数年前に2014年から2019年までの月の秤動(首振り)状態を示すエクセルのグラフを紹介しましたが、判り難いので、今回エクセルのVloookupと三角関数の機能を使って作り直しました。


Lib1021
上の図で青い丸の集合体が月が首振りしていない状態での月の縁を示し、オレンジ色の丸が2019年の首振りで観ることができる月の裏側を示しています。

緑色の丸は主な地形の位置で、赤丸に青いシェーディングが入っているものは指定した日時にこちらを向く月の裏側の地形を表しています。(倒立像です)
2020年までのデータをエクセルに持たせているので、日付を入力すれば瞬時にグラフに赤丸が追加されます。

この図では8月11日に月の東側の裏が見易くなっていることを示しており、2か月前のブログで紹介したように当日は日本人の名前が付いたHirayamaというクレータを初めて確認することができました。

また、今年は月の北西や南東が見易くなっていることが判りますね。

因みに以前に紹介したグラフがこれ↓
Lib1021c
首振りの状態はよく判りますが、どの地形が見頃なのかいまひとつピンときませんよね。天文年鑑にもこのような図が載っていますが、活用されている方は少ないと思います。