重箱ドブ及び自作椅子の各パーツは基本的に接着構造で、念の為に細い隠し釘等で補強しています。
この接着部に剥がれがあるとまずいので、定期点検は必須。
その際に有効なのが、コインタッピング検査。
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写真のように10円玉を手にして部品の5mmくらい上方から手を放して部品に落とし、2バウンドくらいさせてから掴むというもの。
この時の音と10円玉の跳ね方から接着剥がれが判ります。

鉄道のレールとかでもタッピングハンマー等を使ってき裂を確認していますよね。
き裂や剥がれがあると音が低く、10円玉の跳ね返りが悪くなります。

この検査方法はプロが使うこともあって、精度がかなり高いです。材質は炭素繊維、木材、金属等結構なんにでも使えます。

私はこの検査を頻繁に行っています。