この会が双眼鏡・天体望遠鏡サミット~双望会の流れを汲んでいるとすると、今回の注目機材は何と言ってもほそさんの40cm/50cm反射双眼望遠鏡でしょう。
これについては別途レポートしますね。
Soboe2019a
写真は2日目の機材紹介の時に芝生広場を写したもの。大物の望遠鏡に名前をふっています。

参加者の多くがNickさんのNight Visionにくぎ付けでしたが、私が感銘を受けたのはK_Nebulaさんの63cmによるM77銀河です。
写真で外周のアームを表現しようとすると中心部が潰れてしまいますが、眼視だとどちらもよくわかります。(私は写真のように見えるだけでは不満で、写真を超えることが重要です。)
特に中心部の複雑な構造は素晴らしかった。

やる気が無いように思えた田中さんは誰よりも早く土星を45cmで導入して見せてくれました。口径比が5という無理のない鏡なので、安定した良い見え味でした。

写真左端のTAKさんの46cmはコントラストが高く銀河が良く見えました。Jones1という惑星状星雲(ヘッドホーンというニックネームがついていますが、TAKさんは”唇”とおっしゃっていました。確かにふっくらした唇にも見えますね。)がかなりいい感じで見えていました。

昨年ドブソニアンにバネを適用してバランスウェイトを減らしたいとおっしゃっていた小林さんは、宣言通り解決されておりました。
DSCN5680
ドブが鉛直方向からある程度の仰角までは1本のバネが働き、それより低空になると2本目も働きだすというもの。素晴らしいですね。これは皆さんのドブ改善のヒントになると思います。

下の図に示すように仰角毎のドブソニアン鏡筒の頭下げモーメントはサインカーブになりますので、それを剛性の異なる2種類のバネで受ける(数学上の言葉で”2本の直線で近似する”)のはとても理にかなっています。
balance_kobayashi

因みに私のドブは20度以下の天体の観察を捨てていますので1種類のバネで大丈夫です。

tamakiさんもバネを取り入れておられました。
偶然ですが、私が10年以上前に使っていたミードブ(ミード社の25cmドブソニアン)に適用していた方法と同じでした。快適な使い心地のようです。