はい、ご察しの通り、Light Bucket IIは超コンパクトなテーブルトップ・ドブソニアンでした。
下の写真は比較の為にSky&Telescope誌と一緒に撮りました。
当雑誌の表紙の内容と今回紹介するドブとの間に相関はありません。
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上の写真のドブの下にある黄色い箱は主鏡の搬送用。米国Edmund社製の2inch F6、1/4λの球面鏡です。Enhanced Coatも施したので、斜鏡と合わせて送料込み3万円でした。
(20cm重箱ドブの光学系より高い!)

接眼レンズはネットで購入したケルナー12.5mm。価格は1300円。プラスチックなので軽量です。

世間では入門用の5~6cmの屈折望遠鏡が絶賛されていますよね。確かに作りが良くて月のクレーターはめちゃくちゃ見えます。でも星雲・星団は存在が判る程度ですよね。口径比が12もありますしね。

一方、ニュートン式反射は色収差を気にする必要が無いので明るいものを作ることができますが、斜鏡による中央遮蔽が問題となります。
私のドブは私が調べた限り最小の光学用楕円ミラー(カタログ品)を購入しましたが、それでも短径が12.7mmもあります。
負けず嫌いの私はこのハンディがある状態で絶賛されている市販の望遠鏡を凌駕するものを目指しております。

さて、昨夜のFirst Lightでは部屋の厚さが1cm近くある窓ガラス越しに月と近くの恒星を眺めました。
テーブルの上にドブを置き、椅子に座ってコーヒー片手にゆっくりと、、。
月は予想通り細かいクレータ等がよく見えました。ただ、Leicaの8x42よりはシャープさ、コントラストで劣っていましたが、倍率が24倍だったので、双眼鏡より地形の詳細把握が容易でした。
光軸を入念に合わせればもう少しシャープになると思います。

では恒星は??
倍率が低いということもありますが、超安物のプラスチックアイピースを使っているにもかかわらず、視野の端までそこそこ綺麗な星像でした(中心はもちろん問題なし)。

星雲・星団の見え味を確認する為、月から5度しか離れていないM44(プレセぺ星団)を導入してみました。肉眼では1等星がギリギリの空で、双眼鏡を使ってもM44確認にそらし眼が必要の状況下、、。
その時のスケッチがこれ↓
M44
見えた感じに合わせてコントラストを落としています。
月がめちゃめちゃ近いのに8等星が見えており、オレンジ色っぽい星も2つほど確認できました。
射出瞳が2そこそこというのも良かったのかな?

これから架台の製作に入ります。
結構いいアイデアが浮かんでいるので後日紹介しますね。