昨夜は帰宅後すぐに5cmを持って公園に出かけて星空の宝探しを2時間ほどしました。
南向きのベンチに腰掛けて望遠鏡を抱きかかえるスタイルで西~南東の空を狙いました。

機材セットの様子はこれ↓

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スマホの傾斜計を望遠鏡に載せていますので、落とさないよう簡易的なガードを付けており、それによってやや無骨なスタイルとなっています。
赤道儀はiOptronのSkyTrackerで三脚はGitzoのトラベラーですので強烈な浜風にも全く負けませんでした。

まずは金星。
すでに高度が落ちていましたが、107倍でも明るさは衰えず素晴らしい眺め。
ニコン1の手持ちコリメート法で写真を撮りましたが、気流の影響か若干歪んでいますね。でも覗いた時の雰囲気は出ていると思います。

venus

金星の近くの天王星を狙うもベンチに覆いかぶさる木の枝に邪魔され撃沈。

次はM42。トラペジウムが4つ見え、周囲の星雲もしっかり見えています。ただ、ガスの境界は曖昧で形を把握するには至りませんでした。
まあ、2.5等星が肉眼のそらし眼でぎりぎりの空ですからね。

次からしばらく2重星。
オリオン座の3つ星の左端であるζ(Alnitak)は離角が2.4秒の5cmのテスト星。倍率を107倍にして10分ほど見つめているとPA150度くらいのところに達磨のようにやや暗い星がくっついていることを確認できました。完全に分離したとは言い切れませんが、及第点ですね。

そしてAlnitakの南のσ星は空が悪くて4つ目が見えませんでしたが、低倍率では三つの星が集まっている様子が可愛らしかった。

続いて傾斜計導入でいっかくじゅう座βの観察。同高度に同じような明るさ(4等級台)がありましたが、24倍でも星が集まっている感じが判り、107倍で綺麗に分離した3重星が素敵でした。

Winter Albireoことおおいぬ座のh3945はK12.5mmの24倍で美しい姿を堪能。この離角(26秒)って本家Albireoやかみのけ座の24番星やCor Caloli、かに座ιと同じくらいで、20倍くらいが一番美しく見えますね。

昨夜の重星のなかでのお宝はいっかくじゅう座βです。
空が明るく望遠鏡の集光力がしょぼいと色がいま一つ綺麗じゃないので、白く強く光る方がイイんです。

夢中で覗いていると近くの小型犬に吠えられ驚きました。
飼い主は「大丈夫よ〇〇ちゃん」と犬の名前を呼んで落ち着かようとするだけで、詫びの一つもなし。
まるで私が犬を脅かしたような飼い主の態度にムカつきました。まあ、私は確かに怪しいのですが。

次からは星団の観察。
小口径の定番であるM41やM35~M38は置いといて、最初はクリスマスツリーから。
一番明るい15番星も肉眼では見えないので傾斜計導入。
すると見えてきました。ツリーの姿が、、。
45cmだと明るくて迫力があるのですが、5cmでは大変淡い。そらし眼使わないと星があんまり見えないし、、。
でも可愛らしくて良かった。

気を良くして今度はNGC2301。
星団としての光度は6等級程度ですが、個々の星は明るいもので8等級台。
そらし眼で南北に伸びた星の連なりがわかりました。

その近くのM50は明るい星がない為撃沈。
それなら煌びやかな星が多いM47はどうかと筒を向けたら、、。
いいですねえ。これぞ散開星団って感じ。これは都会ではお薦めですね。
近くのM46は全くダメでしたが、、。

じっくり観察していたので、ここまでで2時間が経過。昼間は暖かかったので、薄着で来たため、冷えてきました。
で、最後の天体としてNGC2362を導入。
最も明るい星でも4.4等なので、肉眼では無理でしたが、傾斜計導入し、OR6mmの50倍でじっくり観察すると結構星が見えてみました。まあ花火のようではありませんでしたが、、。

ということで昨夜の散開星団のお宝はM47でした。
今回は南の空が中心でしたが、次回は北天にチャレンジします。