小口径の反射望遠鏡はを屈折望遠鏡に比べ、製作難度が何倍も上がります。
斜鏡の位置、向きの調整が大変なのです。
位置決めについては以前に紹介しましたので、今回は向きの調整について紹介します。
下の写真のように斜鏡は3本の調整ネジで向きを変えます。
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斜鏡の短径は12.7mmですので支持金具の径はそれよりも小さくする必要があります。ですから直径10mmのバルサ材を使用しました。ネジは直径2mmの小さなものを使っています。
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ネジ頭の見えている3本のネジの押し引きで上の写真に示す斜鏡の向きを調整しますが、ナットを取付けるスペースが無いのでバルサ材にネジより小さな穴をあけて、そこにネジを無理やり押し込みバルサ材の面圧によりネジ位置をキープさせています。
バルサ材は密度が低くて割れやすく、面圧など期待できないのですが、指で思いっきり潰した上で木工用ボンドで表面を固めることにより硬度の向上が可能となり、ネジを適度に締め付けることができました。

昨夜紹介した接眼部は完成しました(一番上の写真参照)。
これについても小口径反射ならでは難しい問題がありますが、これについては後日紹介します。