light_bucket_18のblog

Blue Angels at Seattle

2020年12月

JAXAにケチ付けると不愉快だという方もおられますが、一つだけ気になることを、、。 JAXAのプレスリリース(ホームページ)によると、「地球圏外から気体状態の物質のサンプルリターンは世界で初めて」とのこと。下の赤い下線部です。私は何を持ち帰ったのか興味津々だった ...

今日も5cmF6とASI462MCを使った電視観望を少しだけ、、。ターゲットはふたご座の散開星団。ふたご座で有名なのはM35とNGC2392 Crown Face Nebula(ピエロの顔星雲)です。NGC2392は先日までエスキモー星雲と呼ばれていましたが、使えなくなりましたよね。差別用語としてはメジ ...

冬になって透明度が上がって来ましたが、ここ東京で5cmを使った眼視ではM天体でも結構難しいです。しかし、CMOSカメラであるASI462MCを使うと平凡な天体が凄いものに変わります。月や惑星は462を使っても眼視とあまり変わりませんけど銀河や星団は、、。今日披露するのはおう ...

火星観察、まだ頑張っています。大きさは既に12.4秒にまで落ち、最接近の頃の半分近くになりましたが、濃い模様は5cmでも確認できています。上の写真は眼視イメージに近いです。極冠のようなものが写っていますが、それは眼視では確認できませんでした。この地形の感じからオ ...

先日14等級まで銀河が撮影できたレンズは200mmF2.8です。口径は70mm。現在設計中の50mmは200mmF4ですから明るさは1/2になります。このハンディを少しでも改善するため、金コートミラーの反射には以前に紹介した迷光対策を適用することにしました。迷光を防ぐには密閉した箱に ...

ASI462MCを用いた電視観望システムを使うと光害の激しい東京でも14等級台の銀河が確認できましたが、散開星団も結構いいです。上の写真でM38が見えるのは当たり前ですが、小口径では星雲状になり易いNGC1907がしっかり分離していますよね。写りは結構透明度に影響されますが ...

今朝、2時半にコンデジP1000と双眼鏡、三脚を抱え、荒川沿いを下ること90分。葛西臨海公園に着きました。双眼鏡で星を眺めながら月の出を待ちましたが、低空に雲があり目論んでいたシンデレラ城とのコラボは玉砕。月の高度が上がってから雲が消えたので、代わりにホテルも含 ...

「木星もようやく仲直りするのね。397年も土星に近づかないなんてどれだけ不仲なのよ」葛西臨海公園で行われた天体観察会で、私の前にいた写真の女性が彼に話していた。それを聞いた後ろの女性と小学生の娘の会話「江戸時代からこれまでずっと離れていたんだってよ」「何だか ...

一昨日の銀河観察の時にストロー式のファインダで天体を手動導入するのは骨が折れました。ASI462MCを使うと視界が30分程度になってしまうこともあって、、。そこでティッシュの箱を丸めたファインダーベースを作製し、カメラに等倍ファインダを取付けてみました。これでフル ...

昨夜は日付が変わる頃から雲がなくなり、北斗七星の星が7つとも肉眼で見える透明度に、、。こうなっては寝てる場合ではありません。すぐに70-200mmF2.8望遠レンズにCMOSカメラを取り付け銀河を観察しました。(終わったのは3時半。もちろん朝からしっかり仕事をしました) 観 ...

はやぶさ2に関する何気ない呟きにご意見頂き、ありがとうございました。自分の考えを整理することができました。 さてこの写真は既存の5cm望遠鏡の接眼部です。ツアイスサイズ用。当初、カメラや大型のアイピースを使っての天体観察ができるとは思っていなかったのでコンパ ...

写真は5cmF6/F10反射のUTA(Upper Tube Assembly)です。 金コート反射望遠鏡の精度を高める為には主鏡/副鏡のセンター合わせをしっかり行う必要があります(副鏡位置のオフセットはセンター合わせを行った後の作業)。その為、金コート反射の設計には以下の点を考慮しています ...

金コート反射鏡はF4と短焦点ですので光軸のずれに敏感です。ですから今回は主鏡セルをこれまで以上にしっかり作ることにしました。構想図がこれ↓青色系が主鏡セルです。主鏡と同じ大きさの3mmのバルサ板を2枚貼り合わせて主鏡をサポートします(バルサ板はうるし風塗料多重 ...

注文していた金コートの主斜鏡が到着しました。超美しくてGorgeous(ゴージャス)。しばらくの間、見入ってしまいました。主斜鏡とも高反射の波長域は700~10000nmと同等なのですが、斜鏡の方が色が濃いです。エドモンド社のスペック上は、銀コートの方がより短波長域(450nm~ ...

薄明時の火星に続き、月の観察時も気流の状態が良く、見どころ満載の半月を堪能できました。南部の欠け際はClabiusをはじめとしたおびただしい数のクレーターがあって一つ一つ見て行くのが楽しかったです。また、下の図のように月の南西がこちらを向くような秤動状態だったた ...

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