重心位置は、赤道儀単体の重心位置から大きく動かないので、このような小さなプレートでも転倒する危険性はありません。DSC_3559
 

そして本日の明け方この望遠鏡を使って火星、月、木星、土星の観察をしましたが、残念ながら恐ろしく酷いシーイングでしたので、火星・木星の表面模様は全くわかりませんでした。

この5cmでは初観察の土星は、気流が落ち着いた瞬間に本体と輪の区別くらいはでき、土星らしさを味わうことができました。

 

一枚のPlateを適用しただけですが、お気に入りかつ思い出の作品なので、星空観察のテンションが上がります。

昨夜も公園に出かけ、北の空が見易いベンチに腰掛け5cmでも楽しめる天体探しに勤しみました。
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ベンチはバスケットボールコートの脇にあり、結構明るい上に肉眼でカシオペア座が判らないという最悪のコンディション。
流行りの電視観望ならまだしも、こんな空で5cm望遠鏡で何を観る気か?と言われそうですが、5~6センチの望遠鏡を買った(買ってもらった)けど郊外に出かけられない都会の理系少年少女たちの為に頑張りました。

まずは金星を少し見てからγ And (アルマク)を導入。透明度に加えてシーイングも最低だったので輝きがあんまりありませんでしたが、50倍で美しい2重星を堪能できました。

続いて観望会の人気者であるNGC457 ET星団。
確認できたのは5等星と7等星の明るい眼2つと胴体を構成する星をいくつかのみ。全くETを想像できないし、アフターバーナーを焚いたF-18のようでもありませんでした。空が悪くなければ12x36双眼鏡でも愛らしい姿を捕らえられるのですが、光害があると駄目なんですねえ。

そこからδ CASを導入し、ε CASまで(カシオペアの"M"字の一番右の棒)のCluster Street(私が勝手に命名)を探索。
チャレンジしたのはM103, Tr1, NGC663,654,659。
でもM103で5~6個の星が見えたくらいで、殆ど星が見えませんでした。
散開星団の等級って6~8等級でも、個々の星の多くは9等より暗くて光害地・小口径には厳しいですね。

結構有名な2重星であるη CASは悪くないけど印象的でもないといったところ。
45cmではColor Contrastが美しい多重星のι CASは単独の恒星でした。

二重星団はそこそこの星が観られて可愛らしい。赤っぽい星が目立つのは気のせいかな?

明るい星が多いKemble's Cascadeは淡いけど割と見えました。K12.5mmの視野には収まらないほど広がっていて、一つずつCascade(星の連なり)を確認していくのが面白かったです。

寒くなってきたので締めに明るいM45とペルセウス座α星周りのMel20を導入。M45は小口径、低倍率の収まりが良くて気持ち良かったです。
そしてMel20は倒立像の視野の下方に見慣れた形を発見。からす座の歪な四角形にそっくりでした。下のメモ参照。
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四角形の右上の星がオレンジ色で明るく輝いており、赤羽付けたからすと勝手に命名しました。

北天でのお宝は殆ど無かったのですが、挙げるとすればMel20の明るい星々と地味だけど星がつながっているのが面白いKemble's Cascadeですかね。

お宝探しはまだ続きます。

昨夜は帰宅後すぐに5cmを持って公園に出かけて星空の宝探しを2時間ほどしました。
南向きのベンチに腰掛けて望遠鏡を抱きかかえるスタイルで西~南東の空を狙いました。

機材セットの様子はこれ↓

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スマホの傾斜計を望遠鏡に載せていますので、落とさないよう簡易的なガードを付けており、それによってやや無骨なスタイルとなっています。
赤道儀はiOptronのSkyTrackerで三脚はGitzoのトラベラーですので強烈な浜風にも全く負けませんでした。

まずは金星。
すでに高度が落ちていましたが、107倍でも明るさは衰えず素晴らしい眺め。
ニコン1の手持ちコリメート法で写真を撮りましたが、気流の影響か若干歪んでいますね。でも覗いた時の雰囲気は出ていると思います。

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金星の近くの天王星を狙うもベンチに覆いかぶさる木の枝に邪魔され撃沈。

次はM42。トラペジウムが4つ見え、周囲の星雲もしっかり見えています。ただ、ガスの境界は曖昧で形を把握するには至りませんでした。
まあ、2.5等星が肉眼のそらし眼でぎりぎりの空ですからね。

次からしばらく2重星。
オリオン座の3つ星の左端であるζ(Alnitak)は離角が2.4秒の5cmのテスト星。倍率を107倍にして10分ほど見つめているとPA150度くらいのところに達磨のようにやや暗い星がくっついていることを確認できました。完全に分離したとは言い切れませんが、及第点ですね。

そしてAlnitakの南のσ星は空が悪くて4つ目が見えませんでしたが、低倍率では三つの星が集まっている様子が可愛らしかった。

続いて傾斜計導入でいっかくじゅう座βの観察。同高度に同じような明るさ(4等級台)がありましたが、24倍でも星が集まっている感じが判り、107倍で綺麗に分離した3重星が素敵でした。

