米国ワシントン州(西海岸でシアトルのある州)は、コロナウィルス感染者が最初に見つかり、3月上旬はもっとも危ない州と言われていました。
しかし3月下旬より当州はウィルス拡散が緩やかになった州の代表として見られるようになっています。

この改善の理由はいろいろありますが、制限事項をわかりやすくしたというのも良かったと思います。
その一つがこれ↓

Do's_and_don'ts
やっていいこと、駄目なことを簡単なイラストで紹介しています。イラスト中、緑色はやってもいいこと。オレンジは駄目なことです。
散歩、ジョギング等一人で行うことはOKですが、団体スポーツは練習であってもダメ。それから結婚式はもちろん、散髪やネイルサロンもダメ。
イラストにはありませんが、他人と一緒に行う趣味もダメだと言われています。
加えて仕事をしても良い業種やその仕事の実行方法もかなり細かく規定してます。

ウィルス拡散防止対策は極めてシンプル、、。
「同居している人以外と関わるな!やむを得ない場合は6フィート(1.8m)以上離れよ」です。
そしてワシントン州民はそれを守っているので、ウィルス拡散が鈍っているようです。

先日も書きましたが、日本は3密ばかり強調しているので、盛り場に集まることのできなくなった人たちが郊外でキャンプしたり近所の公園に"集まって"バスケしたりしています。
最近は自宅近くの公園も、これまで見たことがないほど多くの人たちがバスケ、サッカー、野球で、ウイルスの付着したボール、汗、唾液を交換してます。
キャンプ場も炊事場やトイレ等の共有によってウィルス拡散可能ですよね。
だから3密のみを強調するのは逆効果になる場合があります。

天文の場合、一人で星を観るのは全く問題ないけど、友人と一緒はワシントン州の場合はNG。
まるで一人で観ているかのように数メートル離して機材を設置し、天体の見せ合いなどをしなければ大丈夫でしょうね。(近くに人がいると関わりたくなるので、一人で活動の方がBetterでしょうが)

新年度になり、東京の地下鉄の通勤時間帯(7時~9時)は再び人が増えてきたと聞きました。5~6時台は減っていますが、、。
おそらく在宅勤務がまだできない新人さんたちなんでしょうね。気の毒です。