昨夜も公園に出かけ、北の空が見易いベンチに腰掛け5cmでも楽しめる天体探しに勤しみました。
DSC_3529

ベンチはバスケットボールコートの脇にあり、結構明るい上に肉眼でカシオペア座が判らないという最悪のコンディション。
流行りの電視観望ならまだしも、こんな空で5cm望遠鏡で何を観る気か?と言われそうですが、5~6センチの望遠鏡を買った(買ってもらった)けど郊外に出かけられない都会の理系少年少女たちの為に頑張りました。

まずは金星を少し見てからγ And (アルマク)を導入。透明度に加えてシーイングも最低だったので輝きがあんまりありませんでしたが、50倍で美しい2重星を堪能できました。

続いて観望会の人気者であるNGC457 ET星団。
確認できたのは5等星と7等星の明るい眼2つと胴体を構成する星をいくつかのみ。全くETを想像できないし、アフターバーナーを焚いたF-18のようでもありませんでした。空が悪くなければ12x36双眼鏡でも愛らしい姿を捕らえられるのですが、光害があると駄目なんですねえ。

そこからδ CASを導入し、ε CASまで(カシオペアの"M"字の一番右の棒)のCluster Street(私が勝手に命名)を探索。
チャレンジしたのはM103, Tr1, NGC663,654,659。
でもM103で5~6個の星が見えたくらいで、殆ど星が見えませんでした。
散開星団の等級って6~8等級でも、個々の星の多くは9等より暗くて光害地・小口径には厳しいですね。

結構有名な2重星であるη CASは悪くないけど印象的でもないといったところ。
45cmではColor Contrastが美しい多重星のι CASは単独の恒星でした。

二重星団はそこそこの星が観られて可愛らしい。赤っぽい星が目立つのは気のせいかな?

明るい星が多いKemble's Cascadeは淡いけど割と見えました。K12.5mmの視野には収まらないほど広がっていて、一つずつCascade(星の連なり)を確認していくのが面白かったです。

寒くなってきたので締めに明るいM45とペルセウス座α星周りのMel20を導入。M45は小口径、低倍率の収まりが良くて気持ち良かったです。
そしてMel20は倒立像の視野の下方に見慣れた形を発見。からす座の歪な四角形にそっくりでした。下のメモ参照。
DSC_3531
四角形の右上の星がオレンジ色で明るく輝いており、赤羽付けたからすと勝手に命名しました。

北天でのお宝は殆ど無かったのですが、挙げるとすればMel20の明るい星々と地味だけど星がつながっているのが面白いKemble's Cascadeですかね。

お宝探しはまだ続きます。