Winter Albireoことおおいぬ座のh3945はK12.5mmの24倍で美しい姿を堪能。この離角(26秒)って本家Albireoやかみのけ座の24番星やCor Caloli、かに座ιと同じくらいで、20倍くらいが一番美しく見えますね。

昨夜の重星のなかでのお宝はいっかくじゅう座βです。
空が明るく望遠鏡の集光力がしょぼいと色がいま一つ綺麗じゃないので、白く強く光る方がイイんです。

夢中で覗いていると近くの小型犬に吠えられ驚きました。
飼い主は「大丈夫よ〇〇ちゃん」と犬の名前を呼んで落ち着かようとするだけで、詫びの一つもなし。
まるで私が犬を脅かしたような飼い主の態度にムカつきました。まあ、私は確かに怪しいのですが。

次からは星団の観察。
小口径の定番であるM41やM35~M38は置いといて、最初はクリスマスツリーから。
一番明るい15番星も肉眼では見えないので傾斜計導入。
すると見えてきました。ツリーの姿が、、。
45cmだと明るくて迫力があるのですが、5cmでは大変淡い。そらし眼使わないと星があんまり見えないし、、。
でも可愛らしくて良かった。

気を良くして今度はNGC2301。
星団としての光度は6等級程度ですが、個々の星は明るいもので8等級台。
そらし眼で南北に伸びた星の連なりがわかりました。

その近くのM50は明るい星がない為撃沈。
それなら煌びやかな星が多いM47はどうかと筒を向けたら、、。
いいですねえ。これぞ散開星団って感じ。これは都会ではお薦めですね。
近くのM46は全くダメでしたが、、。

じっくり観察していたので、ここまでで2時間が経過。昼間は暖かかったので、薄着で来たため、冷えてきました。
で、最後の天体としてNGC2362を導入。
最も明るい星でも4.4等なので、肉眼では無理でしたが、傾斜計導入し、OR6mmの50倍でじっくり観察すると結構星が見えてみました。まあ花火のようではありませんでしたが、、。

ということで昨夜の散開星団のお宝はM47でした。
今回は南の空が中心でしたが、次回は北天にチャレンジします。

昨夜は11時半から朝の5時半まで東向きの窓からじっくり星の観察をしました。
↓べたな写真ですみません。セッティングはこんな感じです。
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月以外で最も時間をかけて観察したのがこと座ε星、通称ダブルダブルです。
K20mm(15倍)ではベガとその周囲の微光星と一緒に見えて気持ちが良い。(すっきりとした感じ)。
その後、倍率を107倍に上げて分離のチャレンジです。
5cmだとかなり暗くなり、しかもHI-ORは視界が狭いので観察に苦労します。
しかもシーイングがかなり悪くてディフラクション・リングどころかディスクも満足に見えない時間が続いていたのですが、20~30秒に一度くらい星像が引き締まり、明るくなる瞬間があったのでそれを我慢強く眺め続けました。
すると15分に一回くらいの割合でε1、ε2のそれぞれが2つの星で構成されているのが把握できました。ε1、ε2を同時に観察するのは難しかったので、片方ずつですけどね。
気がつくと2時間以上時間が経過していました。

次はM57ドーナツ星雲に挑戦するも玉砕。この星雲は結構光害に強いのですが、、。
アイピースを変更して様々な射出瞳(0.5~3.3)でチャレンジするも確認できませんでした。
M27も同様、、。

3cmの双眼鏡でも存在が確認できるメジャーな球状星団は月が近くにあるM5でも簡単に捕獲できました(他にM13とM92も)。しかし、内部の星は一つも見えず。

下の観察ノートの中に簡単なスケッチがあります。
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最も面白かったのはコートハンガーです。
スマホの高度計に合わせて望遠鏡を向けると一発導入。15倍だと視野への収まりがいい。
また、フックのところの星が黄色やオレンジであることを発見!都会で小口径を使って観ると、星数が少ないので、一つ一つに注意を払うことができますね。観ることができる天体も限られていますので、、。

明け方には火星も昇ってきましたが、同時に雲が広がり始めて詳細を把握することができませんでした。これは次回以降にお預けです。

昨夜は東京の住まいの部屋の中から6時間のロングラン星空観察を実施しました。
シーイングはメロメロでしたが、20~30秒に一度くらいの割合でGolden Opportunity(像が止まる瞬間)が訪れたので、そのタイミングで月面をかなり楽しむことができました。
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写真は厚い窓ガラス越しの手持ちコリメート撮影結果です。
ニコン1 フルサイズ50mm相当のレンズを使用。
アイピースはHI-OR2.8mmの107倍。これだとかなり暗くなるのでISOは6400まで上げています。
視野が狭いことに加えてアイリリーフが極端に短い為に手持ち撮影は大変なのですが、運よく30秒ほどの動画撮影ができましたので、それをスタックしてみました(1400フレームの20%をチョイス)。
薄雲もありましたがまあまあ眼視のイメージに近い"でき"です。

赤道儀による自動追尾とテーブルに肘をついて頭を安定させたことでじっくり詳細観察もできました。
部屋は暖かく珈琲も置いており、トイレに行っても自動追尾なので全く問題なく超快適。ガラス越しでここまで見えれば楽しいですよね。

次回は月以外の観察レポートを紹介します。

今日は赤道儀をテーブルの上にのっけて春霞のなか、重星を中心に星空探訪をしました。
5cm望遠鏡は超軽量ですので、少々バランスが崩れても赤道儀が倒れることもありません。
ですから椅子に座ったまま快適な観察ができます。
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2等星が見えるかどうかの酷い空でしたが、角度計による導入のおかげで肉眼で見えない星も全く問題なし。
しし座γ、かに座ι、うみへび座ε、しし座ζ、M44を楽しんだ後はやまねこ座のInchwormを観察しました。望遠鏡を使っても9等級より暗い星は見えませんでしたが、下の写真のように尺取虫の形は把握することができました。
これは収穫です。
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この後低空の月も観ましたが、最悪の透明度に加えて気流もひどい状態。
気持ち悪くなって途中で観察を中止しました。
やっぱり好シーイングの時に観たいですね。

ゆすらこさんが使っていたStargazing Notebookに惹かれて私も購入。(彼女は星狩ノートと呼んでました)
そして先日から観察結果をこれに記すようになりました。
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ノートは1000円ちょっとでそれほど高くないのですが、写真の奥に写っているスタンプが4000数百円もします。でも楽しくなるから買っちゃいましたけど、、。
星図が載っていて自分が見た空を星座早見のように窓を描くことでどこを観たのかが印象に残ります。
昨夜は月しか見ていませんが、いろんな天体を観たら観た順序を矢印で示せばすごく楽しいと思います。見落とした天体も明確になりますし、彗星とかを観察したらどこにいたのかも記録として残る、、。
上の写真に載せた記録はごちゃごちゃですが、自分用だから感じたことをありのままに全て残すのが良いと思います。

昨夜は月を2時間ほど観察しました。
ノートは主に前半に書きましたが、後半は欠け際の地形がすっかり変わってしまい、もはや前半の観察結果は後半の観察に適用できませんでした。
やっぱり文にすることで地形の把握がより明確になり、記憶にも残りますね。
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昨日紹介したMoon Walkerのおかげで、地形を少しずつ観て行くことができ、大変充実した夜となりました。

5cm反射にSlikの微動雲台を取付けてみました。
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走り出しちゃいそうでしょ。
このセットのことをMoon Walkerと名付けました。
これで微動付きの自動追尾で月面散歩ができます。

で、今晩も部屋の中から月を観察しました。
気流の状態が良かった為、窓ガラス越しなのにめちゃめちゃ見えていました。
特に凄かったのがPetaviusの中央丘とこのクレータの南側の地形。
網目状かな?って思っていたら、月の高度が上がるにつれて小さな点の集合体であることが判って面白かったです。
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上の写真はHI-OR2.8mm(107倍)による手持ちコリメート。
ガラス越しにしては結構写っているでしょ。
でも眼視はこの何倍も見えていました。

5cm反射は卓上で頬杖ついて天体を観るのも良いのですが、快適な観察をする為に赤道儀にのっけてみました。
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作り直したミラーボックス等の塗装はまだですが、何かかっこよくないですか??

これを使って夕方から3時間ほど部屋から月を眺めました。極軸合わせは適当。最大でも100倍ですからね。
月齢が16ですのでクレータの数は多くないのですが、南~東側が面白かった。
窓を開けると室内外の空気の出入りで像が乱れるので窓を閉めたままガラス越しに観察しましたが、開けた時よりましでした。そして暖かい!!
望遠鏡は今回作ったビームのおかげで剛性が上がり、おまけに自動追尾ですから超快適。次々に夜を迎えるクレータを50~100倍でじっくり観察できました。

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↑ニコン1による手持ちコリメート写真がこれ
眼視ではもう少し見えていました。

それから月の近くにあったしし座γをスマホの角度計を使って導入。強烈な月明りの為、肉眼で見えませんでしたが、簡単でした。
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窓越しでも2重星であることは容易に確認できました。

今回は卓上以外の運用方法として赤道儀を導入。より使いやすくなりました。

前回から少し時間が経過しましたが、5cm反射望遠鏡の新しいマウントのアイデアを紹介しますね。
これです↓

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右側がオリジナルで左が最新。
単にオレンジ色の望遠鏡搭載用板を追加しただけです。超簡単!!
これにより望遠鏡に力をかけても壊すことなく安定した星の観察ができるようになりました。

そしてこの板付き望遠鏡は写真三脚に取り付けられるようにする予定です。
この板の横にスマホを取り付ければ目盛環導入もできそう。

望遠鏡の写真は次回以降に。

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